1: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)20:00:49 ID:k9L
需要あるなら書いてく
2: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)20:02:29 ID:q14
暇だしどうぞ
3: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)20:59:06 ID:9hv
ワイにタイムリーなスレ、イッチよ頼むで
4: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)20:59:24 ID:EFr
見るで
13: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:09:22 ID:k9L
古代ギリシャ 四体液説
(´・ω・`)「なんだか元気が出ない……ゆううつ」
彡(゚)(゚)「お、原住民やんけ!どうしたんや?」
(・ω・`)「やきうのお兄ちゃん……最近ずっとゆううつで……
楽しいこともないし死んでしまいたいよ」
彡(^)(^)「それはメランコリーやな!黒胆汁が原因や!」
メランコリーとは……
古代ギリシャにおいてはヒトは四つの液、
すなわち以下のバランスが崩れることによって病気になると考えられた。
・血液
・黄胆汁
・黒胆汁
・粘液
例)血液が優勢で黄胆汁が腐敗すると下痢
この時、黒胆汁が優勢になるとヒトはゆううつになるとヒポクラテスの時代には考えられていた。
ゆううつを意味するメランコリーの由来は、黒胆汁に由来する言葉である。
四体液説
人間の身体には数種類の体液があり、その調和によって身体と精神の健康が保たれ(Eucrasia)、バランスが崩れると病気になる(Dyscrasia)とする考え方で、古代インド(アーユルヴェーダ)やギリシャで唱えられた。インドからギリシャに伝わったとも言われる。
四体液説は、西洋で広く行われたギリシャ・アラビア医学(ユナニ医学)の根幹をなしており、19世紀の病理解剖学の誕生まで支持された。どの体液が優位であるかは、人の気質・体質に大きく影響すると考えられ、四体液説と占星術が結びつけられ広い分野に影響を与えた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/四体液説
17: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:10:45 ID:kMj
古代ギリシャの時点である程度医学的な根拠は考えられてたんやね
18: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:10:48 ID:lCk
一応病気扱いはしてたんすねぇ
21: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:20:52 ID:k9L
瀉下療法
(;ω;`)「黒胆汁が原因なのはわかったけど、どうやったら治るの?ずっとこのままは辛いや」
彡(゚)(゚)「問題は黒胆汁が多すぎることやな……」
彡(^)(^)「せや!下から全部出せばええんや!」
黒胆汁が多くなるのが原因と考えられていたので、
治療は必然的に黒胆汁を体から追い出す方向へと向かった。
瀉下療法と呼ばれ、人類初のクスリとも言われる下剤(薬草)を用い、ただ脱糞させた。
驚くべきことにこの瀉下療法は、1870年代まで続いたという。
22: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:22:37 ID:lCk
えぇ...
鬱だと脱糞させるのか...
23: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:23:08 ID:W5h
>>22
体から悪いものを出すって考え方はよくある
26: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:28:27 ID:k9L
中世 瀉血療法
(´。ω゜`)「お腹が……お腹が……」
(´;ω;`)「他の治療法はないの……?」
彡(゚)(゚)「わがままな奴やな」
彡(-)(-)「しかしどないしたもんかな……
黒胆汁は血液から作られる……せや!」
彡(^)(^)「血抜いたろ!」
( °ω° /)
これは瀉血療法と呼ばれ、要は血抜きである。
中世の西欧では好んで行われ、
瀉血療法のしすぎで血の一滴まで抜き去って死亡したという悲しい例がある。
瀉血
瀉血(しゃけつ)とは、人体の血液を外部に排出させることで症状の改善を求める治療法の一つである。古くは中世ヨーロッパ、さらに近代のヨーロッパやアメリカ合衆国の医師たちに熱心に信じられ、さかんに行われた[1] が、現代では医学的根拠は無かったと考えられている。現在の瀉血は限定的な症状の治療に用いられるのみである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/瀉血
27: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:32:25 ID:lWL
えぇ…
29: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:34:16 ID:mja
死にそう
30: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:35:09 ID:K3P
草
31: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:35:35 ID:blE
その辺の時代は何かあったら瀉血してたししゃーない
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34: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:41:33 ID:k9L
ケシの実
(´。ω゚`)(。ω゚`)(´。ω゚)「」
彡(゚)(゚)「しかし瀉血療法でも瀉下療法でもダメか……」
彡(-)(-)「いったいどうしたら……」
彡(゚)(゚)「あの人を訪ねてみるか」
???「ワタシ、どいつカラ来タダイジョーブ博士デース」
……………………
「あひゃひゃひゃ」
ダイジョーブ博士「科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース」
彡(^)(^)
なんのことだかわからないが、ようは阿片である。
ケシの実に傷を入れ、乳液を取り出し乾燥させたもので鎮痛、
多幸感などの効果が得られるため、うつ病の治療にも使われた。
いうまでもなく麻薬である。
依存が問題となったためか、次第に治療法としては中心的な位置からは離れいくが、
近年になって注目も浴びた。
37: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:43:15 ID:blE
あーもうめちゃくただよ
40: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:44:11 ID:m2B
自然由来だしね、しょうがないね
41: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:45:58 ID:aVY
電気痙攣療法はまだか?
