※スレ主がカカシ村で体験した怪談を元に、皆で現地を探索しに行くスレです。
※もともとは8スレ以上ある長編ですが、ここでは読みやすいように4スレほどに省略して掲載。
過疎化地域で起きた実話を話していく スレその1
1のカカシ村での体験談
昔の話だけど、特定とか詮索はあまりしないでくれよ。まあその前に、興味なんてわかんやろ
時は2005年、ワイは当時小学生やった。
辺りは山々に囲まれた田舎町で、
人の数よりも野生の動物の方が見る機会が多くあった。町から1番近いお店でも、車で片道1時間くらいの所に、マルナカという小さなスーパーがあるくらいであって、村の人間達にとって、唯一の顔を合わせて話す場としても活用されていた。
そんなある日、
自宅から徒歩15分くらいの場所に、
突然コンビニができた。
町人達にとっては、都会の店がやってきたんや、と大騒ぎになって皆こぞって足を運ばせていた。
当時のワイもビックリしてたし、
何より家族で買い物を行くのが凄く楽しかった。夜中に父の運転で、軽トラを走らせて真っ暗な夜道に、似つかない灯りを見て心を震わされた。
今ではあまり驚かないが、
普通に24時間開いてるってすげー、やべー、って感じで、個人的にはディズニーランドに来た感じやったん覚えてる。
コンビニがオープンしてから2年の月日がたったある日、ワイは小学六年生になっていた。高齢化が進んだ町、子供の数は俺を含めて3人やった。
田舎特有のあるあるかもしれないが、
田舎者は新しいものにはすぐに飛びつくが、一気に熱が冷めやすい傾向をしている。
コンビニも例外ではなかった。
開店当初はあれだけお客で活気あった店も
今では、1日10人が来店するほどの閑散とした賑わいやった。俺も全くと言っていい程、行くことはなかった。
夏の暑い時期がやってきた。
唯一の友達であり、過疎化地域の中で数少ない子供の中の1人、友人Kが川で溺死体として発見された。歳は俺の2つ上だ。
田舎町だからテレビのニュースにもならないし、新聞の記事にすら載らなかった。
死んだ話は、父親に聞かされた。
といった感じで、噂が広まっていき、町の人間達に情報が伝播されていった。
当時の俺は、
友人Kの死を酷く悲しんだ。
毎日のように、黄昏時になると
友人Kの遺体が見つかった河川に行き、
道端で摘んだタンポポの花を添えて帰るという日々を送っていた。
そんなある日、
いつものようにタンポポを摘み終え、
河川に向かっていると、もう1人の友人A(確か俺の5、6個上の歳)が、河川に向かって手を合わせているのが見えた。
俺はおもむろに近付き、神妙な面持ちで話しかけた。
「K死んだんやな」
友人Aは俺の言葉に、体をビクつかせ
オドオドとしながら
「何でお前は生きてるんや?」
と顔面蒼白になりながら聞いてきた。
それから額から異常に垂れる汗を拭いながら、俺の服を力強く引っ張り、近くの雑木林の影へと誘導していった。
「お前、カカシみたんか?」
友人Aはビクビクしながら、辺りの様子を気にするかのようにしてキョロキョロとしながら聞いてきた。
俺はその問いについては、知らん、と一言だけ呟いた。
「ほなはよ逃げえ!もうこの町はあかん」
Aは泣きながらそう言った。
17歳くらいのAの必死な顔に驚いた。
というか大人が泣くんや、と呑気な事を考えていた。(※当時の俺からしたら高校生は大人に見えていた)
そこは敷地内いっぱいに案山子が置かれていた。軽く数十体は超えている。
ベンチに座って談笑を交えている風に模した案山子や、誰もが知っている有名人とかに模した案山子などもいた。今覚えているので、小泉総理とかいた記憶。
その家の中では、おばあさんたちが案山子を作っていた。静かに、黙々と作業をし、1人のおばあさんが俺の顔を一瞥すると、ニコっと笑ってみせ、俺も咄嗟に笑い返した。
どうして父と母は、俺をここに連れてきたのか謎だった。
すると奥の部屋から、背中の曲がった老婆が出てきた。老婆は、ほぁあほぅほぃ、と訳のわからん言葉を発して、父と母の手を握りながら、俺を見て、「ありゃま可愛いやんけぇ」と微笑しながら口走った。
父は俺の肩を触ると、外で遊んで来なさい、と促した。俺は言われるがまま外に出て案山子達を眺めていた。
色々な案山子を見ていて面白かった。自分の好きな戦隊者のヒーローに似た案山子も存在したし、ゴジラやガメラみたいなのもいた。その中、一際小さな案山子がいた。小さいと言っても、俺の背丈とあまり変わらない案山子だ。よく見ると、何処か見覚えがあった。
