名作・神スレ

【おすすめ小説】今まで読んだなかで最高に面白い小説ってなに?

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※最後におすすめ小説のランキングがあります。

1:やれやれ、僕は名を失った:2010/10/02(土) 21:34:53
また、挙げていきましょう。

2: やれやれ、僕は名を失った:2010/10/02(土) 21:35:49
斜陽

7: 吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 02:18:55
告白

16: 吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 12:15:13
人間椅子

23: 吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 00:25:37
金閣寺

25: 吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 18:52:07
文学初心者だけど古都が良かった

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26: 吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 20:09:06
イクメンの名著といえば野崎歓さんの『赤ちゃん教育』。
最高に面白い。

28: 吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 12:45:54
「エホバの顔を避けて」
これは、すごい。

『エホバの顔を避けて』は本人も習作としている。
エホバとの関係を通して、圧倒的な権威によって抑圧されそこから逃れようとする魂の状況を描く。
http://ja.wikipedia.org/wiki/丸谷才一
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35: 吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 23:33:41
夜間飛行

37: 吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 13:31:53
特性のない男

53: 吾輩は名無しである:2010/10/12(火) 19:27:39
古都

59: 我輩は名無しである:2010/10/13(水) 20:31:24
>>53
古都って、そんなにオモシロイの?

60: 吾輩は名無しである:2010/10/13(水) 20:38:20
>>59
マナカナと京都が好きな人には最高の文学

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56: 吾輩は名無しである:2010/10/13(水) 08:45:59
はてしない物語

@yuu_ito110
「モモ」
「はてしない物語」
エンデ作品も読書にのめり込んだきっかけ。どちらもその発想に驚き、夢中になった。

後者は当時ファンタジー要素を想像・映像化するのが難しかったけど、今の子たちならするんなりできそう。是非ハードカバーで重みを感じながら読んでほしい。

68: 吾輩は名無しである:2010/10/15(金) 04:39:37
カラマーゾフの兄弟

69: 吾輩は名無しである:2010/10/15(金) 07:16:33
遠藤周作『沈黙』

どんなに信仰心があつくても、拷問には耐えられないよ、人間だもの。
こんな時代があったから、今があるのかな、
人間とは、なんて愚かな生き物なのだろう。

77: 我輩は名無しである:2010/10/16(土) 20:37:26
ドンキホーテ

78: 我輩は名無しである:2010/10/16(土) 22:31:49
「日本文学盛衰史」高橋源一郎 

83: 我輩は名無しである:2010/10/18(月) 21:46:12
「活火山の下」マルカム・ラウリー

おれはこの本は旧訳で読んだけど、amazon には、旧訳が三冊あった。
おれは旧訳が好きだけどな。

85: 我輩は名無しである:2010/10/19(火) 20:56:30
「東海道四谷怪談」鶴屋南北

86: 我輩は名無しである:2010/10/20(水) 10:13:40
「キッチン」よしもとばなな

87: 我輩は名無しである:2010/10/20(水) 21:43:34
「豊穣の海」三島由紀夫

91: 吾輩は名無しである:2010/10/21(木) 23:11:30
「ノーライフキング」いとうせいこう

93: 我輩は名無しである:2010/10/25(月) 18:57:51

もう だいたい名作は 出尽くしたのかな

誰か これっていう本 を教えてくれないかな?

96: 吾輩は名無しである:2010/10/26(火) 00:27:34

カルヴィーノ「冬の夜ひとりの旅人が」
レム「完全な真空」
カルペンティエール「バロック協奏曲」
ガルシア=マルケス「百年の孤独」
シモン「盲いたるオリオン」
ミルハウザー「バーナム博物館」
ベケット「伴侶」
筒井「脱走と追跡のサンバ」
藤枝静男「空気頭」
露伴「幻談」

20代♂。偏っててスマン。
ラウリーは新訳出たみたいだけどまだ読んでないや。

99: 吾輩は名無しである:2010/10/26(火) 12:51:30
ハリーポッター
マーヤとアラシ(邪馬台国の使者)

100: 吾輩は名無しである:2010/10/26(火) 13:00:10
ガラス玉遊戯

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101: 我輩は名無しである:2010/10/26(火) 21:53:43
>>100
「ガラス玉遊戯」をamazonで買ったゾ!
おもしろそうだったし、ラスト一冊だったからネ