43: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:50:57 ID:k9L
古代ローマの学者ケルスス 生活習慣の見直し
(´・ω・`)「ひどい目にあったよ……もう治療はしなくていいかな」
彡(゚)(゚)「ほーん、まだ他にも治療法が……」
(´;ω;`)「もうお腹いっぱいだから他の人にしてあげて!」
彡(゚)(゚)「そういうならしゃーないわ(ただの生活指導なんやけどな)」
ここで四体液説のおさらいである。
血液、黄胆汁、黒胆汁、粘液のバランスが崩れるとヒトは病気になる。
血液や粘液はそのまま血液と粘液であり、
黄胆汁は嘔吐した際に見られた胆汁そのものであると思われる。
黒胆汁の実態のみ不明だが、飲食によって作られるとした。
そのため生活習慣を整えることが指導された。
運動、食事、風呂、セックス、休養などである。
加えて、精神療法的なアプローチに力を入れた医者も存在した。
ローマ時代のケルススは希望を与え、褒めるなどといったことを重視した。
48: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:52:26 ID:mja
まともやんけ!
45: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:51:59 ID:blE
ここにきてマトモなの混じってて草
49: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:52:45 ID:9vV
畜生みたいな前例から優しい世界
52: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:53:06 ID:blE
なぜここから脳の一部を切り取ったり電気ショック浴びせたりする方向に走ってしまうのか
55: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:55:04 ID:9vV
>>52
治療法が分からないならしゃーない
今の病気の治療だって先人が研究して治療法確率させたしな
75: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:04:23 ID:k9L
番外編 中世の魔女狩り
(´・ω・`)「見えない人が話しかけてくる!」
(´・ω・`)「なんか急に怒りっぽくなっちゃう!」
彡(゚)(゚)「あっ……(察し)」
パラケルスス(有名な医者)「う~ん、これは魔女w」
J( 'ー`)し 「火あぶりね」
(´・ω・`)「えっ!でもやきうのお兄ちゃんはメランコリーじゃないの?」
ヨハン・ワイヤー「メランコリーは黒胆汁っていう、体の病気ですし……」
J( 'ー`)し 「でもどうせだし火あぶりがいいわ」
(´・ω・`)彡(゚)(゚)
(´^ω ^`)彡(^)(^)
中世において魔女狩りが行われたのは周知の通りである。
以前思われてたより小規模ではあるものの、
周りと違うものが異端=魔女として火あぶりに処せられた。
この中には多くの精神病者がいたとされる。
それに反しうつ病の患者では、治療法が発展しなかったことと引き換えに、
体の病気という考えは根強く、魔女狩りを免れていた。
おそらくゆううつ気分は誰もが体験するためではないだろうか。
83: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:07:29 ID:rXN
怖E
77: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:05:36 ID:lCk
はえ~
落ち込んだだけで魔女扱いもなぁ
80: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:06:39 ID:UdM
糖質は昔は神のお告げが聞けるってことで聖職者から嫉妬されてたって聞いたわ
しかしなんで鬱だけ他の精神病と違う扱いやったんやろ
250: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:21:50 ID:9kV
>>80
それだけ四体液説の影響が強かったんや
うつ病は黒胆汁っていう体質の問題って意識が近世までかなり残ってたんやで
だから他の精神疾患は悪魔憑きとして扱われても、うつ病だけは黒胆汁が多いだけでしょって感じだったんや
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88: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:14:08 ID:k9L
18世紀 恐怖療法
彡(-)(-)「時代は啓蒙主義や……今までの古い考えは捨てなあかんな」
彡(゚)(゚)「おい、ちょっとこっち来てくれや」
(´・ω・`)「わかったよやきうのお兄ちゃん
でもどこ連れてくの?」
彡(●)(●) 「ええから、ええから」
ドババババァァァァッッッッッ!!(穴に落ちた音)
(´。ω゚`)「わっ!なにここ、うんちがたくさんある!助けて!」
彡(^)(^)「wwwwwwwwwwww」
18世紀後半、なぜかメランコリーは怖がらせれば治るという精神療法が生まれた
実際にはうんちではなく蛇がうようよいる穴に落としたり、橋の途中が抜けるようになっており池に落とすなどの手法が考案された
なお実際にメランコリーの患者が強盗に襲われ、川に飛び込み格闘をしたらメランコリーが治ったという逸話がある
89: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:14:50 ID:feT
>>88
ええ・・・
90: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:15:10 ID:UdM
ショック療法かな?
