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@don_dorei
この前Uberで家にホットドッグ頼んだときの配達員が満足度55%の黒人でさ、Uber常用する人はわかると思うんだけど55%って異常に低いのね。5000件の配達をこなしてきて約半数が不満を感じるって異常事態なのよ。80%台でも不安になるレベルなのに55%って、もはや配達してる飯を食いながら来るんちゃうか?って身構えてたら、名前の下に「聴覚障害者」って書いてあったのね。
なるほど、ハンデのせいで思うように場所がわからなかったり、上手く喋れないから電話で道聞いたりっていうコミュニケーションも取れなくて苦労してんのかな?と思って、配達員が迷わないように玄関の門扉の外に出て、わかりやすいところで待ってたのね。
到着予想時間を10分くらい過ぎたくらいかな、見るからに年季の入った中古の軽自動車がゆっくり慎重に進んでたから、絶対アレだなと思って手振ったのよ。
こっちに気づいたのか一気にスピード上げて、僕の前に車寄せたと思ったらすぐに窓を開けて、キャップ被った黒人男性が「Uber?」って聞いてきて、YESって答えたらホットドッグの入った紙袋をぶん投げてきたのよ。
超焦ったよね。もうあとは車降りて手渡すだけなのに窓から放り投げるんだぜ?ワイルドだろー??じゃねえよ。洋画に出てくる新聞配達かよ、と思いながら何とかキャッチしたらその黒人、真っ白の歯を剥き出しにして「ヘッヘッーー!!ナイスキャーッチ!バイバーイ♫」つって去っていったのよね。
何だアイツ、ふざけすぎだろw聴覚障害とか関係ねえよ、シンプルに超適当でめちゃくちゃ失礼なパリピの外人じゃねーか!あれは満足度55%だよ!むしろよく55%も満足したな!
と呆れながら帰宅して、さあ低評価を押すぞ!とスマホを取り出した時にふとあいつの子供みたいな笑顔がよぎったのよね。「でもあいつ...聴覚障害を持ちながら異国の地であんな明るく楽しそうに仕事してて、偉いよな...」って思えてきて、スマホ画面に目をやったら【配達する理由】の欄に“I like this kind of job”って書いてあるのに気付いちゃってさ、『満足』を押しちゃったよね。完全にやられたよ。
あいつの55%の満足度は日本人の優しさによって作り上げられてるんだなって、やっぱり日本人ってみんな優しいんだなって、そう思いながらホットドックを口に押し込んだ。めっちゃ冷めてた。