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413:本当にあった怖い名無し:2006/03/11(土) 01:47:00 ID:euAKEenP0
竹本健治の小説 「狂い壁狂い窓」のプロローグ
あるアパートに夫婦が住んでいたが、すっかり仲は冷え切っていた。
最近妻がやたらとヒステリー気味に責めるようになり、手をつけられなくなった夫が発作的に妻を殺してしまう。
たまたまその場に居た夫の友人の助言で死体を庭に隠し、捜索願を警察に出し
そのアパートに住み続けるが夫は段々精神を病んでくる。
友人に誘われ気晴らしに温泉に出かけるが、そこで腐乱した妻の幽霊が赤ちゃんを抱いて現れる。
夫は半狂乱になりながらも、妻は妊娠してあんなにヒステリックになっていたのか
俺は一人ではなく二人殺した、、、と、うなだれて旅行から戻るとまだ外は明るいのに
部屋の隅で妻の幽霊が一人うずくまっていた。
もう思考が止まってしまった夫はそのまま妻の幽霊と一緒に暮らし始める。
腐乱していた妻の幽霊は日が経つごとに元に戻りしゃべらないが性格も格段、優しくなっていた。
夫にはそれが逆に辛く、何度も泣きながら謝罪をしたが妻は弱々しく微笑んで私が悪かったと言わんばかり。
ついに夫は首をかき切って自殺をするが、意識が遠のく中で長年の疑問を妻に尋ねる。
夫 「教えてくれ。 お前は俺の何が気に入らなかったんだ...?」
妻 「あなた、食事の時に音を立てるから...」
414:本当にあった怖い名無し:2006/03/11(土) 01:49:36 ID:0pju7Bsr0
>>413
言ってよそれぐらいw
415:413:2006/03/11(土) 01:51:33 ID:euAKEenP0
プロローグだけでも何それ...って感じでしたが本編もかなり暗いです。
要約するには登場人物や事件が多くて私には無理でした。
417:本当にあった怖い名無し:2006/03/11(土) 02:20:42 ID:fZpa93WO0
ああ。自分も、家族が食事のあとに、
飲んでるお茶で口をゆすぐのが大嫌いなんだけど
言えないでいるよ。
気持ちわかるなあ。