後味の悪い話 その180
203: 1/2 2019/11/03(日) 00:36:37.86ID:6vx0esaX0
15年くらい前に創作小説サイトで読んだSF短編
女性キャラクターばかり出てくるが筆者は男性
地上に別荘や仕事場や研究所を建てるぐらいの感覚で、宇宙に
別荘や仕事場や研究用途の宇宙ステーションを気軽に持てるようになった時代
ある研究者一家が、自前のステーションで研究を続けていた
一家の主である母だけは地球にとどまっており、宇宙にいるのはみな娘達だ
長女から四女までみな同じ研究に従事し、個性の違いはあっても仲良く
していたが、研究が進むと人手が足りなくなってきた
かといって他人を入れたくないので娘達は母に新しい姉妹をお願いした
母は早速DNAをコーディネートし成長促進剤を与えて赤子を作って送った
だがDNAに異常があったのか、この幼い五女を見て姉達はショックを受ける
どうやら腫瘍らしいものが一目見てもわかるほど体外へ飛び出しているのだ
次女は切除手術を提案するが、設備が不十分だという理由で長女が却下
抗がん剤と正常な細胞のみ急速に育つ成長促進剤で様子を見る事にした
204: 2/2 2019/11/03(日) 00:37:21.70ID:6vx0esaX0
数ヶ月で通常の10年分くらい成長し、英才教育で学者に育っていく五女
病気の事もあって可哀想だと思う三女と四女には特に可愛がられて育つ
しかし次女は何故かこの五女が気に入らないらしく邪険にしていた
長女は妹達が喧嘩になるたび仲裁し、その不満を母に通信で愚痴る日々
五女はびっくりするほど胸が育たなかったが、背はすごく伸びた
それどころかある日、すさまじい腕力で三女に襲いかかった
どうやってか腫瘍の部位を高々と持ち上げて獣のように興奮するそいつを
ついに次女は護身用の銃で撃ち殺し、姉妹もそれに納得するしかなかった
母の話では、今回使ったDNAは太古に滅亡した“男”という種族のものらしい
長女は母の研究成果にあきれ、やっぱり母や祖母のDNAで作る妹を望んだ
念のためにもう一度書くが、筆者は男性である
女性目線での男性蔑視小説ではなく、男性目線での後味の悪い話だ
だが前者ととった奴が凸したのか、数ヶ月後にはそのサイトは消えていた
205: 本当にあった怖い名無し 2019/11/03(日) 01:46:12.99ID:kLUPzJ7b0
>>204
腫瘍ってチソチソのことか
209: 本当にあった怖い名無し 2019/11/03(日) 08:46:29.32ID:rBi41kmR0
>>203の書き方が上手くて惚れ惚れする