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※ネタバレ注意
小説「リング」
657: 本当にあった怖い名無し2020/09/13(日) 18:21:11.90ID:dzp+u5VA0
リングもリングで後味悪いよな。まとめるとこんな感じ?
観ると7日後に死ぬ呪いのビデオがありました。主人公の知人がそのビデオを観てしまいます
二人は呪いを解くために呪いの根源である貞子の遺体井戸の底からを見つけ出して供養します
これで呪いは解けたかと思いきや、知人は呪いで死にます。呪いを解く方法は別にありました
おわおわり
659: 本当にあった怖い名無し2020/09/13(日) 21:47:43.44ID:uu4+oQaK0
>>657
あれは呪いのビデオの設定が楽しい
「死にたくなければ、○○しろよ」
の○○部分が、別の番組で上書きしちゃっててわからないという
660: 本当にあった怖い名無し2020/09/14(月) 02:16:38.79ID:OEdokr6e0
>>659
結局どうやって分かったの?
自分もリングは映画観たけど子供の頃だったから忘れた
661: 本当にあった怖い名無し2020/09/14(月) 07:45:14.38ID:+8CRGP5h0
>>660
知人が死んだあと、主人公は自分が生きているので
自分がした事と知人がした事の違いは何だろうと考えた
自分がして知人がしなかった事と言えば、「ビデオをダビングして人に見せる行為」
呪いの元になった故人は主人公と知人の努力で成仏できたかもしれないしできなかったかもしれない
しかし仮にできていたとしても、もう呪いは故人から独立して暴走していたため消えなかった
おそらく呪いそのものを完全に浄化する方法はもうないが、
ビデオを見てしまった各人が死から逃れる事自体は可能、それが他の人にビデオを見せて押し付ける事
だが本当に怖いのはある意味最後の結末かもしれない(以下ネタバレ)
主人公の幼い娘がビデオを見てしまったので主人公は娘の命を救うため
故郷の両親に電話して「娘と一緒に見てほしいビデオがある」…つまり親を犠牲にする事にしたのだ
他の友人知人では「自分が見せる」事はできても「娘が見せる」のは難しいと思ったのかもだが
662: 本当にあった怖い名無し2020/09/14(月) 08:25:36.06ID:GiiEOpzs0
なんでそういう呪いになったのかっていうのが映画ではほぼ説明ないんだよね
まあ尺的にしかたなかったと思うし、ホラー映画としてうまくまとめてるけどね
663: 本当にあった怖い名無し2020/09/14(月) 13:38:42.89ID:S05ohH5k0
原作では、主人公の両親は事情を知って、
孫を助けるため納得してビデオ観てるけど
映画版は主人公、親に事情を説明してないっぽい
終わり方するのが後味悪いよね
664: 本当にあった怖い名無し2020/09/14(月) 13:56:36.76ID:6853m8YN0
りゅうじ(真田広之)の人間性あたりも描かれてないのは残念
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リングシリーズ
681: 「リング」三部作1/2:2008/09/28(日) 12:04:56 ID:Q3kWKz1R0
その手のジャンルシフトオチの走りは、「リング」「らせん」「ループ」の三部作かな?
