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【洒落怖】石じじいシリーズまとめ その1

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石じじいの話(朝鮮編)

107 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/16(月) 11:07:47.77 ID:pUDLUdg80.net
石じじいの話です。

じじいは、戦前朝鮮で生活をしていたのですが、朝鮮の野山を各地、仕事でおとずれたそうです。
そのときは、石あつめはおこなっていなかったのですが、地面から出るモノ、自然物には仕事柄興味があったとのこと。
「チョーセン人は、便所の下に犬を飼っとって、たまに金玉を喰われることがあってのぅ、金玉の無いチョーセン人がようおったわい」
というのが彼の決め言葉でしたw(これはヘイトスピーチではないですよ。あくまで、じじいの記憶です)
朝鮮の山林でも、へんなものに遭遇したそうです。森を切り倒して焼畑をしていた人々もいたとか。

石にまつわる話もありました。
このころから石に興味をもち始めたということでしたが、石に呪いを込めるというのもあったそうです。
朝鮮に住む日本人(当時は同じ国でしたから)もあまり褒められた人間もおらず、
現地の学校の日本人の校長が、さかんに古墳を盗掘して中に納められていた陶磁器を集めていたそうです。

108 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/16(月) 12:19:52.36 ID:pUDLUdg80.net
>>107
石じじいの話です。

「石に呪いをこめる?」どういうこと?と聞いたのですが、じじい曰く、
「昔のシナにはのう、フコちゅうもんがあってのう、それはのう、入れ物にのう、いろんないやなもんを入れるんと。
 それでフタしとくと、そこにのろいが集まってのう、そんなかに毒ができるんじゃと。それをつこうて、人を殺すんじゃ」
そういうものが朝鮮にもあったようです。今調べると、「巫蠱と蠱毒」ですね。
各種毒虫を1つの壺に入れて、互いに殺し合いをさせて、最後に生き残った奴から毒を得るという。
同じような呪術は、チョーセンにもあったと。

日本も石を使ってある種の超能力を得るというのはあったようです。
本田親徳の「本田式鎮魂帰神法」というのがあって、
まず、山奥や神社の境内など、人間の気の影響を受けてない清浄な場所で、
できるだけ球に近い自然石を見つけてきて、それを,塩などで清めて、他人に見せないように秘匿する。
それに精神を集中させて、自分に憑霊させるということらしいです。
石はあくまで道具であって、霊力がつくのはその行為者です。
それができると、割り箸一本で家鳴りを起こしたり、樹木の枝を揺らしたりすることができるようになるとか・・・

110 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/16(月) 18:34:29.56 ID:pUDLUdg80.net
石じじいの話です(朝鮮編)

朝鮮半島の南部には、昔、陶磁器を焼いていた窯の跡がたくさんあったそうです。
その当時は、すでにきれいな焼き物を焼く技術は絶えていたそうですが、
その窯跡を「発掘」すると、完成時に破棄された陶磁器の破片がたくさんでてきて、
それを集めるて売るとお金になったそうです。もちろん日本人に売るのです。
完品であればそれこそ高額で売れるのですが、そのようなものはほとんどなかったと。
じじいは、そのような発掘はしなかったのですが、発掘者の戦利品はよく見せてもらったそうです。
なかなかきれいな破片だったとということでした。
しかし、たまに、掘っていると素焼きの粗末な壺が見つかったそうです。
中には何も入っていませんでしたが(あるいは、発掘者がすでに取り除いたのかも)、なかから腐敗臭がしたとのことです。
そんなものは、もちろん売れません。

或る日、知り合いの発掘者が興奮してじじいのところにやってきました。(じじいの家は、朝鮮式のオンドルだったそうですw)
「せいじのかんぴんがでたんだ!これはかねになるぜ!」
見ると、碧い色のきれいな壺です。しかし、これも臭い。とても臭い。
「これは、きれいやけど、売れんのとちゃいますか?」とじじいが言うと、
その発掘者は、きれいにすれば臭いもとれて売れる!といって、ホクホク顔で帰って行ったそうです。
その人がすぐに死んだのは言うまでもありません。

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食える石

114 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/16(月) 21:08:25.36 ID:pUDLUdg80.net
石じじいの話です。