記憶の片隅に忘れそうになっていた。
僅かな記憶を頼りに答えを導き出そうとしていた。
するとハッと、血の気が引いていく感覚を、自身の体で初体験した。
その自身と背丈の変わらぬ案山子は、
紛れもなく、友人Kであった。
何故、分かったのかと言うと、溺死した際に着ていた服装、いつも被っていた阪神タイガースの帽子、そして何より胸元についていた名札には、友人Kの名前がカタカナで表記されていたからだ。
俺はすぐさま、父と母を呼びにいった。
靴を脱がずに、ズカズカと居間に入っていき母の腕を握りしめて案山子の元へと連れて行った。
すると母は、案山子を見るや否や
わぁ~凄い!、と甲高い声で嬉しそうに叫んだ。続けて父が近寄って来て、俺と母の肩を優しく鷲掴みすると、案山子に向かって、「本当だ凄いねK君そっくりだ」、と言い父と母が笑い始めた。
K君の家族から衣類を譲ってもらった、と話だしどうせなら案山子を作ろうか、という話になった、、と老婆は話しだした。
続けて、老婆は「案山子には魂が宿る」、と興奮気味に喋りだし、俺の頭を奇妙に撫で回し、「K君はここにいるよ」と案山子の手を握りだした。
そんなこんなで、
長く短い夏休みが終わり、秋を迎えようとする頃、俺は自宅で昼寝をしていた。
気付けば夜になり、真っ暗な室内の中、扇風機の稼働する音だけが無慈悲に木霊していた。もったいねー、とか思いながら電源を切ると、辺りは一変し、鈴虫の音や、動物たちの野山を駆け巡る草切り音などが聞こえていた。
俺は部屋の灯りをつけた。
しかし部屋には誰もいない。夜20時半頃。
和室、便所、リビング、トイレ、キッチン、二階の寝室、そして庭。
しかし誰もいない。
俺は仕方なく腹を空かしながらも
父と母の帰りを待つことにしながら、
もう一度ウトウトとしながら眠りについた。
それから1時間くらい、
父の軽トラの音がして目を覚ました。
帰ってきた!、と思い玄関に近付くと
誰も入ってこない。
そこで俺は、「ご飯まだ~?」、と玄関を開けて聞いて見るが、誰もいなかった。
しかし駐車場には雑に止められた軽トラがあった、俺はダルそうな体を動かしてサンダルを履き、軽トラへと近付いた。
軽トラのフロントガラスから中の様子が微かに見え隠れしている、2人、父と母だ、と俺は駆け足で近寄ると、その運転席と助手席には、案山子が二体乗っていた。
俺はあまりの怖さに尻もちをついた。
慌てて自宅へと避難しようとするも、
自宅の鍵が閉まっている。
裏口や窓、ありとあらゆる入口となる部分を調べても何故か全て開かない。
どうしたらいい、そう思っている内に、
何かが、バッ!と閉まる音がした。
音が聞こえた方を見ると、そこにはさっきの案山子が二体、車から降りて仁王立ちしている。
俺はあまりの怖さに、再度尻もちを付きそうになりながら、玄関近くに立てかけてある自転車に跨り、案山子から逃げた。
何度も後ろを振り向きながら、案山子が追ってきてないか、と確認しながらとにかく立ちこぎして走り抜けた。
山を駆け下りていく途中、何者かの視線を強く感じた。ケモノだ。獣だと思いたい。
そのまま勢いよく走り続け、もう追っては来てないだろ、と後ろを振り向くと何もいなかった。暗すぎて何も見えていなかっただけかもしれんが。
俺は安堵の溜息を吐きながら、暗闇に光るある場所が目についた。
二年前に、突如オープンしたコンビニだ。
俺は、その中へ駆け込むようにして入店した。
案の定、中はお客の姿もなくガランとしていた。節電対策という張り紙があちこちの壁に貼られていた。その為か、天井の灯りは薄暗く、所々付いたり消えたりと繰り返していた。俺は喉が乾いていた。とりあえずお茶を買うことにした。1番安い緑茶を手に取り、カウンターへ持っていくと、店員が中々現れては来なかった。
俺は隣人を呼ぶかのような言葉で
「ごめんくださーい」、と小さな声で呟いた。
しかし返事もない。人影も現れない。
留守なのかな?、俺はそう思いコンビニを後にしようとすると、奥の部屋から、何やらガサガサと音が聞こえてきた。
それらの音は一定の感覚でリズムを奏でていた。
ガサガサ、ジュー、ザッザッ、
ガサガサ、ジュー、ザッザッザ。
そして何やらいい匂いもしてきた。
俺はその時、初めてコンビニには揚げ物が売ってある事を知った。