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102: 吾輩は名無しである:2010/10/27(水) 02:10:23
吾輩は猫である
坊ちゃん
三四郎
仮面の告白
金閣寺

104: 吾輩は名無しである:2010/10/27(水) 13:34:17
インストール 綿矢りさ

107: 吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 05:48:11
多分、ドンキホーテか、阿Q正伝

108: 吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 21:55:38
推理小説なら、
宮部みゆき「火車」
東野圭吾「白夜行」

112: 吾輩は名無しである:2010/10/29(金) 21:07:58
コインロッカーベイビーズ

114: 我輩は名無しである:2010/10/30(土) 22:13:39
月並みだけど「悪霊」。

115: 吾輩は名無しである:2010/10/31(日) 03:40:48
星並みだけど『ドグラ・マグラ』

120: 吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 20:16:03
やはり百年の孤独

129: 吾輩は名無しである:2010/11/03(水) 19:53:14
レ・ミゼラブル

135: 吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 15:16:03
ドサ健博打地獄

140: 吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 23:23:24
裸のランチ

この衝撃を越える作品には未だ出会えていない。

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145: 吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 22:13:35
>>140
別に腐す訳じゃないけど、あれ何が良いのか俺には分からん
出来ればどこがどう良いか説明して欲しい

ついでに俺の最高は神聖喜劇

150:: 140:2010/11/08(月) 16:10:49
>>145
独自の世界観もあるけど、俺が衝撃を受けたのは実験性。
小説というものの約束事・法則を壊したところ。

一般的な文学は作者が意図的に並べた文字記号の羅列から、
読む方が場所や人物を頭の中に作り出す
というお約束の上に成り立つものだけど、
そんなことを一切無視して破壊しているところ。

バロウズの頭の中、文字に刻まれた思考と感覚を
頭の中に叩き付けれる感覚を楽しめるか、味わえるかだと思う。

「人類はいかなる時代、いかなる場所からでも『裸のランチ』に参加できる」(作中より)

167: 吾輩は名無しである:2010/11/11(木) 10:24:22
>>150
わざわざありがとう
なるほど俺には良さが分からない訳だ。
読んでてほとんど話が理解出来ないし、ある程度固まったイメージも出来なかったよ
たぶん他のビートニク読んでも理解出来ないんだろうな。ありがとう、為になったよ

170:150:2010/11/11(木) 14:04:40
>>167
もし「理解しがたいもの」として逆に僅かでも興味があるなら、映画版をお薦め。
原作をそのまま映像化したのではなく、
「いかにしてバロウズが『裸のランチ』を書いたのか?」
という物語を作品世界と織り交ぜて描いてあり、
世間的な映画としての評価は低かったけど、あれはあれでかなり面白いと思う。
後、ビートニクと一言で言っても作家それぞれ。
ケルアックの『路上』なんて今の目で読むと純文学ですよ。

151: 吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 02:18:55

アルジャーノンに花束を

141: 吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 19:58:13
ふたりのロッテ

この衝撃に出会えたことない

オーストリアのケーニッヒ湖畔にある「こどもの家」には、
毎年夏になると多くの子供たちが国内各地からやってきて、夏休みを過ごす(サマーキャンプ)。
ウィーンから来たルイーゼ・パルフィーとミュンヘンから来たロッテ・ケルナーは、
お互いがあまりにも似ていることに驚き、仲良くなる。

そして、互いの生まれた日や生まれた場所が同じ事から、自分たちが実は双子であり、
夫の浮気疑惑から離婚した両親が、子供を、シングルマザー・シングルファザーを
装って一人ずつ育てていたということを知る。
両親を仲直りさせ、家族4人で一緒に暮らせるようにするために、双子はある作戦を実行に移すことになる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ふたりのロッテ

143: 吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 20:28:08
ふたりのロッテ人気だな…

146: 吾輩は名無しである:2010/11/08(月) 05:23:24
『悪霊』/ドストエフスキー

148: 吾輩は名無しである:2010/11/08(月) 10:28:23
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」

151: 吾輩は名無しである:2010/11/08(月) 16:36:32
レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」

あらすじ:社会現象となった『長いお別れ』新訳版、文庫に登場。
私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。
あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。
何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。
しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。
が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた…

155: 吾輩は名無しである:2010/11/08(月) 18:39:06
ロンググッドバイなんですが、どうせチャラい小説と思ってましたが
全然違いました、かなりいいです。
単なる探偵小説ではないです。
これこそ現代の予言書か?