石好きが昂じて、石を喰らう人がいるという話がありましたが、
じじいは、そのような人のひとりに会ったと。
硬い石を食べるので、前歯がすり減ってしまっていたそうです。
まあ、龍石というのが漢方薬にあるようですから、石を食べても害にはならないのでしょうね。
しかし、その根性には感心します。

食べることのできる石といえば、空から振ってくる「石麪」が有名ですね。
飢饉の時、神様があわれんで降らす白い石のようなモノで、食べると甘くて乳のような味がする。
鳥翠台北巠の『北国奇談巡杖記』(文化4年)に出ています。

石じじいは、「食える石など見たことが無い!」といっておりました。

エクロジャイト

118 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/18(水) 21:34:26.18 ID:fxvivfT50.net
石じじいの話です。

じじいは、珍しい石を探して、四国各地を巡りましたが、石を探すために国が出版した地質図幅なども参考にしていたそうです。
ある年の秋に、エクロジャイトという珍しい石を探しに、非常に深い山に分け入ったそうです。
石榴石が入っていてとてもきれいな石なので、愛石家のみならず学者も高値で買ってくれたそうです。
じじいは、りゅうきがんと呼んでいましたが。

山が深いのでテント(その当時は布製)を担いで泊まりがけで入ったそうです。
夜は、非常に明るい月夜だったそうですが(そのような時期を狙ったとのこと)、山で不思議な現象をみたそうです。
野営地からみる対岸の山の斜面が、ある範囲でもって光るのだそうです。
その光る斜面の部分が、徐々に移動していく。
大きく大規模なネオンサインのように。それが繰り返すのだそうです。
テントは、雨が降ったときの増水の危険を避けて、ちょっと山の斜面の平らなところに張っていたので見通しは良かったそうです。
「なんの音もせんで、山肌が光るんよ。
 人が山狩りでもしよるんかとおもうたけど、あがいにはようは、人は山をうごけんけんね」
じじいはお目当ての石を集めて、もうけることができたそうです。
下山する際、石がごろごろしている河原に10頭ほどの猿の死体がころがっていたそうです。
流されてきたわけでもなく、毛もふさふさして乾いていて、死んですぐだったような状態だったということです。
どこにも傷はなかったので、毒でも喰ったのか?とも思ったそうです。

[ 2018/07/14 ] NO NAME ◆-
これだね

石麺 せきめん 〔北国奇談巡杖記第一〕石川郡〈加州〉に鶴来といふところあり。いにしへは劒と書けり。こはこのところの氏神を、金劒宮と申し奉りて、巌洞にたゝせ玉ふ故にかく号(なづ)けるが、中古改めて鶴来と称す。一とせ大飢饉の事ありしに、土民はなはだ愁ひ、この神の祠前にまうでて、活命をいのること日あり。或日、俄かに空かきくもり、石のごとくなる真白きものふりける。これを喰ふに甘味にして乳のごとし。これにて続命すること幾ばくといふ数をしらず。不思議の感応とおもはる。私曰、『本草綱目』に時珍がいへる石麪(せきめん)のたぐひなるべし。越中守江の山中より出るといへり。これらのたぐひか。その後もたびゝゞ降るとぞ。今にこの品をたもつ人ありき。

出エジプト記に出てくるマナの仲間なのかな

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文字の浮き出る石

124 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/19(木) 14:45:53.51 ID:k53VsGPL0.net
石じじいの話です。

じじいの経験した気色悪い石のなかには、「文字の浮き出る石」があったとか。
正確には、「石の表面に文字が彫りつけられている石」です。
しかも、彫り込まれている文章の内容が、次々に変化するという。
石に古代の文字が彫られているのは、「ペトログラフ」とか言われたりします。
(もっとも、その用語は不正確で、正しい学術用語では、ペトログリフだそうですが)