もう一度呼んでみた。次は大きな声で。
「ごめんくださーい!」
すると奥の部屋から
「はーい、今行きまーす!!」、と
若い女の人の声が聞こえてきた。
その声を聞いた俺は、
財布から小銭を探した。
緑茶は88円。十円玉4枚と五十円玉を1枚、ゴソゴソと不器用に掌に取り出し、店員の手へと渡そうとした瞬間、俺は背筋が凍った。
店員の手は、太い木の枝に軍手を履いていただけであった。俺は恐る恐る、店員の顔を覗き込むと、そこには案山子が立っていた。
俺は悲鳴をあげながら、
店を急いで出ると、
駐車場一面に数百体にも及ぶ案山子が、仁王立ちして俺を待ち構えていた。
俺は号泣しながら、父と母の名前を叫んだ。しかし誰も助けにはこない。
俺は、無数の案山子の群れに担がれ、何処かへ連れて行かれてしまった。
そこから記憶がない。
気付いた時、俺は川から打ち上げられた砂利の上で目覚めた。すっかり夜は明け、朝日が山々の稜線から垣間見える。
ずぶ濡れになっていた体が、秋風によって更に寒さを感じた。
すると俺の手を握りしめて、横で寝ている物体に気付いた。
それは友人Aを模した案山子であった。
おしまい。
友人A、Kは同じ死因、溺死体として発見される
その後、両親は蒸発。
そして俺は国の援助を借りて、
今まで努力し続け、立派なニートになりやした。
ここまで読んでくれた人ありがとう。
あんまり調べないでね。
四国 カカシ、で調べたらすぐに出るよ。
これ以上は言えない
四国 カカシ だと徳島の女性が大量にカカシ作ってるって記事しか出ないけどこれ紹介したかったってことでええんか?
アレは滅茶苦茶怖かった
カカシ村にインスパイアされた創作ってことだと思うけど面白かったです
何より謎が多い
気になる点をざっくりまとめると
・【四国にある過疎化地域】
(おそらく徳島県三好という場所)
この場所にはカカシの里と呼ばれる限界集落が存在していて、怪奇現象も多数報告があるらしい。近くには大歩危小歩危という場所も存在し、妖怪の町としても有名。代表妖怪は子泣き爺
・【何故か報道されない溺死事件】
普通ならすぐにニュースで問題になるはずたけど、何故か報道されない。
もしくは自治体や警察ぐるみで事件を揉み消しているのかも知れない。そういう話は、昔の日本ではよくあったが00年代ってどうなんだろ。詳しく知ってる人いないかな
・【次々に相次いで狙われる子供達】
過疎化地域でありながら、少子化は避けたいはずだがどうしてわざわざ子供を狙うのか?金絡みの問題だろうか?それともわざと限界集落に仕立てようと企む一部の層による狙いなのか
・【1日10人程度の来客で潰れない店】
これも普通に考えたら可笑しいよね。バックに強力な資金を握る存在がいなければ無理だよね。もしくはイッチが夜中に来店したコンビニは、すでに潰れていて恐怖のあまり幻覚を見ていたのではないか
夜のカカシが怖いだけ
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徳島住みの>>62(ID:Eiyyju+m0)が凸へ
徳島県川内市という場所から出発します。所持金は4600円、ガソ満タン、ちっこい懐中電灯。需要がないと思うが逐一報告していきます。
今、徳島県国府という場所にいます。辺りはもう既に暗いです。コンビニくらいしか明かりがありません。
おそらく長い旅になりそうなので
少しこれからのスケジュールを言います。みなさんはゆっくりしてて下さい。
まず深夜前に目的地に到着、
そこから深夜徘徊などの探索をします。
僕が、個人的に調べてみたい噂もありますのでそちらは伏せながらいきます。
そして空いた時間は仮眠などをとり、
朝まで社内で待機し、村の人達へ聞き込みを開始します。
すみません、緊張からか誤字が多いです。☓社内→○車内
一応、安全運転で向かいますので
早めの報告には期待しないでください。
車は黒のムーブ(所有者母)に初心者マークが貼ってありますので、見つけた方がいらしたら心細いので気軽に声かけて下さい。
夜の山道だから鹿とイノシシに気をつけろよ
現地はダムやら廃小学校やらあって雰囲気凄そうだ
三好に無事入った。
けど本当に町なんだよな?これ
店の明かり云々の前に店がないんやが
それに住宅らしきものもない。
ずっと山が続く
それに国道と思えないくらい暗いんやが
ハッキリ言って舐めてた
狸とか妖とか魑魅魍魎とか、人ならざる者も気軽に声をかけてくるから
