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95:本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 07:07:43 ID:xe3jpnPFO
道徳かなんかの本に載ってた話。
超うる覚えだから細かな設定は気にしないで欲しい。
ある港町に住む少年は
偶然水をせき止めるボロボロの防波堤に開いた穴から水が漏れているのを発見する。
今にも壊れそうな防波堤、人を呼ぶ時間はない。
街の人を救うために少年は穴を自分の体で塞ぎ防波堤を支えた。
水が浸水していくなか意識が朦朧していく少年。
今穴から出れば助かるかもしれない。
少年は葛藤するが家族を思い浮かべとどまった。
翌日水はもうすっかり退き、防波堤は無事に建っている。
そして防波堤の様子を見に来た街の人間が凍死した少年を発見する。
少年は街を守った安堵で笑顔でいきたえていた。
だが何も知らない町人は
「死ぬまでそんなところで遊ぶとは・・」
と少年の死を滑稽に扱う。
少年の行動は誰にも知られなかったが、
空の上にはいつまでも街を見守っている彼がいるだろう、でエンド。
やりきれねぇ・・
108:本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 10:21:33 ID:AI6c2JH40
>>95
遅レスだがオランダの実話が元になってる話ですね
実話の方は少年も死なないし、記念碑が建ってるくらい英雄だったはず
96:本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 07:13:55 ID:xe3jpnPFO
ちなみにその防波堤っていうのがどういう構造なのか全くわからん。
防波堤っていう言葉じゃなかったような気もする。すいません。
あと道徳じゃなくて宗教誌だったと思う。