471: 本当にあった怖い名無し 2018/03/09(金) 21:49:37.03 ID:MOwj8tRM0
北斗の拳のミスミ老人の話
時は世紀末
飢えた貧しい老人が、何ヵ月も広野や廃墟を捜索し、やっとの思いで「種モミ」という食料を発見する
種モミは穀物の種で、種の段階でも食べることができるが、大地に蒔いて育てれば、いつか大量の穀物を収穫することが可能となるのだ
種モミを自分の村に持ち帰ろうとする老人だったが、モヒカンでお馴染みのならず者たちに襲撃されてしまう
老人は種モミを護ろうと「今日よりも明日(のことを考えて生きなければならない)」と必死に語り、ならず者を説得しようとする
しかし、欲望に忠実であるならず者たちは目先の快楽しか追求しないため、老人の言葉に耳を貸さない
そこへ世紀末救世主のケンシロウが通りすがり、指先一つでならず者たちを懲らしめて追い払った
ケンシロウ「今日よりも明日、か。久々に人間を見た気がする」
ケンシロウは老人を連れて村へと向かう
村人たちは老人が種モミを持ち帰った事に歓喜する
種モミが実れば、もう誰も飢えなくてすむのだ
しかし、1度は尻尾を巻いて逃げた筈のならず者たちが今度は大勢の仲間を引き連れて村を襲撃してきた
なすすべもなく次々と殺されていく村人たち
老人も種モミを持って必死に逃げようとしたが、ならず者の振るった凶器に貫かれてしまう
飛び散る種モミ
老人「明日が……」
倒れた老人は必死に種モミに手を伸ばし涙を流しながら息絶えた
ケンシロウは激怒し、今度は容赦せずならず者たちを皆殺しにした
老人の亡骸を埋葬し墓を立てた後、ケンシロウは老人の墓の上に種モミの種を撒いた
下にあの老人が眠っている。きっと実るだろう。と信じて
472: 本当にあった怖い名無し 2018/03/09(金) 21:51:38.63 ID:MOwj8tRM0
この話で個人的に思うことが、最初にならず者を追い払うのではなく殺していれば後の悲劇は無かったのではないか?ということ
ケンシロウは救世主であって殺人鬼ではないから、むやみやたらに殺戮なんてしないんだけど
だけど、何をするか分からない犯罪者なんて速攻で処刑しても何も問題無いのではないか?
まあ最初の時点のならず者たちの罪状は老人から種モミを奪おうとしていたという「窃盗未遂」程度だけど
476: 本当にあった怖い名無し 2018/03/10(土) 06:51:31.74 ID:70ekyI8Z0
>>472
死ぬ間際に「これを育ててくれ」と託されたのに
種モミを老人の墓に撒いて去ったケンシロウもおかしい
ちゃんと整えられた環境で育てないと実るはずがない
477: 本当にあった怖い名無し 2018/03/10(土) 08:09:52.20 ID:FYwZnppn0
それたまに言われてるよな
修行に明け暮れてた拳法バカ一代の脳筋だからしゃーない
479: 本当にあった怖い名無し 2018/03/10(土) 08:49:49.48 ID:veEWdHDW0
>>477
ケンシロウが稲作に明るくないのと同様、もしヒャッハー達が種籾をゲットしても籾すりや精米が出来なさそう
俺も出来ない
480: 本当にあった怖い名無し 2018/03/10(土) 00:11:45.22 ID:XXWSEqwU0
ケンシロウにそこまで求めるなよ
バガボンドみたいに途中から農業始まったらどうする