じじいの知り合い(深いつきあいは無い)が、青い「石板」を所有していたそうです。
でどころは言わなかったそうですが、どこかの寺社から不当に得た物ではないか?ということでした。
その石板には、奇妙なことに文章が浮き出るのだそうです。
しかも、それは時がたつと(ある条件になると)違った内容になっているとのこと。
その石は非常に硬く、人が彫って文章を書き換えることは不可能で、同じような板状の石を見つけてくることも難しい。
その文章は、石からの持ち主への指示だったそうです。
最初は『神社に●●を供えよ』『庭のどこどこに何々の樹を植えよ』とかで、
つぎには『△の部屋に置いてある家具は方向が悪いから移動させよ』など。
持ち主も最初はおもしろがって(そして敬って)その指示に従っていたのだが、それもできなくなってきます。
なぜなら、石から(?)の要求がだんだんエスカレートしてきたからです。
『オマエの妻を離縁せよ』『5万円を海に捨てよ』とか言い始めたそうです。

125 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/19(木) 14:47:46.68 ID:k53VsGPL0.net
これには従えないので、妻を離縁したように見せかけて、本家から出しておいたりしました。
すると、こんどは『オマエの孫を殺せ』。

無視していると、何度も石の表面に同じような文句がまた浮き出るのだそうです。
それでも無視していると、いつのまにか石が高温を発して、その石を納めてある木箱を焦がし始めました。
お祓いしてもらってもダメ。寺に納めても、おなじように高温を発するため危険だとして、突き返されてくる。
むやみに捨てると、なにか良くないことが起きるかもしれないと持ち主は考えたのです。
(すでに、悪いことは起きているのですが・・・)
それを処分する、という依頼がじじいにきました。
最初断りましたが、「払い」が良かったので引き受けたとのこと。

126 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/19(木) 14:50:20.78 ID:k53VsGPL0.net
捨てるのでなければ、破壊するのが良いだろうと考えました。
(もっとだめではないか?とも思われますが)
まず、その石版に、寺からもらってきたお札を貼りまくりました。
その上から、焼き物に使う粘土を塗り固めます。
それを、焼き物の窯で焼きました。日用品を焼いている平凡な窯で。
これで、「のろいの石板」入りの陶板のできあがりです。
これを山の中のため池の堤で、石炭に混ぜてさらに焼いて、
熱々になったところで、金網にいれて、それをブンっと池に投げ入れたとのこと。
池にドボンと落ちた瞬間、その陶板は急冷され、ドッカーンと爆発して粉々になったと言うことです。
なかなか手の込んだ破壊方法ですが、どうしてそんな方法を?と尋ねると、
ある人から教えてももろうたんや、ということでした。
それいご、その家の怪異は絶えました。
ナウシカの墓所のような石ですね。

子供じじいと女の子

131 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/20(金) 13:25:22.43 ID:HcO4NhD40.net
石じじいの話です。

じじいは一人息子でした。
当時は一家族に子供が非常に多かったのですが、じじいの家は例外でした。
それで貧乏だったのか、貧乏だから子供を多く持てなかったのか?
じじいが子供の頃といいますから、かなり昔。村には電気も水道もガスもありません。ラジオもなかったそうです。

村のなかの一軒の農家が山際にありました。
それほど田畑を所有しているわけではありませんでしたが、かなり裕福だったということです。
その家は集落の他の家とあまり交流せず、親からもあまり行くなと子供じじいは言われていたそうです。

或る日、じじいは山で遊んで、その家の裏山に下りてきました。
そこから、その家の奥座敷(北向きの部屋)の障子が開いているのが見えました。
そこには、じじいよりも二つ三つ年上の女の子が、寝間着を着て座っていたとのことです。
じじいに気がついたその女の子は、手招きをしてきました。
親の言いつけを思い出して躊躇したのですが、じじいは部屋の前に近づきました。

132 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/20(金) 13:26:37.47 ID:HcO4NhD40.net
女の子はじじいに、どこから来たのか?と尋ねて、のどが渇いていないか?と問うて、甘い飲み物を勧めてきました。
じじいはそれを美味しくいただいたそうです。
彼女が自分の事を説明するに、
「自分は病弱で外に出られない」「こうして毎日、小さな裏庭と山を見ているのが唯一の楽しみだ」と。
彼女はやせていて顔色も悪かった(紙のように白かった)ので、さもありなんとじじいは納得しました。
それからたまに、彼女のところへ裏山からいくようになりました。
その家の人はじじいが「通ってくる」ことを知っていたのかもしれません。

