後味の悪い話

【後味の悪い話】実話 自宅を間違えた米警官、遺族の弟が取った行動

後味の悪い話 その180

278: 本当にあった怖い名無し 2019/11/10(日) 01:21:30.96ID:eo8P1ug00
米警官 黒人男性を誤って射殺

世の中には車の運転ミスなどで人を死に追いやってしまう事故や事件があとを絶たないが、被害者遺族からするとたとえ過ちだろうと加害者への憎しみは簡単に消えないことだろう。

しかしこのほどアメリカで行われた裁判で、警察官に誤って射殺された男性の弟が「兄は許しただろう」と告げ、有罪判決を受けた加害者とハグする姿が見られた。
『ABC News』『New York Post』などが伝えている。

今月1日にテキサス州ダラス郡で行われた裁判で、ダラス警察署の警察官だったアンバー・レネ・ガイガー(Amber Rene Guyger、31)が殺人罪で有罪判決を受け、翌2日に禁固10年を言い渡された。

アンバーは昨年9月6日、長時間勤務を終えて帰宅した際にアパートの階をひとつ間違えて他人宅に入ろうとした。
ところがアンバーは自分が部屋を間違えていることに気付かず、自宅に何者かが不法侵入したと勘違いをした。

部屋の中に向かってドアを開けるように何度も繰り返し叫んだアンバーだったが、この部屋の住人で当時26歳のボサム・シェム・ジーンさん(Botham Shem Jean)がドアを開けたところ、アンバーは彼に向けて銃を発砲したのだ。
そしてボサムさんは搬送された病院で死亡が確認された。

アンバーは既に警察を解雇されており、先月27日の5回目の裁判で彼女は「怖かった」「本当に申し訳ない」と涙ながらに語ったが、最終的には有罪となり刑に服すこととなった。

279: 本当にあった怖い名無し 2019/11/10(日) 01:22:36.02ID:eo8P1ug00
アンバーに禁固刑が言い渡された瞬間、ボサムさんの家族および支援していた人達から大きな歓声があがった。

彼らの歓声は、アメリカで警察官が黒人を銃で撃っても裁判で罪に問われないことが多いという背景があったからに他ならない。

アンバーの判決が下った後、彼女に向かって罵倒してもおかしくない立場であるボサムさんの弟ブラント・ジーンさん(Brandt Jean、18)が、証人席からアンバーに向かって思いもよらない発言をした。

「あなたが天にいる兄に会えたなら、兄は『あなたを許す』と言うでしょう。」

「私は他の人を愛するようにあなたのことも愛します。私はあなたが、どん底に落ちて死ぬようなことを願ってはいません。」

「個人的には、あなたにとってベストな状態であって欲しいのです。
 自分の家族の前で、こんなことを言うつもりはなかったのですが、あなたには刑務所にさえ入って欲しくありません。
 兄も同じ考えだということを私は知っているので…。あなたには最良の人生を歩んで欲しい。」

「神にあなたの人生を預けてください。それは兄が望む、あなたにとって最良のことだと思っています。」

そしてブラントさんは、裁判官に「彼女にハグすることはできますか?」と尋ねた。
その了承を得た後にブラントさんはアンバーのもとへ歩み寄り、アンバーも泣きじゃくりながらブラントさんに駆け寄りハグをした。

これには裁判官も心を打たれ、涙を拭う姿があった。

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