後味の悪い話

【後味の悪い話】「人柱観音」にまつわる昔話

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54: 4本当にあった怖い名無し2020/08/29(土) 17:00:01.51ID:Ab8Fm614O
「人柱観音」にまつわる昔話

 江戸初期の1609年。治水工事で名高い伊奈備前守が木曽川の支流、小信川をせき止める工事を進めていたが、難工事に、皆が手を焼いた。
 そんな中、工事の本陣があった信行寺で働いていた与三兵衛という貧しい農民が、命をささげて完成を願う人柱に志願し、川に飛び込んだ。
工事は順調に進み、堤防は完成した。
 美談だが、実は全く別の言い伝えもある。
難工事に疲れた民たちが人柱を思い立ち、与三兵衛をむりやり埋めてしまったという。
 その後、雨の降る夜は、人柱となった場所から寺まで、ゆらゆらと浮かぶ青白い火の玉が見られるように。
「死んでもお参りしているんだろう」「いや、浮かばれず、さまよっているんだ」
明治末期まで、地元の誰もが目撃したという。

これには後日談がある。
 タイトルの観音の見つめる先には1956年完成した濃尾大橋がある。その建設工事では三人が事故で死亡した。
地元の人は口々に「与三兵衛さんの霊が浮かばれていないからだ」と言い、有志が金を出し合い、その翌年に像を建立。
今も地元奉賛会が毎年供養を続けている。
 また、観音像ができるまで、木曽川では川遊びで亡くなる子どもが多かったという。
さまよう与三兵衛の魂が連れて行ってしまったのだろうか…。

545: 本当にあった怖い名無し2020/08/29(土) 23:50:13.77ID:WnP6e9EI0
>>544
無理やり人柱ってんなら女子供じゃね?

546: 本当にあった怖い名無し2020/08/30(日) 03:10:57.47ID:nxtpM9900
>>545
ただの儀式(毎年川や湖に生贄を捧げるなど)の場合は女子供だけど
治水工事で人骨を基礎にするという意味での人柱は大きい方がいいんで
罪人の男性が選ばれる風習だったよ
「雉も鳴かずば撃たれまい」とか「小豆まんま」の伝説にあるように
死刑には程遠い些細な盗みで犠牲にされる男がいたり
ひどい時は無実の罪を着せられる事もあったようだ

しかし江戸初期のみの風習かと思ったら伊奈氏の時代にもあるのか…

573: 本当にあった怖い名無し2020/09/01(火) 02:16:18.44ID:8VLXSqkA0
>>546
なるほど。「生贄」と「人柱」は用途が微妙に異なるのか
たしかに言われてみると贄と柱だもんな

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