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104:本当にあった怖い名無し:2006/03/23(木) 12:21:37 ID:gZfk6rEg0
実際に読んだわけではないが、どっかであらすじだけだけ読んで鬱になった。
名前と生徒の人数で元ネタはわかると思う
海野つなみの「世界の終わりに君を思う」
高校生36人が集団心中した。場所は彼らの母校である地元の中学校。
時間は遡り、中学校の卒業式後になる。
とても仲のいいクラスメート36人は担任の浅野を慕っていた。
しかし彼は教師を辞めてしまうらしい。生徒に甘い担任を嫌った
やたら厳しい学年主任の吉良がしょっちゅういびっていたせいではないかと生徒たちは憤る。
生徒が悪さをするたび追いかけてこらしめてくる吉良。
生徒たちは神社の息子に、もう二度と追いかけてこないよう呪いをかけろと言う。
生徒たちの間ではチキ様という呪いの遊びが流行っていた。
呪いなんてかけられっかよと思いつつ、ノリでまじないを唱える神社の息子。
そこに浅野がやってきた。咄嗟に生徒たちは受験合格祈願だと嘘をついた。
それを信じた浅野はいっしょに祈ると帰っていった。
卒業してからしばらく、吉良が事故にあい足を怪我した。
偶然とは思えず、呪いが本当に効いてしまったのかと皆驚く。
卒業の時にクラスで植えた記念樹が落雷で真っ二つになった。
呪いの代償として祟りがあったのではと思い、神社の息子にお払いをしてもらう。
そこに、田舎に帰っていた浅野が死亡したとの報せが入った。
理由を知らなくてもいっしょに祈ったから、
祟りにあったのではと葬式の後に生徒たちは口々に言う。
お払いは効かなかった。次に死ぬのは誰だろう?
疑心暗鬼になった生徒たちは、高校生活にも支障をきたし出した。
一人ずつ死んで、自分の死がくる番を恐れるぐらいならと出された結論は
元クラスメート全員での心中。
一人は「俺は死なないお前らで勝手にやれ」と拒絶した。
105:本当にあった怖い名無し:2006/03/23(木) 12:22:59 ID:gZfk6rEg0
一人を除いて母校に集まった35人。
神社の息子は、俺のせいでごめんと皆に謝る。
皆呪いを気にしてもうボロボロの生活送っていたので死んでも悔いはないという。
神社の息子の恋人は、神社の息子となら死んだっていいよと微笑む。
35人は最後のまじないを唱えた後に屋上から手をつないで飛び降りた。
実は気になってやって来ていた一人。「あいつらまじでやっちゃったよ」と言いながら
手すりに身を乗り出して下を見ているうち、震えのせいで落下してあぼん
再び時間は卒業式の日に戻る。
会話する浅野と吉良。浅野が教師を辞めるのは病気療養のためだった。
何故か吉良のせいという事になっていて、浅野はそれを謝る。
「いつだって生徒指導は憎まれ役ですから」と吉良はベテランらしく答える。
そんで最後に事件の一年前に遡る。
神社の息子が恋人に告白して終わり。
結局全部偶然っぽいのが…