スポンサーリンク
245: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 17:14:22.52 ID:FnQlnA2FO.net
ヘンリー・スレッサー「受験日」
平凡な夫婦と12歳になったばかりの一人息子。
夫婦の悩みはただひとつ、息子の頭がよすぎるのではないかという事。
普通の子なら漫画に夢中になる年頃だろうに、息子はちょっとでも疑問に思った事は何でも訊ねて父を辟易させるのだ。
舞台は未来のアメリカで、12歳で全員がとある試験を受ける義務がある。
試験当日、父はそわそわしているし母は悲しそうだ。
みんなが受けるんだ、なあにお前なら大丈夫さ、と父は快活を装う。
学校のテストならいつも楽勝なんだけどな、と息子。
試験は教育省のビルで個別に、不正を避けるために自白剤(のようなもの)を服用したうえで行われる。
「もしもし、○○ご夫妻ですか?××君のご両親の。
こちら教育省、新法第何条によりご子息は処刑されました。ええ、規定の知能指数をオーバーしておられましたので。
死体の処分はどうします?政府にお任せになる場合、手数料はたったの10ドルです」
248: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 21:51:16.41 ID:E6C76XO70.net
>>245
現実にありそうな話だな
249: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/08(木) 21:57:13.47 ID:G45Fgnp90.net
>>245はディストピアものでよく見るパターンだな。
親はやりきれないだろうなあ。
息子の頭がよかったばかりに…、いや、好奇心が人より少し強かったばかりに…か。