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262:本当にあった怖い名無し:2014/02/03(月) 15:01:44.98 ID:RCfG26240
ゲームのTHE LAST OF US
20代後半の青年である主人公は、誕生日に娘から時計をプレゼントされた
そんな平和の裏で街ではゾンビウイルスが急速に蔓延しており、
突如襲われた主人公は娘を連れてゾンビたちから逃走する事となった
だが、混乱の中で主人公たちは軍人に撃たれ娘だけが亡くなった
それから20年後。世界はすっかりゾンビだらけになったが、40代後半になった主人公はまだ人として生きていた
脅威はゾンビだけではなく、少しでも規則に逆らえば殺しにかかる軍人や、
快楽のために殺しや略奪を行うDQNなどもおり、文明は崩壊していた
娘と共に撃たれた際に壊れて時間を止めた時計を身につけながら、主人公は荒んだ戦いの日々を送っていた
戦いの日々の中で協力しあうこともあった女性に「運び屋をやってほしい」と頼まれた主人公は
文明崩壊後に生まれ平和を知らない14歳の少女を、運ぶべきものとして託される
その頃には、ゾンビウイルスに感染しているか否かを判定する装置がつくられていたのだが
少女は感染しているとの判定を出しながらも、発症してゾンビになる事のない、世界で初めて抗体を持つ者だった
女性の仲間のいる大きな研究施設に少女を届ければ、抗体を大量生産して世界の危機を救える
主人公は少女を守りながら研究施設へと向かった
崩壊した世界しか知らない少女は皮肉屋で、軍の管理下の区域から出たことがなかったため戦いの技術もなかった
しかし主人公と同行する中で絆が芽生え、心を開き、銃の扱いも覚え、主人公を守るために戦うようにもなった
やがて研究施設に辿り着いた主人公は、抗体を大量生産するためには脳の切除=少女の死が必要不可欠で
少女は自分が殺されることをわかっていながら着いてきたのだと知らされた
せいぜい血を抜く程度だと思っていた主人公はその事実に愕然とし、研究員たちを殺害し
手術に向けて麻酔をかけられて眠っている少女を連れて施設から逃げた
人類の敵になるのか、今逃げても荒廃した世界では少女にはより悲惨な死しかない、殺されながら研究員たちはそう言った
逃亡途中の車の中で目覚めた少女に
「抗体を持つ者たちは他に数十人いた。後から来たお前はもういいと言われたから帰った」
と主人公は嘘を言った。少女は気づいているようだったが、その嘘を受け入れた