後味の悪い話

【後味の悪い話】富豪刑事(ファーストシーズン)

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246:本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 12:14:06 ID:1TfNdeSi0
昨日見たDVDの『富豪刑事』(ファーストシーズン)が後味が悪かったので。

深田恭子扮する主人公の刑事の所轄内で男の子の誘拐事件が起こる。
男の子の家は小さな町工場で、従業員の給料を身代金にあててなんとか用意する。しかし、金はまんまと犯人に持ち去られてしまう。
そして、これに味を占めた犯人から再び、身代金要求の電話がくる。
二度目の犯行時の逃走の際、犯人は橋の上から現金が入った鞄を落とそうとする。
が、鞄が重すぎて老朽化した橋の手すりが耐え切れず折れてしまい、犯人はそのまま落下して死亡してしまう。
同時刻、パトロール中の婦警達が、林の方へ駆けて行く男の子の姿を見つける。
慌てて追いかけると林の中で廃屋を発見する。男の子はそこに閉じ込められていた。
男の子を開放し「君はずっとここにいた?」と聞く婦警。男の子は頷き、婦警は首をかしげる。
その後、深田の推理で犯人と男の子の父親がグルだったことが暴かれる。(犯人は工場の元従業員だった)
「あなたは、犯人が邪魔になったから手すりに細工をして殺したのです」という深田に「でも僕はずっとあなた達と一緒に居たじゃないか!」と反論する父親。
その時「別にあんたがやったとは言ってない」と、寺島進扮するヤクザ刑事が男の子を連れてやってくる。
廃屋に隠し通路を発見したのだ。「子供に殺しを手伝わせるなんて」とヤクザ刑事に詰め寄られる父親。
途端、父親は「違う太郎(男の子の仮名)は関係ない!太郎はやっていない!」泣き崩れる。そんな父親を見下ろして、男の子は悲しそうに「パパ……」と呟く。

247:つづき:2006/08/10(木) 12:15:54 ID:1TfNdeSi0
その夜、事件の顛末を深田は祖父(夏八木勲)に話す。
「町工場は倒産ぎりぎりまで借金を抱えていて、これまでも悪質な脱税や無理な借り入れを何度も行っていていたそうです。
今回ももし誘拐事件が起こり身代金が必要になれば、銀行の返済や従業員の給料もしばらく待ってもらえると考えたようです。
でも、だからって自分の子供まで巻き込むなんて……」
「そうかのう。お前の話を聞く限り、その男はその場しのぎで脱税したり狂言誘拐をしたりして、器の小さな小心者だと見える。
とてもじゃないが、共犯者を口封じに抹殺だなんて大胆な事ができるタイプじゃあない。」
「じゃあ、太郎君がお父さんをかばうために、手すりに細工をして犯人を殺したのですか」
「ああ、こんなことがバレたら自分は一流中学に進学できないからな」
 次の瞬間、微笑む男の子の顔の下半分だけが映る。
 驚いた深田恭子の顔のアップで終。

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