762: sage:2007/06/23(土) 17:33:55 ID:h8gKOoMZ0
5年くらい前に読んだ、プチフラワーに載っていた少女漫画。
タイトルは忘れました、シリーズ物だった記憶。
昔の日本。戦かなにかから農夫ぽい男が妻と男の母親と逃げている。
嫁と姑の仲は最悪で、日ごろから悪口を言い合っているがこんな非常時にも
いちいちお互い口汚く罵り合っていて男はうんざりしている。
途中、池があってそこで一休みすることにする。
男がその池の水を飲むと池からものすごくでかい妖怪(池の主?)がでてきてものすごく怒ってる。
「神聖な水を飲んだ罰にお前を食ってやる」と言われ、必死で許しを請う男。
「それならばお前がいらない者を代わりに差し出せ」といわれる。
お互い必死に相手を選ばせようと男に言い寄る。
男にはお構いなしにお互いがお互いを食べられろと激しく責め合う。
最終的に妻がお腹に子どもがいると言い出し、それで男は決心する。
「母親を差し出す」
母親は必死に男に取りすがるが男は聞き入れず、ずっとうんざりしていただの
妻との生活の方が未来があるだの言い、妖怪に親を食べるよう告げる。
そのとたん妖怪は妻を捕らえ、食べてしまう。
腹が満たされた妖怪は池に戻る前に男にいう。
「これがお前の罰だ。いらない者とこのまま旅を続けるがいい」