返事をする前にはよく考えるんよ…
ちゃんと元の世界に帰ってこれるようにね
それと似たような事先程体験したかもしれません。ちょっと説明します。
今、友人がトイレに行ってるのでコメ返します。
三好に入ってすぐ、
サイドを山に囲まれた国道の
交差点に信号でとまってたのですが
歩行者用通路から一人の白髪のお婆さんがこちらをギョロッと睨んできて、
青信号に変わったので車を発進させようとしたらお婆さんはニコッと笑ったんです。
気味が悪いです。
こ、怖い…
本当に人間のお婆さんだったんだろうか Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
※62のレスはここで途絶えます。
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コテ「前原圭一」がカカシの里へ
おらんーーーーーおぅりゃーーおらんーーー
イッチや62、そしてよくわからん115の意思を引き継いで今日カカシの里の謎を突き止めにいきます。
現在、徳島県藍住
ガソリン満タンにしたぜ
待ってろカカシの里!
現在地はコインスナック御所24
レトロ自販機とかあるで~
乙ー
着くのは0時頃かー
なつかしいー!
時の流れに取り残されてるかのようだ
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昔の2ちゃんねるを思いだすよ
香川住まいだから俺もいこかな
現在、ローソン美馬脇町野村店
カカシの里には後1時間くらいで着くみたいやわ。
お前ら何気に盛り上げてくれてありがとうなw
>>183
いいですよ!
写真のローソンで集合でお願いします。ちなみに何分くらいでつきますか?
個人的にも向かおうとしてたからもう徳島はいってる、あと30分以内につけるよ。車の特徴教えてナンバーふせて
めっちゃ懐かしい
ラジャー。
ローソンで非常食買って
待ってます。
車は黒のタントカスタムです。
徳島は一週間ずっと雨らしい
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前原圭一氏と五右衛門氏が合流
今から名頃にいきます。
楽しそうだな
気をつけてね!
お2人とも気をつけて行ってらー
鹿によくすれ違うんやけど、かわいい
無事でよかった
マジで精神崩壊しそうになった。
また後で詳しく話す
全く書き込みがないが
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五右衛門氏が行方不明に
道中での話、辺りは真っ暗で
雨が降ってる。マジで神経すり減らされた運転させられた。鹿や猿や猪や野うさぎやらと何十匹と飛び出すのをみたし、死骸も多く見た。
観光スポット気分で行くもんじゃない。
ここまでは順調だった。
↓
だがここら辺から
GPSが繋がらくなって
本当に目的地につけるのか心配になって死にたくなった
↓
彼は俺の車の後続を走ってた。
でも突然、
彼は剣山を走ってる最中に車ごと消えた。
俺はパニックになって、
ただ冷やかしされただけなんやろなって思ってるんやけど。
五右衛門さん、どうしちゃったんだろう
冷やかしだったのか
何か恐ろしい事が起きたのか
無事ならいいんだけど…
カカシの里で撮影した
カカシ写真集をダイジェストで皆さんにお送りします。
引き返してきた感じか。カーナビが機能しないんじゃ仕方ないな。お疲れ様やで
怖すぎるだろこれ…
今夜は怖くて眠れそうにないけどありがとう
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気分悪くなって来たから、
一旦山から抜け出します。
他にも写真はあるのでまた後でアップします。
また後で
また山道を戻るんだね
運転気をつけてな
鹿の写真なんかは助手席から撮ってるし
面倒になってフェードアウトしたとかでしょ
皆すまん、寝てる人も多いと思うし今晩後日談として言い残した事や撮り溜めた写真をうpしながら語る。
本当は1人1人のレスに返信したかったけど、もう限界だ。一旦寝ます。
とりあえず今すぐに、
見せたいものが1つだけあるから
はるね。電波が繋がらくなってナビがおかしくなった瞬間です。この状態が約30分間ほど続きました。
カーナビが急に不調なったってこと?