別の日、じじいが彼女と話をしていると、彼女はいきなり激しく咳き込みました。
近づいて懐抱しようとするじじいを手で制して彼女は咳き込み続け、
その後、げほっ!と大きく咳をすると、何か小さなものをはき出しました。
それは、小指の先ほどのもので、畳の上をころころと転がりました。

133 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/20(金) 13:37:51.68 ID:HcO4NhD40.net
じじいの方に転がってきたので、それをよく見てみると、それは青い丸い石でした。
ものすごくきれいだったといいます。
落ち着いた少女は、ちょっとほほえみながらその石を拾い上げて懐紙にくるみ、座机の上に置いたそうです。
「こんなことがよくあるの」
その後も彼女は、話しているときによく咳き込みましたが、毎回必ずなんらかの「石」を吐いたそうです。
吐く石の色は青、緑、赤とさまざまでした。
さらに、あるとき、「黄金」を吐いたそうです。鈍く輝く金色の小さな塊です。
そのような「黄金」を吐くことはよくあったと。
彼女はじじいが話す外の世界の話(村や町、野山の様子)に楽しそうに耳を傾けていました。
彼女は当時では珍しい本をたくさん持っていて、それを読み聞かせてくれたそうです。
じじいは兄弟姉妹がいなかったので、彼女を姉のように慕いました。
じじい、ガキのくせに「恋」しちゃったんですね。

134 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/20(金) 13:39:28.69 ID:HcO4NhD40.net
彼女は「いつものようにw」吐いた、きれいな金色の石をじじいにくれました。
「親切にしてくれたから、これをあげる。お金になるから、こまったら売ったらいいわ」と。
或る日、彼女が激しく咳き込んだときに、家の人がふすまを開けて部屋に急に入ってきました。
じじいは部屋に上がり込んでいたので、ばつの悪いことこの上なし!
しかし、家の人はじじいをとがめもせず、少女を懐抱した後、白米のにぎりめしを持ってきてくれて、じじいに食わせてくれたそうです。
そのことがあってから、なんとなくじじいは彼女のところに行きづらくなったということです。まあ、子供ですからね。
彼女は家から全くでなかったので、じじいが訪ねていかないと会うことはありませんでした。

そうして半年ほど過ぎた時、じじいが尋常小学校にあがろうというときに、その彼女が死んだということが親から聞かされました。
じじいは喪失感と深い悲しみに襲われて、山に走り込んで泣きに泣いたそうです。
そのあと彼女の家に行きましたが、座敷のは雨戸で閉ざされていて、そこの主がいなくなってしまったことを痛感しただけでした。

135 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/20(金) 13:45:49.18 ID:HcO4NhD40.net
「からだから石がでるとはのう・・・いろんな石がのう・・ふしぎなことよのう」
じじいは遠くを見ながらつぶやくように、その話を締めくくりました。
「さあて、どらいぶはおわりじゃ。もうかえらんと、くろうならい。またのせちゃるけん」
じじいは8000円トラックの助手席のドアを勢いよく開けましたが、ぐぎごっ!という音がしてドア全体が外れました。
ドアのない車に乗ったのは、そのときが初めてでした。

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身体から石が出る

138 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/21(土) 19:42:21.71 ID:qUCSg07L0.net
石じじいの話です。

じじいは兵隊に行って、衛生兵として訓練を受け戦闘に参加しました。
瀬戸内海に面した大きな町の連隊で訓練を受けましたが、そのときの話とか。

その町に、「身体から石が出る」人間がいたそうです。
町医者に診せても原因がわからず、珍しい症例だということで軍医に連れられて患者を検分したそうです。
最初は、尻の部分が3寸ほど腫れた。触ると痛みがあって硬い。
だんだんと痛みが強くなってきたので、我慢できずカミソリで切開したら、小さな丸い石が出たとのこと。表面が黄色だったそうです。
その後、その傷は癒えたそうですが、一月ほどすると別のところにまた腫れ物が。
それが腫れてまた石がでる。尻や太ももあたりから出たと。
身体の中に「石」(沈着物)が形成されるのは、尿管結石などの例があります。
これは、シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムの結晶が、尿路系に沈着する現象です。
また、筋肉の腱が石灰化する病気(石灰沈着性腱炎、アキレス腱骨化症)もあります。進行性だと深刻な重篤な状態となります。
また、皮膚から異物が出る例としては、「虱瘤」というのがあります。(浅井了意『伽婢子』巻之十三)