159: 吾輩は名無しである:2010/11/09(火) 14:13:04
パイの物語「ヤン・マーテル」
コレはすごく面白かった
トラとの友情も良いし、最後の二つの物語のところも良いし

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163: 吾輩は名無しである:2010/11/10(水) 19:14:09
ジョイスのユリシーズ
もちろん原文でね
20世紀最高の文学と言われるにふさわしいと感じました

166: 吾輩は名無しである:2010/11/10(水) 22:25:55
ゼロの使い魔かな?
このシリーズの3巻を読み終えた時の心境は忘れる事が出来ない・・・

176: 吾輩は名無しである:2010/11/11(木) 19:32:09
人間失格

177: 吾輩は名無しである:2010/11/11(木) 19:33:29
三島由紀夫「仮面の告白」

180: 吾輩は名無しである:2010/11/11(木) 20:42:34
自分の小説が好きになったきっかけという意味では、
横光利一の「盲腸」
高橋源一郎が生まれる前からあれほど現在のポップ文学を
予言するような作品が書かれていたことにおどろきましたね。

181: 吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 00:44:30
「ひげよ、さらば」

196: 吾輩は名無しである:2010/12/01(水) 22:53:05
大庭みな子『三匹の蟹』
彼女と村上龍の視点は、唯一無二のもの。決して模倣できない。

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210: 吾輩は名無しである:2010/12/23(木) 19:35:24
シッダールタ などのヘッセの作品群

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212: 吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 06:59:42
大岡昇平「野火」
草木などの自然の描写がうますぎ
ドキュメンタリーだから説得力がすごい

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224: 吾輩は名無しである:2011/01/13(木) 17:38:16
小林多喜二「蟹工船」
若い奴は読め。

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225: 吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 11:11:05
「赤頭巾ちゃん気をつけて」
これ読んでない人は人生損してる

庄司薫の小説。『中央公論』1969年5月号に発表。学生運動を背景に日比谷高等学校の生徒、
薫の生活を軽妙な文体で描いた作品で、同年に第61回芥川賞受賞、ベストセラーとなり映画化もされた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/赤頭巾ちゃん気をつけて
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245: 吾輩は名無しである:2011/02/18(金) 13:51:03
>>225
ほんと小説読まない人は人生損してるよね。

マンガばっかり読んでる夫に>>225
から言ってほしい

スレチで申し訳ない

「重力ピエロ」読んだ人いますか?
今3/1読んだんだけどおもしろくない
ここから神展開になりますか?

最高→重松清「疾走」

227: 吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 19:04:21
家畜人ヤプー
十二国記
ドグラマグラ

有名どころ満載ですいません

短編ありなら星新一

228: 我輩は名無しである:2011/01/17(月) 22:19:20
白鯨

233: 我輩は名無しである:2011/01/21(金) 22:14:05
方船さくら丸

234: 吾輩は名無しである:2011/01/23(日) 21:56:19
>>233
「方舟さくら丸」読んで声出して笑った。

238: 吾輩は名無しである:2011/01/25(火) 21:36:03
恐るべき子供たち

1929年コクトーが40歳の時に書き上げた小説であり、彼の代表作の一つに数えられる作品。
コクトーはこの作品をアヘン中毒の治療のために入院している時に、
わずか3週間足らずで書き上げたとされる。

エリザベートとポールの姉弟2人だけで暮らす世界が、ダルジュロスという美しい少年との出会いで
崩壊して行く物語で、コクトーは己の運命の受諾というテーマを訴えている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/恐るべき子供たち

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241: 吾輩は名無しである:2011/02/05(土) 15:57:05
倉橋由美子「聖少女」

242: 我輩は名無しである:2011/02/16(水) 22:46:26
倉橋由美子「ヴァージニア」

倉橋由美子はいい!