「リング」は映画にもなった有名なホラー小説。
呪いのビデオを観ると、一週間後に死が訪れる。
偶然にその呪いのビデオを観てしまったジャーナリストが、死の呪いを回避するために奔走する話。
友人の学者に相談したら、「オレにもそのビデオを見せろ」と言ってきたので、
ダビングしたビデオを見せて協力を仰ぐ。
様々な調査をしている間に、同居の妻子が偶然残されていたビデオを観てしまう。
自分が生き残るために、なによりも息子を生かすために、友人学者の協力を得つつ
必死にビデオの由来の調査をすすめ、ついに、そのビデオが貞子という
超能力者の女の死後の怨念が念写したものであるということを突き止める。
貞子の白骨遺体を見つけ出したジャーナリストは、一週間を経過しても死なず、
貞子が成仏したために呪いを回避できたとホッと胸をなでおろした。
しかし、その後、友人学者の遺体が見つかる。
「呪いは解けたはずじゃなかったのか?!このままでは息子が...!」とパニックになるジャーナリスト。
結局、死ななかった自分と死んだ友人学者の違いから「呪いを回避する
ためには、ダビングをして呪いのビデオを増殖させ、それぞれ別の人間に
見せなければいけない」というこに思い至り、ビデオデッキとダビング用
ビデオテープと妻子を自動車に乗せ、実家の老いた両親の元へ走らせるシーンでEND
...ここまでが「リング」。
まあ、息子のために両親を犠牲にするのか、とか、その後この呪いの回避法が
広まったらどんどん呪いのビデオが増殖しちゃうじゃん、とか、良い感じの後味の
悪さのある良作ホラーだと思ってて、期待をしながら続編の「らせん」に手を伸ばした。
682: 「リング」三部作2/2:2008/09/28(日) 12:05:21 ID:Q3kWKz1R0
この先はあまりに酷いジャンルシフトだったので、ストーリーを詳細に覚えていないのだが、
「らせん」は、友人学者の解剖をした監察医が主人公。
友人学者の死因は、何らかの原因で心臓の近くの血管に肉腫ができて血管を詰まらせた
ことによる心不全だった。
その後、ジャーナリストの妻子が呪いで死んでいることが提示され、前作のエンディングで
提示された「呪いの回避法」が間違っているとされる。
なんと、呪いの正体は新種のウイルスで、ビデオを観た人間の「網膜から、体内に入り込み」感染し、
一週間で心臓近くの動脈に肉腫を発生させて血流を止めてしまうからだった。
...って、実体を持つウイルスが、何でウイルスの実体を持たないビデオの映像から感染できるんだよ!
超能力のある世界とはいえ、それは酷いだろう?!とツッコミつつ、怖いもの見たさで「ループ」を手に取ると。
実は、「リング」「らせん」の話は、「数十万個の巨大コンピュータを使って、
電子世界に架空の世界をプログラムし、生命の進化と可能性をシミュレーションする
プロジェクト」の仮想世界の中のお話しでした。
なんだってー?!orz
前作を気に入った人に対して「うっそぴょーん!」とケツを叩いてみせるような真似を
2連続でやっちゃう作者のメンタリティが、とっても後味悪かったというお話。
687: 本当にあった怖い名無し:2008/09/28(日) 13:16:26 ID:nWzg0iIw0
>>682
ワラタ
つまりウイルスはこれまでの接触感染などによるウイルスではなく
可視感染するように感染経路を変えた、コンピュータウイルスだったのか
689: 本当にあった怖い名無し:2008/09/28(日) 13:29:03 ID:DI+quVYi0
>>682
「ループ」で実は三部作ひっくるめて夢オチでしたー!ってなったってこと?
696: 681:2008/09/28(日) 16:18:48 ID:Q3kWKz1R0
>>689
3作目の「ループ」は、仮想世界の外の世界の話なんだよ。
だから、3作目で「1作目と2作目は夢オチでしたー!」って感じ?
「その仮想世界の貞子が、仮想世界の外に影響を与えてどうのこうの」と
いうのが3作目のストーリーなんだが、そんなものどうでもよくなるくらいの
がっかりインパクトだった。
最初から外の世界の話を複線として入れつつ3部作を1つのタイトルの
1つの作品として出していたら、まあまあのSFとして楽しめたと思うんだがなあ。
699: 本当にあった怖い名無し:2008/09/28(日) 16:55:25 ID:pYFj8K/z0
>>696
しかも1、2の舞台の仮想世界は、貞子ウィルスにより滅んでる(貞子しかいなくなってる)
かなんかなんだよね。
すごい徒労感。