226: 本当にあった怖い名無し 2018/02/19(月) 03:32:05.59 ID:sOppSX2W0
手塚治虫の短編
山の中から古代文明の巨大な人型ロボットが発掘される
ロボット「ゼオ」は起動するやいなや暴れだし、街を破壊し、人を殺した
だが、ゼオはその最中に一匹の猫の命を救った
軍が出動してゼオを破壊しようとする
しかし一人の少年がゼオを庇う。少年はゼオが猫を救う瞬間を目撃しており、ゼオのことを本当は優しいロボットだと信じていた
少年はゼオを誘導して元の山へと連れ帰ろうとする
一方、ゼオが起こした事故を調査していた博士は、ゼオに殺された人間が実は極悪人であった事実と、破壊された建築物がいずれ大惨事を招く欠陥品であったという事実を突き止め、総理大臣に報告する
総理大臣「ゼオには善と悪を見極める力があるのか!それではこの私も……!」
ゼオを恐れた総理大臣は、ただちにゼオを破壊するよう命令を下した
軍の戦闘機がゼオと少年に迫り来る
ゼオ『君は優しい子だ』
少年を遠くへ逃がすと、ゼオは戦闘機の攻撃を一身に受けて大破した