139 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/21(土) 19:44:38.45 ID:qUCSg07L0.net
じじいを指導する軍医は、これはどういうものだとおもうか?とじじいたち新兵に尋ねたそうです。
じじいは、かつて外傷を負うようなケガをして、そのときに複数できた傷口に石が入ったあと治癒して、
それが今になって体外に出てくるのでは?と模範的な回答をしたそうです。
「石生みの患者」は、そのようなケガはしたことがない、と言ったそうですが。

石は複数あったので、そのうちの一つを金槌で叩いて割ってみたそうです。
かなり硬く、何度か叩いて粉々に割れたそうです。
外側の黄色に対して、中は黒い詰まった石でした。(モースの硬度7ですね)
結局、その石を分析するわけでもなく、家をあとにしたとか。

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小山

140 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/23(月) 20:12:53.06 ID:7wdxicin0.net
石じじいの話です。

じじいは石探しをしたときに、山で不思議なものをいろいろ見たとのこと。そのなかの一つです。
それは遠くの山を訪れたときに見たもので、山の上の空き地(平地)に石が小山のように積み上げてあったとのこと。
まるでピラミッドのようだったそうです。
高さは3メートル以上はあり、一抱えもある石が積み上げてあったそうです。
その石はそのあたりに普通にある石でしたが、全部角を丸く加工してあったように見えました。
側面の一部は崩れていましたが、中も石がびっしりと積まれていました。
昔のだれか豪勢な人の墓だったのか?と思ったそうです。
近くの村人にはその存在を告げず、その山を後にしたそうです。

そのような石を積んだ構築物があるというのは、
著者不詳の古文書「伊予雑記」(江戸時代初期以前に成立か?)に記されているということです(三十七条:山中に石積みのありたること)。
「清良記」(江戸時代初期の軍記物)にも引用されています。
ただし、『清良記』については、歴史資料としては、信憑性が低いとする意見も多いのですが。

体調が悪くなる石

201 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/12/06(日) 17:02:41.04 ID:6NY93r5I0.net
昔、友人が地層剥き出しの層から球状の石を見つけた
家に持ち帰ってその石を割ったら、石の中心が黒かったらしい
大福でいう餅とあんこ的な感じで、ハッキリと層のできた石
割った理由は、化石が入っているかもと期待したから
その石を家に保管していたら、だんだん体調が悪くなって来た
何週間も原因不明の風邪のような症状
体調を崩し始めた時期が石を拾ってきた時期とほぼ同じと気付いた友人は、怖くなってその石を捨てた

226 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/12/07(月) 20:38:23.01 ID:n/cmZ7+V0.net
石じじいの話です。

じじいは、「持って帰ると調子わるうなるん石はあるんよ」と言ってましたね。偶然の一致かもしれませんが。
そのような石は、川や池に捨てるのが手っ取り早いそうです。他の人の手に渡りにくいですからね。
拾った人にとっては迷惑な話ですが。
一度、畑の隅に放って置いたら、その周りの作物がすべて枯れたとか。殺生石だったのでしょうか?

偶然の一致と言えば、「占いは当たる」現象の可能性を除かねばなりませんね。
(1)石を持って帰って、体調が悪くなる
(2)石を持って帰っても、体調が悪くならない
(3)石を持って帰らなくて、体調が悪くならない
(4)石を持って帰らなくても、体調が悪くなる
この四つの場合がほぼ同じような確率で経験するのですが、
(1)の場合のみ記憶に強く残って、両者の因果関係をあやまって確信してしまうという。

ある化石は、高い放射能を持っていて、それを大事に持っていた人が病気になった、という話を聞いたことがあります。
地層の中には、そのような放射性物質が濃集する場合があるとのこと。
泥炭などに多く含まれる(濃集する)のは有名ですね。

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