244: 吾輩は名無しである:2011/02/17(木) 02:23:31
かたっぱしから芥川賞受賞作を読んでいた時期があって、
一番心揺さぶられたのが菊村到「硫黄島」だった。
あと、日野啓三の「あの夕陽」。

256: 吾輩は名無しである:2011/02/21(月) 17:44:42.28
>>244
俺も芥川賞作品マラソンしてみようかなあ

247: 我輩は名無しである:2011/02/19(土) 17:10:51
千年の愉楽

中上健次を忘れんなっ!

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249: 吾輩は名無しである:2011/02/19(土) 21:07:35.84
中上健次なら『重力の都』が良かった。
長編より掌編向きだね、中上は。

250: 吾輩は名無しである:2011/02/19(土) 21:33:32.92
まあね
中上健次の掌編には重みと力強さがあるから

255: 吾輩は名無しである:2011/02/21(月) 17:42:32.94
「夜長姫と耳男」坂口安吾
「沈黙」遠藤周作

262: 吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 17:53:42.57
皆 本は図書館で借りて読んでますか?
お金掛かるよね。

263: 吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 19:04:34.32
俺はいつも図書館
ネットで在庫調べて予約してメールで「用意できました」と来たら取りに行く感じ

268: 吾輩は名無しである:2011/03/13(日) 18:22:22.58
「喪服の町」最上典世 
最近読んだ小説の中でちょっと読み応えがある小説

270: 吾輩は名無しである:2011/03/13(日) 18:48:13.94
>>268
最上典世おれも読んだ。

確かに最近のボンクラ小説とは毛色が違ったね。

力強さがある。

271: 吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 22:01:23.49
残雪の短編
アジェンデ。精霊たちの家
(マルケスの百年の孤独も好きだが、
百年の孤独より好きな気がする。と言っても甲乙つけがたい)

嵐が丘
後、日本の最近のなら西加奈子の通天閣

他はいろいろあるけど、やっぱり安部公房はすごい。

一冊だけ選ぶなら嵐が丘

272: 吾輩は名無しである:2011/03/16(水) 15:56:37.88
>>271
結構好みがかぶるw
嵐が丘いいよなほんと

悪童日記かね

285: 吾輩は名無しである:2011/04/06(水) 23:41:24.50
中島敦『名人伝』

文学板で中島敦不人気なんですかね・・・?
個人的にはどれも好きなんですけど

289: 吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 23:16:43.93
>>285
俺は好きだよ。
個人的には「文字か」がいい。

296: 吾輩は名無しである:2011/04/08(金) 19:59:33.90
>>289
文字禍好きがいて嬉しい

「クオ・ワディス」シェンキェーヴィチ
「停電の夜に」ラヒリ

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301: 吾輩は名無しである:2011/04/09(土) 17:58:16.55
オ●ニーマスター黒沢

オナマスニコニコ動画

http://www.onamas.net/

308: 吾輩は名無しである:2011/04/10(日) 15:47:11.37
罪と罰

309: 吾輩は名無しである:2011/04/10(日) 15:50:21.84
若きウェテルの悩み

313: 吾輩は名無しである:2011/04/10(日) 23:06:10.88

ブローティガンのアメリカの鱒釣り

321: 吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 17:31:08.62
>>313
やっぱそうだよね~

316: 吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 13:41:38.90
憂国

2・26事件に際して友人たちの所属する反乱軍を勅命によって討たざるをえない状況に立たされた武山中尉が、
死を選び妻・麗子と共に切腹する過程を描いた作品である。

洗練された構成と、「大きな鉢に満々と湛(たた)えられた乳のよう」な肌の白さ
(妻の肌の美しさを表す表現)、などの優れた描写により、短編ながら完成度の高い作品となっている。

三島自身も「もし、忙しい人が、三島の小説の中から一編だけ、三島のよいところ悪いところすべてを凝縮したエキスのような小説を読みたいと求めたら、『憂国』の一編をよんでもらえばよい」と述べている。

またこの作品の切腹の描写の凄惨さは、三島が実際の切腹を冷静に捉えており、
そこに美を見いだしてはいないようにも思えるため、
三島が切腹を評価してはいなかったのではないかとも推測される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/憂国

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329: 吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 23:48:24.83
ハックルベリー・フィンの冒険

332: 吾輩は名無しである:2011/04/19(火) 13:25:14.95
涼宮ハルヒの憂鬱

338: 吾輩は名無しである:2011/04/24(日) 15:32:43.74
バレエ・メカニック
21世紀を代表する文学

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341: 名無しさんは見た!@恐縮です:2011/04/25(月) 23:23:02.39
谷崎潤一郎「細雪」
山崎豊子「大地の子」
二葉亭四迷「浮雲」

