後味の悪い話

【後味の悪い話】清涼院流水「ジョーカー」

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10:本当にあった怖い名無し:2007/06/27(水) 00:50:51 ID:j3crheTU0
清涼院流水のジョーカーという小説が後味が悪い。
中身がどうの、って言うより「推理小説」の体裁として後味が悪い。

掻い摘んで説明すれば、
幻影城と言う屋敷で推理作家や探偵が
集まっていたがそこで謎の連続殺人事件が起きる。

犯人は芸術家(アーティスト)と名乗り、
推理作家が決めた「推理小説の構成30か条」を網羅する殺人を繰り返す。
例えば密室、アリバイ、暗号、ダイイングメッセージ、
連続殺人、遠隔殺人、装飾殺人、見立て殺人、死体交換、殺人予告状などから、
作中作、意外な犯人、意外な動機、ミッシングリンク、
結末の逆転劇等を全うするための殺人事件を起こす。

そして最後ではお約束通り犯人が指摘されるが、
それが二転三転どころか、四転五転もする。
○○氏は実は真犯人に罪を着せらていた、罪を着せたのは、××氏だ。
しかし彼は実行犯ではない。

実行犯は△△氏だ。だが彼も実は真犯人に操られていただけに過ぎない・・・
とかどんどん犯人が入れ替わる。
途中では実は「紫式部(本当に歴史上の人物の)が
この殺人事件の計画者」という結論にたどり着くも、さらにまだ真犯人が入れ替わり、
最後はある暗号を解くことで犯人は解ります。という終わり方で小説は終わっている。
「しんはんにんは○○○○○○○である」
その○を埋める言葉は

だれでもいいの

12: 本当にあった怖い名無し:2007/06/27(水) 01:29:37 ID:OBeKF4sG0
>>10
読者が後味悪いってやつだな

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