後味の悪い話

【後味の悪い話】腰の低い母親

304: 1/3:2007/08/26(日) 21:09:37 ID:KmE676sb0
私の勤めている現場関係の会社は、研修を自社の工場で行っている。
研修中は会社がマンション(工場から2~3分程度)の一室を借りているので、
自宅通勤が無理な新人達はそこで共同生活を行う。

私が4年前の研修中に共同生活を送ったアヒャ(他の同期間での通称、理由は後述)が
初めて入室した際、同期の中では唯一母親が挨拶に来た。
人の良さそうな、こっちが申し訳なく思うほどやたらと腰の低い人で、
「どうか家の息子をよろしくお願いします」と何度も言っていたのを今でも覚えている。

ところが、その息子のアヒャはとんでもないDQNだった。共同生活中は
・風呂を洗うとき、スポンジで擦る事も水洗いもせず、ただ洗剤をつけるだけで
 綺麗になると本気で思っていた。
・風呂から出た後に平気で裸で歩き回り、私達(全員男)が入浴中に電話等があった際は
 声をかけることもドアのノックもせずいきなり入ってくる。正直ビビった。
・朝食のカップラーメンを作る湯を沸かそうと口一杯まで水を入れたやかんを火に
 かけた後に二度寝(熟睡)→沸騰した湯は当然吹きこぼれコンロの火は立ち消え→
 ガス漏れ状態、しかも換気扇回してない。ちょうどその時、朝食を買って部屋に戻って
 きた私が気づいてガス止めと換気をしなかったらどうなっていたかわからない。
アヒャの経歴は1年浪人し、大学卒業まで4年間一人暮らしだったと聞いていたのに、
「お前一人暮らしどころか家事やったこと無いだろ!?」としか思えない醜態を散々見せられた。

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305: 2/3:2007/08/26(日) 21:11:05 ID:KmE676sb0
研修中は研修中で
・いつもヘラヘラ笑っている。しかも他人との意思疎通がまともにできず、
 何を考えているのか本気で分からない(アヒャの通称はここから)。
・返事はいつも生返事で、上司等の指示を殆ど理解していない。また「自分が今分からない事を
 聞かれている」という事すら分からないので、問題発生時に上司の指示を仰ぐこともできない。
・一日の研修が終わった時に、たまに大事な話をしたいと言われそれを聞かされたが、その内容は
 「この景気じゃこんな仕事で一生やれるかわからないから~」
 「私の父は会計士なので自分も会計士に~」「その為の勉強は今でも遅くまでやっているから~」
 と、今の仕事に対するやる気の無さと将来他にやりたい事があるから前レスの醜態を認めろと
 言わんばかりの態度に正直呆れてしまった。話した本人は満足そうだった。
・新入社員は研修終了時には部屋を出ることになっていたので、私は他の部屋を借りて部屋を出たが、
 アヒャの家は本社なら自宅通勤できる距離だからと最後までその部屋に残った。しかし私がいた時ですら
 遅刻20分前になるまで出られなかったのに、私がいなくなってからは一番近い所に住んでいながら
 3~5分前、遅刻もザラと誰よりも遅く出社するようになった。
と、フォローしたくてもとても仕切れない程のDQN振りを他の工員達に知らしめた。

306: 3/3:2007/08/26(日) 21:12:00 ID:KmE676sb0
研修終了後、私達は本社に配属となりそれぞれ別の上司について現場に出るようになったが、
アヒャはやはり散々他の上司に迷惑を掛けまくり、結局内勤に回された。

しかしそこでも簡単な仕事一つできないのと、週に1~2回私用の為の有給を請求するのに、
その私用の内容を説明できないという有様が問題となり人事担当による厳重注意を受けることになった。
その厳重注意を受けた直後、アヒャはいつも以上に上機嫌でヘラヘラ笑っていたので
正直気味が悪くて仕方なかったが、それは単に次の日有給で休むからそうだったというだけだった。

この時点で奴のクビは確定していたように今は思う。
それからしばらく後、私が本社に行った際にはもうアヒャはクビにされていた。

アヒャがクビになったのは、奴自身のDQN振りの所為なのでまったく同情する気にならないが、
今後就職どころかバイトも無理としか思えないアヒャの為に何度も頭を下げ、おそらく一生
アヒャの面倒を見続けなければならない奴の母親のことを思うと後味が悪い。長文スマソ。

307: 本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 21:25:40 ID:ImottWwm0
後味は確かに悪いな。だが・・・

俺の経験上でスマンが、DQNの母親って腰低い人ばっかなんだよね。
悪く言えば過保護ってことで、それがDQNな子供が成長出来ない一因になってると思う。

310: 本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 00:05:52 ID:RS3Jz9cw0
>>307
あー、それ分かるかも。
バイト先で新しく入ってきて仕事がキツイってすぐやめちゃったおばさんもそんな感じだった。

無断欠勤するたびに母親(おそらく70~80歳くらい?)がお詫びの電話を入れてくるんだよ・・・
聞いててこっちが申し訳なく思うくらい丁寧な口調で。

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