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【洒落怖】山の不思議な話2つ

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548 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/16(火) 10:06:16.15 ID:910ZHDFc0.net
昔、屋久島の宮之浦縦走したのだけど、その途中滑落しかけた。
後半、小屋に向かう登山道わきに、一か所だけ草が生えているとこがある。
しかし、その草は登山道に被る形で草が生えているだけで、そこを踏み抜くと落ちる。
というか、落ちかけた。とっさに登山道にしがみついて落ちかけで済んだ。
で、そのまま小屋へ。
小屋に登山者ノートがあって、ここを訪れた人が好きにいろんなことを書き込めるようになっているのだけど、
書いてあるのは、
『登山道にワープゾーン。落っこちて、登山道を一瞬でワープしてここへこれた。ラッキー』
『草トラップに気を付けろ!』
『帰りならよかった。けっこうきつい登りをまたやる羽目になった』
『草のおかげで助かりました』
と、草トラップに関する事が大量に書き込まれておりました。
数年前から書き込まれているので、おそらく管理してる人も気が付いているはずだが、放置。
なぜなのか、謎。毎年、ちょっと来て刈れば済むはずなのに・・・

『山へ柴刈り』
575 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/08/18(木) 01:06:43.39 ID:H/GBlA030.net
婆ちゃんに聞いた話。

婆ちゃんが子供の頃は、家にガスも電気も水道も通ってなく、昔話のように山へ柴刈りに行ってたそうだ。
ある日、柴を刈りに行った婆ちゃんの爺さんが、幾らも経たずに青い顔をして帰ってきた。
勝手口の外から婆ちゃんの母親を呼び、自分に塩をかけさせて一升瓶を下げて出て行った。
それで翌日になって帰ってきた。

後年になって聞いた話だと、山に着いた爺さんは昼飯を枝にかけて柴を刈っていたそうだ。
刈っては弁当をかけてある樹の側に持って行く。
何度目かの時に、集めた柴の上に食い物が置いてあったそうだ。
勿論、爺さんの弁当じゃない。それで慌てて山を下りた。
家に入らずに嫁に塩で清めさせて、酒を下げて神社に行った。
それで神主にお祓いと頼んで、一晩堂守をしてたそうだ。

正直。それだけ?と思った。
婆ちゃんに言わせると、山は里とは違うから、一寸したことでも大事になるそうだ。
だからホンの少しの異変があったとしても、山を降りた方が良いらしい。
婆ちゃんの爺さんが何事もなかったのも、直ぐに山を下りて、お祓いをして貰ったからだそうだ。

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