どこに注目すればいいんだろう
とりあえず美馬方面から剣山方面に行くと、438号線で南下する途中、
剣山のリフト乗り場の方に行く道と小島峠の方に行く道とに分岐するね
でもこれらの道は結局東回りか西回りかの違いだけで
どっちから行ってもカカシ村は行ける
だからあえて別ルート行った可能性もあるけど、
そういうことは事前に打ち合わせそうなのでよく変わらない
所要時間は大差ないからカカシ村で会えそうだけどな
五右衛門がいなくなったのはどこだろう
西回りルートの途中にも剣山頂上方面への分岐がいくつかある
でもこれらは行き止まりっぽい
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まず行きの道だが
この地図通りに進んだのは間違いない。
寄り道などはしていないし、
438号線を通って行ったのは覚えてる。
鳴滝、土釜、剣の宿 岩戸、明谷調整池ダム。ここまでは調子がよかったんだが、小島峠辺りからかな?
ナビが使えなくなり、立ち往生した。
お前らに道を確かめようと思って
5ちゃんを開こうと思ったがスマホは圏外。ただし頼みの五右衛門のスマホはかろうじて圏内で、まだスマホは生きてた。
で、俺はスマホが閲覧出来ないまま、
五右衛門の道先案内人としての返答を待った。雨はザーザー振り。5分後。
五右衛門は、「このまま道なりに真っ直ぐで大丈夫かと」と言った。
俺はその言葉を信じて車を発進させた。
何度も何度も何度も鹿や野ウサギなどの野生動物が飛び出して来て、その度に轢き殺しそうになった。神経がすり減らされ、さらにそれに追い打ちをかけたのが、ナビの不可解な現象(ようつべにアップしてる)、永遠とナビのアナウンスが、「およそ5km先目的地周辺です、およそ5km先目的地周辺です、およそ5km先目的地周辺です」しか言わなくなった。そこでナビの電源を落としてみたりしたんだが、全然鳴り止まなかった。
それから、
雨天の林道をガードレールのない落ちればすぐ崖のような場所を車で走行した。
それにくわえて後続を走る五右衛門にもルームミラー越しに目配りをして、今思えばかなり危なっかしい運転をしていた。
1つ気になったのが、
五右衛門の車の異常な遅さだ。
車種をここであげていいのかは許可を取っていないので言いにくいんだが、この際許してくれ。
フリードスパイクってやつだったと思う。
俺はフリードの速さに合わせて進んだ。
時速は10キロくらい、ほぼ徐行で山を二台の車がのぼっていく。
そして俺はついにやっちまった。
ガタッと鈍い音が響き渡り、
「ああ、やってもうた」って感じで数十秒程パニック状態に陥りながら、とりあえず外に出て何の動物を轢いたのか確認&動物を轢き殺した時って警察に連絡しなければいけないのかな?と考えていた。
しかし
そこには何もいなかった。
車のフロント部分にも何の外傷もなくまだ走れそうだなと確信した俺は、五右衛門に「なんか轢いちゃったみたいなんすけど、いないんすよね」、と言い寄ろうとした瞬間、五右衛門はフリードと共にその場から姿を消していた。
俺はその時、不思議と五右衛門に対して怒りを覚えなかった。
むしろ俺自身、その場に我に返って
雨にうたれながら激しい希死念慮にかられた。
でもここまで来たらもう後には引けない。
俺は死にたい欲求を何とか押し殺しながらもとにかく道なりに進んで行った。
そして大幅な時間ロスを要してやっとのことでカカシの里に辿り着けたんや。
ほんまにお前らに悪いと思ってる。
こんな筈じゃなかったんだ。
本当はスッと行ってサッと帰るつもりだったんや、でもそうは甘くなかった。
色々と事前に行く前に俺に注意喚起を促してくれた人達には感謝してる。ありがとう。その意味がよく身に沁みたよ。
そしてカカシの里に着いた俺は、
色々と写真を撮りまくった。
確かに少し怖いとは思うが、
俺はどちらかと言うと、カカシを初めて生で見た印象は、
【悲しいや、寂しいや、苦しい】などの孤独と向き合い続けながら藻掻き苦しんでいる印象を受けた。
霧が深くて、意識がボーとした状態でただただ道なりに進んで行ったとしか覚えていない。帰りの道中で撮影した写真がある。
倒木した木々や土砂崩れの跡が複数箇所、あちらこちらにあって、その度にハンドルを切ってかわしていたのはうろ覚えだが微かに残ってる。(写真撮ってません。肝心な所でポンコツ)
それと早朝5時前くらいだったかな?
