後味の悪い話

【後味の悪い話】猫の「ビーや」

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261: 本当にあった怖い名無し 2022/06/09(木) 22:25:59.92ID:uPkXo36F0
ミステリー短編集で読んだ話
「ビーや」

主人公の猫は、アパートで青年に飼われている。
青年は猫の事を「ビーや」と呼んで毎日話しかけては優しく撫でてくれるので
猫も彼のことが大好きだった。
しかしある日を境に、青年の様子がおかしくなる。
餌はくれるが、ずっと黙ったままじっとしていて、今までのように撫でてくれない。
猫はそれが気になって少し寂しくなったが、変わらず青年に寄り添っていた。

実はその青年、様子がおかしくなった日に亡くなっていた。
それなのに、毎日帰宅して猫に餌を与えていたのだ。

そんなことがしばらく続いたある日、猫が外を散歩していると何者かにボウガンで撃たれてしまう。
なんとか自宅にたどり着き、息も絶え絶えに横たわっていると青年が帰宅。
「ビーや」
久しぶりに青年の声をきき、優しく体を撫でてもらって猫は息を引き取った。

262: 本当にあった怖い名無し 2022/06/10(金) 09:17:45.36ID:uR9TmpGU0
>>261
うっ・・・ビー・・・😭

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