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131:本当にあった怖い名無し:2012/12/13(木) 10:21:23.01 ID:JMzLZub/0
ウォルフガング・ペーターゼン監督の映画「Uボート」①
鑑長はドイツ人だがナチス党員ではなく、昔気質の男。
ヒトラーの台頭を苦々しく思っている。部下の信望も厚い。
出撃命令が出て、ドイツのキール
港から、ジブラルタル海峡を経てフランスへ向かう。
潜水艦(Uボート)の船内は劣悪な環境だ。暗く狭く、湿っぽい。
連合軍は既にソナーを開発・所持しており、Uボートのエンジン音は勿論、
艦内の些細な生活音さえも感知され、攻撃を受ける危険性がある。
乗組員はコトリとも物音を立てられず、息を殺して敵艦が行き過ぎるのを待つ。
極限の緊張状態が果てしなく続く中、精神に異常をきたす乗組員も出てくる有り様。
艦内の志気低下を案じた艦長は、一瞬その乗組員を射殺すべきか、迷う。
132:本当にあった怖い名無し:2012/12/13(木) 10:42:03.21 ID:JMzLZub/0
Uボート② つづき
その後も様々な困難に直面するがその都度艦長の指揮のもと、苦労しながら乗り越えていく。
戦闘を重ねながら航行を続けるうち、館長と乗組員の間には
強い信頼関係と絆が生まれていった。
緊張のあまり精神を病んでいた乗組員も、いつしか戦士としての自覚が生まれ、
かけがえのない部下となって働けるようになっていく。
ようやく艦は、目的地であるドイツ占領下フランス・ラ・ロシェルの軍港に到着する。
出撃したUボートが、目的地に無事到着する例は稀だ。そのくらい危険な任務なのだ。
艦長以下全乗組員を包む、栄光と歓喜!彼らは英雄だ!
狭い艦内から開放され、光を浴び地に足を着ける安堵。
その時遠方から、かすかな飛行機のエンジン音が聞こえて来たかと思うと、
敵機が姿を現し、長い航海を成し遂げた英雄たちを機銃掃射で一人残らずなぎ倒していった。
ほんの数分後、そこにはもう誰もいなくなった。
135:本当にあった怖い名無し:2012/12/13(木) 11:59:06.04 ID:oAHmglkzP
>>132
邦画でも、モノクロ版の「ひめゆりの塔」なんかは凄かったな。
ラストで登場人物全部射殺されて、「完」の文字がインポーズされる結末に
初見当時、リアルで( ゚д゚)となった。
174:本当にあった怖い名無し:2012/12/15(土) 08:18:11.81 ID:q7QDGV/N0
>>132
最後ちょっと違う? 全員上陸してやられたんじゃなくて、
主人公と艦長が陸上から最後に見たのが、
空襲でやられ歴戦のUボートが、自軍の港で乗員を乗せたまま沈没していく光景だった……じゃなかったかな
197:本当にあった怖い名無し:2012/12/16(日) 20:59:04.17 ID:u5zwVnqr0
>>174
情報担当の青年将校(金髪イケメン)が艦に同乗してて、彼の目線で描かれるんだよね。
彼は最後も生き残って見届ける。