そういやお前らに限界集落の風景写真取ってないなって思って、ちょうど明るくなって来たので、辺りをパシャリとした写真だ。
そしてようやく山を抜けれた時の俺は、すぐさま近くのローソンに駆け寄った。
店名は、ローソン三好三加茂店。
その時には既に朝の6時を過ぎていたのを覚えてる。
俺が体験したのはこれくらいだ。
生意気にリクエストの要望だとか、他に行ってほしい場所があれば、などとぬかしていた自分が情けない。
本当に申し訳なく思ってる。
すまなかった。
それに長い間レス待たしてごめん。
俺が体験した話はこれくらい。
行きの道、小島峠に入る前辺りなんだけど、変な白い布みたいなのが大量に吊るされてたんだけど、これ何か分かる人いる?
暗くて見にくいけど、奥にも白い布が広がってた。
まず容姿から、
黒髪短髪に黒縁サングラスに黒マスク、服装は真っ黒なジャージ上下を着ていた。(ブルドッグのプリントがされてた)
そして五右衛門が消えた、
と言ってる場所について
もう少し詳しく話す。
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まずその考え自体間違ってたってのにさっき気付いたんだ。
五右衛門が消えた場所は、林道で一車線しかない。そこからUターンして帰るには、何度も前進後進を繰り返して切り返さなきゃ、到底引き返すなんて無理なんだ。
さすがにポンコツの俺でも、
五右衛門の異常行動には普通気付くはずだよ、ライトが動いてるや、エンジン音から分かる。
でも実際の真相は分からなかった。
特に質問などなければもう消える
エンジンもライトも消して闇に紛れたんじゃね
で、圭一氏がずっと先まで行ってから別行動なり引き返しを図ったと
違う。五右衛門が消える数分前まで俺は自分の目でルームミラー越しにフリードを確認しているんだ。
何か動物みたいなのに車をぶつける。
↓
パニクりながらも、
ルームミラーで後続についている
フリードを確認。
↓
外に出て車の外装フロント部分を確認。
↓
車に乗ろうとするタイミングで、
五右衛門に説明しに行こうとしたら。消えていたんだ。
それがどのへんかわかります?
近くの標識には、東祖谷村としか目印としてはなかったです。
暗くて雨で視界も悪く位置情報機能も使えずで、正確な現在地が分かりませんでした。すみません
最後に他に撮ってきた写真をアップします。
カカシの里です。
乙~
素晴らしい凸でした
あー…ってなった
村の案山子画像は普通に怖かったけど
よかったら質問に答えて貰えると嬉しい。
・美馬のローソンを出発した後、寄り道せずにカカシ村を目指して2時間半かかったの?
・1:54 約2時間ぶりに書き込み開始、それから2:50までの1時間カカシ村から書き込みしていたのは何故?
五右衛門の失踪、希死念慮等あったのにこんな寂しい場所からは早く離れたい、一刻も早く帰りたいとはならなかった?
・>>265の2枚目はともかく1枚目の写真はどうして撮ったの?
助手席側から撮っているように見えるのは何故?
・ローソンを出発する時点で国道438号線のヘアピンカーブに寄るのを中止していたのは何故?
