378:本当にあった怖い名無し 2018/08/15(水) 14:31:11.72ID:WrgjyEjH0
昔読んだホラー漫画の短編
小学校で予防接種が行われる日。子供達はある噂話をしていた
それは「注射の針が注射器から外れて血管に入り混んでしまい、心臓に針が到達すると死ぬ」という噂
その噂を耳にした主人公の少女は、異常なほどに怯える
いよいよ少女が注射を受ける番が来て、無事に注射を終えた
かに思われたが、少女は一瞬だけ見てしまう
自分に使用された注射器から針が無くなっていたのを
一瞬のことだったので、疑心暗鬼にかられながらも保健室を後にする少女
少女が立ち去った後、予防接種を行っていた医者と看護婦は、先程使用した注射器から針が無くなっていることに気付いて大慌て
教室に戻った少女は「自分の血管に針が入ったかもしれない」と泣きわめいて錯乱
子供たちも少女を取り囲んで大騒ぎ
一方、医者と看護婦は、床の上に落ちていた針を発見して安堵していた
教室では相変わらず大パニックが続いていた
そして少女の腕の血管の中に針の形がクッキリと現れ・・・
というところで終わり
恐らく本当は少女の体内に針なんて無いのに、最後に現れた針の形がとにかく不気味だった
380:本当にあった怖い名無し 2018/08/15(水) 15:52:38.39ID:Oiox2LWtO
>>379
目隠しした被験者に「今から焼けた火箸を押し付けるよ」と恐怖を与えてから
ただの木の棒を押し付けても、皮膚に火傷状の変化が起きるという暗示実験みたいな話だな
381:本当にあった怖い名無し 2018/08/15(水) 21:38:26.17ID:Ms57iDPp0
摘出手術するとかいって医者に麻酔かけてもらえば解決するんじゃね
383:本当にあった怖い名無し 2018/08/15(水) 23:45:47.85ID:WrgjyEjH0
>>380
読んだ私個人の解釈ですけど、暗示というよりは「怪奇」の類いだったのではないかと思います
不条理や理不尽や不気味を題材にした短編で、合理的な理由は無いのではないでしょうか
>>381
たしかですけど、作中の子供達の噂話では「一度血管に針が入ったらもう摘出は不可能で絶対に助からない」みたいに言われてて
だからこそ女の子は強迫観念にかられて、針が無くなってるのを見ても目の前の医者に相談しなかった
って感じだったかと