後味の悪い話

【後味の悪い話】ギャグ漫画「しをちゃんとぼく」

135: 本当にあった怖い名無し (ワッチョイW aba5-MFHA) 2018/05/09(水) 01:12:50.71 ID:vbidvy2z0

ラストで後味が悪くなったと言えば「しをちゃんとぼく」という漫画

主人公の少年が不老不死の「しをちゃん」と出逢うところから始まるコメディ
不老不死である事で危機感や常識が欠落し長く生きているせいで記憶も不安定で平気で首がもげたりするちょっとグロテスクなギャグが基本

出生も原理も不明で作中で「デタラメに不死」と称されるほど何をやっても死なないしをちゃん
死ぬ事を「死ランド」と遊園地に例え自分だけがそのチケットを持っていないと嘆くくらい死に憧れを持っていた彼だったが
最終回、ついに人類が滅びて地球が崩壊してもしをちゃんは未だに生きて宇宙空間を漂っていた
その後も宇宙人に捕獲されたりと色々あったようだがそれも簡単な回想が挟まれて終わり
宇宙も寿命を迎えていく中でしをちゃんは過去を思い返したりもしていたが、昔の事なのでどんどん記憶は消えていく
そして宇宙が終焉の時を迎えた時、しをちゃんの記憶には一つだけが残っていた
それは「過去」の自分からのメッセージのような物
しをちゃんは「今までの宇宙を記憶を全て失って繰り返す」か「終わりにする(しをちゃんも終われる=死ねる)」か選べるのだという
ずっと死を望んできたしをちゃんだったが、しをちゃんは繰り返す事を選んだ。これまでの自分もそうしてきたとメッセージは言った
そして地球創世期の海を歩くしをちゃんに始まり、最後は主人公と出逢った場面(一話の別視点)で終わった

唐突に終わったという事もあるけど、死に憧れていたしをちゃんが概念的というか宇宙の装置みたいな存在であり
結局は死ぬ事が出来ないという結論を見せられるのが少し後味が悪いというか、いっそ「これからもしをちゃんの不死ギャグ生活は続く」みたいな終わり方の方が良かったなと感じた

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