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高知住みの「土佐鶴」が村へ
でも無理せんでな
トリ付けるの初めてなのでちゃんと出来てるかな
圭一氏があの日ガチで凸してて五右衛門氏が実在の人物なら、消えたという場所で万が一転落してたらおおごとだからずっと気になってた
その消えたという現場が定かじゃないのがネックだけど、一応小島峠辺りから>>547付近を特に気をつけて見てきたいと思う
まぁ夜行きゃ真っ暗だから素人が見ても事故の跡なんて分からないだろうけどね
何処から車のGPSが途切れるのか、本当に時速10kmじゃないと走れない程の酷道なのかも確認出来るしね
時間に余裕があればだけど、圭一氏の写真と同じカカシが居るかも確認してみるよ(カカシは時々入れ替えてるらしい)
ルートは圭一氏と同じく国道438から入って途中で県道261へ、小島峠を通って国道439へ降りてくるルートね
彼が帰り道に通った県道44はしんどそうなのと自宅へ帰るには不便なので県道42→国道32へ出るルートにするよ
おばけより動物より落石とパンクが一番怖いよ
>>651
っていうかあえて夜に行くのね?
昼間に自由が効く日が次の水曜まで無いからさ
>>657
心配ありがとう、これでどうだろう?
あと出発時にはIDの紙と一緒に手を写してもいいよ
このスレに立ち会えて嬉しいわ
記念パピコ
圭一達が凸してる最中にスレ民がストリートビューで追いかける流れとか、今の時代っぽくて好き。
「案山子事件」とでも名付けるか
全力で釣られたいと思います。
徳島市からスタートしたら一番遠回りになる三好の国道32から入るルートを選ぶのは不自然だし、友人のトイレの件も違和感がある
なのではじめから62に関しては釣りかなと思ってるんだ
ただ俺自身国道32号で何度か妙な体験をしているし、特に大豊~三好一帯は何か起こっても不思議じゃないなとは思うよ
不自然といえば>>265で圭一氏が
> 鹿や猿や猪や野うさぎやらと何十匹と飛び出すのをみた
と言ってるけど、流石に四国の山深い所といえど道中何十匹の動物が飛び出して来るっていうのは盛りすぎだと思った
経験上は多い時でも一晩で3~5匹くらいまでだなぁ
しかも猪と出会ったら熊レベルにリアルに命の危機なので普通は大パニックになるよ
関東住みにとっては地名の違和感は気付けないわ
なるほど
川内市なんてあったのか、と思ったけど、なかったんだなw
国道の件はあまり変とは思わなかったな
っていうのは、鳴門あたりから祖谷温泉まで検索すると国道32号のルートを選ぶんだよ
俺の中でカカシの村は祖谷温泉を過ぎてもうちょっと行った先、ってイメージだったので
俺が行くなら剣山越えするよりそっちのルートを選ぶな、と思ってたので
夜間走るの慣れてなきゃ普通の感覚、って思ってた
何十匹は流石に盛り過ぎだと思いますが、今の季節仔鹿が多く、かなりの数出くわす時があります。
中には道路に出て全く逃げないタイプもおりますので十分に気をつけてくださいまし
なるほど、祖谷温泉のイメージが先にあれば32号ルートを選ぶのも頷けます
あと下道縛りで徳島市から出発するなら神山町を通る県道438ルートも選びそうだと思った
これは途中までは快適なんだけど剣山越えるのがキツいルートで、尚且つ徳島市からなら吉野川の南岸をずっと西に走っといてどこからか山に入る方が結局早い事を知ってるから俺なら絶対選ばないけど、もし62に土地勘が無ければナビ上では最短ルートだからまずこれを選ぶんじゃないかと思ったんだ
>>762
ありがとうございます、俺はイタチの仲間やうさぎやタヌキをよく見ます
全然逃げないやつ居ますよね
十分気を付けますね
>>370であった白い布も見てきてもらいたいです!
了解です
俺も気になってたので小島峠までの登りの道中気を付けておきます
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そろそろ高知市内から出発しますね。
あと一応おさらいというか今日の凸の主旨は>>651です。
検証ポイントは
・小島峠付近は延々と時速10キロで走行しないといけない程の酷道なのか
・小島峠手前の>>370の白い布?苗木カバー?の確認
・GPSが途切れる位置
・五右衛門が消えたらしきポイントの探索(小島峠~国道439までのどこか?)(>>477、>>568)
・時間と心の余裕があれば、圭一氏が撮ったカカシと同一カカシが居るのか探索
・動物に注意
・無事に帰宅するまでが凸
・おやつは1000円まで
他に何かあれば書いておいて下さい。
美馬のローソン到着は21時過ぎくらいだと思います。
現在ローソン美馬脇町野村店
これより国道438→県道261ルートで小島峠を目指します
今の所雨降ってなくてちょっと安心だけど虫アタックがすごくてフロントガラス拭いてました
あとIDの紙を見失ってしばらく探してた汗
安全運転でな!
