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822:ウィンダリア1:2006/08/19(土) 00:10:30 ID:On/MsOOy0
昔見たアニメ、ウィンダリア。
うろ覚えの部分もあるので間違っていたらスマソ。
前提
・海の国と山の国は敵対している。
・しかし、海の国の王女と山の国の王子はロミジュリ状態の恋人同士
・この国では死ぬと魂は死者の船に乗る。死者の船の船員は生きている人間で
高給を約束される代わりに何年も陸には帰ってこられない。
・贅沢な暮らしの為に自分の旦那を死者の船の船員にした女がいるが、孤独に
耐えきれず、毎日港に通い夫の乗る遙か沖の海を行く死者の船に向け、早く
帰ってきてと呼びかけている。
イズーとマーリンは、海の国の村で暮らす夫婦。
ある日、海の国を侵略しようと企む山の国が海の国の水門を開き水没させようとするが
水門が開いた事に気付いたイズーが素早く水門を閉じた事により一躍英雄となる。
この功績でイズーは海の国と山の国から英雄として誘いを受ける。この待遇にすっかり
有頂天となったイズーは一旗揚げて帰ってくるとマリーンが止めるのも聞かずに
山の国に行ってしまう。(ちなみに海の国の褒美は貝殻細工、山の国は金貨)
やがて山の国と海の国との間で本格的な戦争が起こる。それぞれの国の王子と王女も
互いの事に心を痛めながらも、立場上戦争に出陣。
その戦争でイズーは海の国の堤防の門を開き、海の国を水没させた事により山の国が
勝利。この戦争の最中に偶然であった王子と王女は海の国が負けた事により結ばれる事の
ない互いの未来に悲観し心中してしまう。
823:ウィンダリア2:2006/08/19(土) 00:11:24 ID:On/MsOOy0
山の国の勝利で更なる英雄となり有頂天となるイズーはマリーンの事をすっかり忘れ
愛人(山の国のスパイ)と共に毎晩派手に豪遊するが、そのイズーの存在を邪魔に思う
山の国の指示により愛人に殺されそうになり命からがら逃げ出す。
そこでようやく自分の妻であるマリーンの事を思い出し、自分が本当に生きる場所は
マリーンの側でしかないと自分の家に帰るイズー。
戦争の為すっかり荒れ果てた自分の家に驚きながらも、自分を出迎えたマリーンの
無事を喜ぶイズー。しかし、マリーンは再会を喜びながらも別れを告げ海の方へと
向かう。その姿を慌てて追うイズーは彼女の身体が海を渡り死者の船の方に向かう
姿を見て、ようやく彼女が戦で死んでしまった事を悟る。
沖を行く彼女の魂が乗った死者の船に向かい、自分が船員になるからこっちに来いと
叫ぶイズー。しかし、その彼に向かい、任期が終了するまで船は絶対に寄港しない
という声に驚き振り向くと、そこにいたのは毎日夫に呼びかける為に港に通っていた
女が孤独に耐えきれずとうとう石になっていた姿だった。
結構ファンタジーな絵柄のアニメーションだっただけに、この救いようのない結末が
なんとなく後味が悪かった。
826:本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 00:26:50 ID:PsMZ0QOc0
山の国の王子はアホだな。
折角戦勝国になったんだから、
「王女は俺様が頂くぜー!」
とか言って妻にしちゃえば
(この2人に関しては)ハッピーエンドだったのに。
829:本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 00:53:13 ID:52B2qevR0
>>826
そうだよな。