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798:本当にあった怖い名無し:2014/02/17(月) 15:08:20.52 ID:Q6XIYuMl0
BJと言えばかなりうろ覚えなんだが
新幹線が開通して騒音やら何やらでイライラした男が新幹線に向かって石を投げると
走ってる新幹線が石を弾き飛ばしてアパートの中に居た男の妻(臨月?)に当たって妻が重傷
妻の手術はBJがする事になって「なぁに治療費は新幹線関係者からがっぽり取ってやるさ」と
一見良い話なんだがそもそも男が石を投げたのが悪いんだし
妻も男もBJも男が石を投げた石だとは知らないし
でも男がイライラして石を投げたのは新幹線のせいだし・・・と読んだ後凄いモヤモヤした
823:本当にあった怖い名無し:2014/02/18(火) 00:43:53.08 ID:Wa9QPenW0
>>798
BJって世相ゆえか大気汚染や水質汚染や騒音のような公害問題扱った話結構あるけれど、大体どれも後味悪いよね
それで思い出したBJのエピソードが飛行機の騒音に悩まされている人の話
飛行機の騒音でノイローゼになって、何度も病院に担ぎ込まれている人が、今度は熱湯を耳にぶっかけて両方つぶしてしまう
何故か119番がつながらないので、村の人たちが医者を探すとたまたま村にいたBJと遭遇
BJは「私が治せば二度とそんな心配はなくなる」と言って自宅へ患者を運んで手術
数日たって見舞に来た村人たちが、またノイローゼにならないかと心配するとBJは「ノイローゼにはならん」と断言
そこで音を鳴らして、徐々に大きくしていって聞かせる実験を始める
すると音量が100ホーン(あまりに大きい音に村人はアッチョンブリケの顔)を超えたあたりで、何も聞こえなくなったという患者
BJが施した手術は、あまりに大きな音を感じ取ると鼓膜が外れて音が聞こえなくなるようにするというものだった
数日後、手術料は騒音公害の元凶である空港財団からとろうと電話したBJだが、しばらくしてきたのはあの患者
患者は「もう一度手術をして鼓膜を普通のものにしてほしい」と言い出す
村人たちは騒音公害と戦っている、それなのに自分一人だけ聞こえないというのは納得できない、
だが村人全員に手術などできる訳がない、解決するには結局騒音の源の排除しかない、という患者
そこに空港財団の理事長が来て、「騒音反対派にかたっぱしからあの手術をしたいからうちの嘱託医に手術法を教えてほしい」と言う
BJは理事長を追い返すと、自棄になったような表情で「さっさと手術室にはいんな」と告げる
「自分だけがいい目を見る訳にはいかない」っていう患者の心情は理解できなくもないけど、根本となる騒音の排除にはまだまだほど遠いし、
ノイローゼの発作でこの患者は死にかねない(手術の時は内耳まで火傷して、一気に片づけないと感染症の恐れがあったのでマジで危なかった)
って考えるとなあ…
802:本当にあった怖い名無し:2014/02/17(月) 15:26:12.22 ID:TQjVFqgb0
そのBJ原作電子書籍で買って読んだら
国鉄の判断で手術中だけ新幹線止める→手術成功
男「な・・・先生、国鉄もちょいとアジなことをするじゃねえか!!へへ」
BJ「バカやろう!そんなことより国鉄からゴッテリ見舞い金をふんだくることを考えろ」
男「もしとれなかったら・・・?」
BJ「百年かかっても取る方法を考えろ
私は私のオペを妨害したやつを・・・決して許さないタチだ」
終
後味が悪かったな、すまん