365: 吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 20:16:05.72
絵のない絵本

屋根裏部屋で暮らす貧しい画家は、夜に訪れる月の語る話によって寂しさを慰められていた。
その話を画家が書きとめたという設定で、33夜にわたる短い物語を収める。

1839年の初版では第20夜までだったが、再版で31夜まで追加され、1855年の第4版で33夜がそろった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/絵のない絵本

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369: 吾輩は名無しである:2011/05/02(月) 09:44:27.07
燃えよ剣

432: 吾輩は名無しである:2011/05/24(火) 15:42:22.70

百億の昼と千億の夜

もっと評価されて良いとおもうねん

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436: 吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 22:22:02.30
>>432
ハギオモトの漫画で読んだ
スケールの大きさに驚いたよ

433: 吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 05:13:19.28
筒井康隆「幻想の未来」
非常に美しいラスト。読み終わった後、しばらく呆然としてしまった。

447: 吾輩は名無しである:2011/05/30(月) 13:27:34.97
五味康祐の「柳生武芸帖」。
石川淳訳の「雨月物語」と「春雨物語」。

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467: 吾輩は名無しである:2011/06/04(土) 01:14:34.35
カントロヴィッチの「祖国のために死ぬこと」

<祖国>の観念がいつ生まれ、戦いで死ぬということがなぜ神聖な行為とされたか、
その根源を追求した作品。考えさせられた。

471: 吾輩は名無しである:2011/06/05(日) 09:26:43.25
最高の小説は多々あるけれど、
もっともっと読まれて良いのが野上弥生子の「秀吉と利休」。

野上弥生子、スル―しなくて良かったとつくづく思った。

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475: 吾輩は名無しである:2011/06/12(日) 13:09:15.42
「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」かな
「五分後の世界」かな。

どちらも激しく揺さぶられました。

486: 吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 01:23:09.38

あれもこれも好きで最高の一冊って難しいけど、
サン=テグジュペリの「夜間飛行」には心を揺さぶられたな。
とにかく凛とした登場人物がかっこよすぎた。

490: 吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 13:03:54.42
>>486
同意です。私も大好きです。

スローターダイクの「大衆の侮蔑」が今の一番です。

492: 吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 23:18:12.64

小説ではないが レフ・トルストイ「イワンのばか」 これが文学の最高峰

502: 吾輩は名無しである:2011/06/19(日) 01:16:33.05
>>492
同意
トルストイといえば、この国ではなにかと大長編が持て囃されがちだが。
わずか60頁(岩波)の中に、詰めることのできる全てが詰め尽くされているよな。
初めて読んだ時は腰をぬかしたよ、あまりの凄さに。

494: 吾輩は名無しである:2011/06/17(金) 01:41:46.96
「フランケンシュタイン」初版。
作者のメアリ・シェリーと周囲の人々の関係性や影響を考えると
なかなかすごいよ。

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534: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 :2011/06/27(月) 15:12:46.05
三国志演義

558: 吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 00:30:32.19
源氏物語 世界のベスト100小説で日本人唯一の作品

580: 吾輩は名無しである:2011/07/08(金) 23:38:13.84

我輩は猫である。 名前はまだ無い。

この書き出し・・・世界中探してもこれほど見事なものは少ないと思うが・・・・

581: 吾輩は名無しである:2011/07/08(金) 23:43:00.42
たしかになんだこの小説って言う掴みというか引き込む力はあるな

582: 吾輩は名無しである:2011/07/08(金) 23:46:25.09

旧約聖書 新約聖書
セットで。

素晴らしいフィクションです。

589: 吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 18:49:17.64
>>582
同意、ありとあらゆる人間ドラマが詰まってる

583: 吾輩は名無しである:2011/07/08(金) 23:55:46.39
麻雀放浪記

人間をよく描いてる
こっちで直木賞とるべき


http://ja.wikipedia.org/wiki/麻雀放浪記

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586: 吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 00:18:46.21
ライ麦畑で捕まえて