この辺怖いんだよな
いまのところ対面通行の道幅が多くて平均40キロくらい出てます
蛍まだ居るんだろうか
やめろ
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道は狭くなってきたけどまだ民家が多い
通り過ぎてしまったけど廃墟群あったこっわwww
その途中あたりで圭一氏のナビが変になった
10センチ以上ありそうこわい
それがダム?
ダムだよ(こわい)
廃墟
>>963のヤバい感じは一瞬で終わって大体こんなん
速度はどんなに徐行する所でも25キロ前後かな
基本はやっぱり40キロくらい
いまのところ10キロで走行するのは信じられない
電波は4本と2本を繰り返してる感じ
画像アップロードがすごく時間かかる
装備はiPhone12Proだけです
いやもう勘弁してって言いたくなるね
なんかいいライトでも持っていったの?
めっちゃきれいに写ってる
すげー雰囲気
過ぎたら今度は反対側にまた神社か
このあたりから確かに圭一氏も電波悪くなってたな
雨天時にこの道を走るとなると10キロ走行はあり得るなあ。
とすると圭一氏はガチか。。。
参照元:https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1654948088
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過疎化地域で起きた実話を話していく【解】 スレその2
うひょ~
気をつけてね!
この道幅でガードレール無しかよ
落ちないでくれよー
こんな風に普通にガードレールあったり工事してる箇所もちょこちょこあります
写真の丸い点はもしかしたらゴースト(ライトとかの反射)かも
土佐鶴氏すげーな、圭一氏も偉い
じゃぁ…
ガクガクブルブル
圭一氏や五右衛門の件がある
頼むから無事に帰還してくれ
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綺麗なトイレがあって助かった
到着しました
こっちは画像見てるだけで怖いのだが
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これほど時間掛かるとはマジで思って無かった
写真ポイント探りながら走ってたせいと、前述したように画像アップに時間がめちゃくちゃ掛かる
スレも見ながらだったから余計に
こんな時間まで起きててくれて本当にありがとう
帰路もご無事で!
うん、そのほうがたぶんいいと思う
早く国道32号まで戻るといいよ
お疲れ様でしたー
帰路もお気をつけて
帰宅してからゆっくりご報告ください
このまま安全に帰宅してくれたら安心できる
帰りも気をつけて
まずは無事に帰宅してから落ち着いたらレスくれ
お疲れ様
了解です、では帰路につこうと思います
起きてくれてて凄く嬉しいけどもう寝て下さい、無理しないで
遅くなるのでほんと寝てて下さい
おつ!こんなにwktkしながらスレ見たのは初めてや!
ブラボーやったで!
でも帰り道も油断しちゃ駄目だよ!
ここに来てやめてくれ
ファッ!?大丈夫か?
無事帰還されますよう(・ω・)ノシ
さっきバグった米津玄師のCD相変わらずかけながら熱唱していきたいと思います
まぁ前スレでも説明したように、個人的には62は釣りだと思ってるけどね
あれ……?
今まで見てきた写真の中で、1番怖い気がするんだけど。
最後の写真ゾワッとしてしまった。
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どうしても眠気に耐えられなくなって道端の広いスペースで仮眠してた
そしたら7人くらいの人のざわめきが聞こえてきてやがて車の周りを囲む気配
まずい近所の人に不審がられた、車出さないとと焦るが眠くて目が開かない
そのままじっとしていると車体を叩いたり揺らされだした
今度は怖くて目が開けられない
少ししてやっと目を開けてみたが誰もいなかった
周りには民家も街灯もなかった
そんな事があったのがさっきの写真ポイントのわりと近くですよ
カカシの里まで天気がもってて良かった
大豊ICから高速に乗りました、あと30分ちょっとかな
住んでるもんから言えば全然普通の良く通る交差点ですわ
帰路お気をつけて
名スレに出逢えてよかった
お疲れさん&ありがとうございました!