この作家の視点はやはり天才だわ

604: 根保孝栄:2011/08/29(月) 18:25:15.31

喪服の町、いい作品でした。一作一作ステージを上げて意欲作を重ねてますね。
次作楽しみです。

609: 吾輩は名無しである:2011/09/02(金) 10:03:42.18
>『喪服の町』

非常に密度が濃い作品ですね。
正直、読むだけでかなり消耗しました。
文章や語彙などは好みですが、息抜きを許さない粘度があります。

言葉に対する偏執狂的なこだわりのなかに、何ものとも呼応しえないせつない絶望をみました。
作者の筆歴から推測するに、村上春樹や村上龍が登場した時代に「佳作」受賞だったことが
不遇のはじまりではなかったかと思います。

また、そのような孵化しきれなかった才能は少なくないのでしょうね。
本作は読み手を選ぶ作品ゆえに、いろいろと難しいかと感じました。
作者の他の作品も取り寄せて読ませていただくことにしました。

641: 吾輩は名無しである:2011/10/02(日) 23:30:38.79

「こころ」かな~。時々読み返したくなる。次点は「それから」だな。

642: 吾輩は名無しである:2011/10/03(月) 00:53:56.67
「こころ」はありえないほど長い手紙で萎える

644: 吾輩は名無しである:2011/10/04(火) 00:28:18.15

漱石は評価され過ぎ。
傑作は「三四郎」だけだな。
後期の因循とした私小説群とかもうマジで勘弁してほしいよ。

645: 吾輩は名無しである:2011/10/04(火) 00:41:25.53

漱石はオレが読んだ中では「三四郎」が好きかな。
今読んでも大筋では全然古臭くない。
軽妙さとシリアスさのバランスが絶妙。
社会風刺も普遍性があるので邪魔にならない。

648: 吾輩は名無しである:2011/10/04(火) 08:40:47.82
>>645
おや。
結婚しよう(*^_^*)

650: 吾輩は名無しである:2011/10/05(水) 03:31:56.43

幼年期の終わり

イギリスのSF作家、アーサー・C・クラークの長編小説。
1953年に発表され、クラークの代表作としてのみならず、SF史上の傑作として広く愛読されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/幼年期の終り

651: 吾輩は名無しである:2011/10/05(水) 09:03:40.43
おれは2001宇宙の旅のストイックさがさらに好き。
でもSF一択ならボネガットの三大傑作のどれかだな。

668: 吾輩は名無しである:2011/10/19(水) 10:21:00.13
「ヨブ記」だろうなあ。

旧約聖書に収められている書物で、ユダヤ教では「諸書」の範疇の三番目に数えられている。
ユダヤ教の伝統では同書を執筆したのはモーセであったとされている。
『ヨブ記』では古より人間社会の中に存在していた神の裁きと苦難に関する問題に焦点が当てられている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨブ記

685: 吾輩は名無しである:2011/11/23(水) 19:34:31.89

立原正秋「はましぎ」
E・ブロンテ「嵐が丘」
のどちらか かな

692: 吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 18:22:01.63
>>685
そういえば立原正秋はひとつも読んだことがなかった
『嵐が丘』好きだし、685を信じて読んでみようかな

693: 吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 19:10:49.92
>>692
立原作品に出会えるきっかけになれたのなら嬉しいです
「冬の旅」は立原版「罪と罰」なのかもしれないし、「夏の光」はあいのこを
扱った自身と被る哀しくも重厚な良い作品だよ。
「嵐が丘」好きならば、やはり「はましぎ」お奨めします

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703:692:2011/11/26(土) 15:38:23.92
>>693
丁寧にありがとう。すごく興味が湧いてきた。読んでみます。

690: 弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2011/11/25(金) 00:41:00.87
阿刀田高の『ブラック・ジョーク大全』
もしくはダンテの『神曲』

もしくは高田純次の『適当日記』

このへんには勝てない

あとはシュティフターの『晩夏』とかも至高かな。
あとはブローティガンの『東京モンタナ急行』

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219: 記憶喪失した男:2010/12/29(水) 14:34:53
よっしゃ、このスレでもう一度「世界一面白い小説」スレのつづきをやろう。

暫定ランキング

おいらの思う順位
「モンテ・クリスト伯」>>1に感謝の全7巻読破記念に、超おすすめ。
「甲賀忍法帖」おれのおすすめ一位。
「百年の孤独」とにかく重厚な人間模様の頂点。
「ドグラ・マグラ」中盤が冗長。
「緋色の研究」主人公が笑えるし、ホラー味もあり、犯人に魅力もある。
「沈黙」迫力あるサスペンス。
「星の王子さま」寓話が面白い。
「ロビンソン漂流記」夢はあるが衝撃はない。
「七人の武器屋」ハッピーエンドな恋愛がない。
「南総里見八犬伝」ハッピーエンドな恋愛がない。長すぎ。
「人間失格」良いが、人生悲劇なら他の小説でも描かれている。
「赤毛のアン」後半が退屈。勉強してるだけじゃん。
「宮本武蔵」武蔵がお通とちゃんとくっつくべき。そこがものたりない。
「妖星伝」寝取られのエロ。決して傷つかない外道皇帝の演出は面白いが、それだけ。
「虐殺器官」文章はうまい。アイデアの展開があまい。
「モモ」童話だが、何の劇的な仕かけもなく、退屈。
「砂の女」迫力不足。意外性が低く、あまり面白くない。
「魔界転生」冗長。最初の武蔵が転生する場面以外つまらない。
「ボヴァリー夫人」浮気物語。とにかく、遊び人なだけの男に浮気する超つまらん

220: 記憶喪失した男:2010/12/29(水) 14:48:47

面白かった順

「カラマーゾフの兄弟」リーゼのツンデレが萌える。
「人間椅子」下品すぎるのが笑えて憎めない傑作。
「斜陽」自殺するのが衝撃的な傑作だった。
「ユービック」徐々に退廃していく世界が死を連想して、幻想的。
「万延元年のフットボール」祖父たちの事件の謎解きも楽しい娯楽作品だが、オチが嫌。
「こころ」恋愛を罪悪だとする衝撃の視点。
「1972年のピンボール」文学だと思った珍しい小説のひとつ。
「コインロッカーベイビーズ」上巻ははらはらどきどきで読んだ。下巻は駄作。
「完全なる真空」虚数ではなくこの本を褒めるやつはアホだと思う。
「裸のランチ」麻薬中毒者の書く文章がつまらないことを教えてくれた。
「金閣寺」退屈なダメな若者の青春。なぜリア充が友人なのか激しく不快。
「蹴りたい背中」文章が日本語なのか怪しい駄作。なにがいいたいのかわからん。

221: 記憶喪失した男:2010/12/29(水) 15:09:35

新旧ランキングを混ぜた上位・面白い順。

「モンテ・クリスト伯」マジで泣いた。号泣した。
「甲賀忍法帖」不死身が論理的に死ぬファンタジーは他にない。
「百年の孤独」十九世紀文学よりは面白いのはほぼ確実。
「ドグラ・マグラ」幻想文学の到達点なのはほぼ確実。中盤冗長。
「緋色の研究」シャーロック・ホームズのキャラが笑える。
「沈黙」迫力のある歴史サスペンス。神学もからめてうまー。短いしね。
「カラマーゾフの兄弟」文学板で褒められる頂点。まあ、お前らはこの程度だ。

主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごしたのち、
脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵として自らを陥れた者たちに復讐する物語である。
1844年から1846年にかけて、フランスの当時の大手新聞「デバ」紙に連載され、
同じく1844年から1846年にかけて18巻本として出版された。

日本では明治時代に黒岩涙香が『史外史伝巌窟王』の題名で翻案。
1901年(明治34年)3月18日~1902年(明治35年)6月14日、『萬朝報』に連載された。

以後、日本では長く『巌窟王』(がんくつおう)の名で一般に親しまれることとなった。
なお、黒岩涙香の『巌窟王』は、当時の日本人がなじみやすいように人名や船の名前を
日本風に変えているが(たとえば、エドモン・ダンテスは團友太郎)、舞台はヨーロッパのままであり、
ストーリーも原作とほぼ同じである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/モンテ・クリスト伯(巌窟王)

491: 吾輩は名無しである:2011/06/16(木) 23:10:26.67
KAGEROU 
22世紀の人たちから「現代の預言書」といわれ・・・ないかw

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496: 吾輩は名無しである:2011/06/17(金) 23:44:59.72
>>491
「現代の預言書」ワロスw

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