92: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:15:32 ID:mja
ショック療法しか出来んのか
93: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:15:33 ID:r8A
あんまりにもびっくりしすぎると人間ってポジティブになるんやな・・・
96: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:18:02 ID:K3Z
この時代の精神病治療は水責めやら回転椅子やら強制マラリア感染とか頭おかC
97: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:18:43 ID:UdM
>>96
水責めや回転椅子はともかく最後は普通に死ねますやん・・・
99: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:19:24 ID:K3Z
>>97
なおマラリア感染開発した医者はノーベル賞貰っとるで
101: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:19:45 ID:UdM
>>99
何て人や?
105: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:20:27 ID:K3Z
>>101ユリウス・ワーグナー・ヤウレック
まぁ完全にトンチキ療法じゃなかったみたいで
ユリウス・ワーグナー=ヤウレック
ワーグナー=ヤウレックは発熱を伴う精神疾患の治療に生涯を捧げた。1887年から彼は、1890年にロベルト・コッホが発見した丹毒、ツベルクリンの発熱性精神疾患への効果について研究を始めた。これらの治療法はうまくいかなかったが、1917年にはマラリア寄生虫の接種に取り組み、神経梅毒による麻痺性認知症に効果があることが実証された(ただしこの療法は危険度が大きいため、抗生物質が普及した現在では行なわれていない)。この発見により、彼は1927年度のノーベル生理学・医学賞を受賞した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ユリウス・ワーグナー=ヤウレック
98: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:19:07 ID:r8A
マラリアはアカンでしょ
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108: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:21:36 ID:k9L
回転椅子療法
(´・ω・`)「びっくりさせないでよ!あーまだゆううつだよ……」
彡(゚)(゚)「ほーん、せか……、効かんかったか……」
彡(●)(●)
( ´・ω・`)
( ´・ω・)
( ´・ω)
( ´・)
( ´)
( )
(´ )
(・´ )
(ω・´ )
( `ω・´ )
( ・`ω・´)
この恐怖を与えれば治るという手法をさらに発展させたものの一つが、回転椅子療法である。
高速で回転する椅子に患者を縛り付け、回す。口、鼻、耳あたりから出血するまで回す。
ちなみにこの療法を発明したのはかのダーウィンの祖父であり、
無害な拷問というカテゴリー名称?が用いられた。
その他にも水責め、大砲の音を耳元で鳴らす、真っ暗で無音な部屋に閉じ込める、
挙句には鞭打ちなど、バリエーションは多岐にわたる。
115: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:22:44 ID:r8A
>>108
出血のところが怖すぎる
111: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:22:30 ID:K3Z
遠心分離かな
119: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:23:54 ID:r8A
真っ暗で無音とか逆に狂うわ
123: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:26:46 ID:feT
>大砲の音を耳元で鳴らす
セミにも撃つし、この時代の人たち大砲好きすぎじゃない?
124: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:27:09 ID:UdM
大砲は男の子のロマンやからね
116: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:22:58 ID:UdM
これ絶対精神病患者をいじめて楽しんでる奴おったな
120: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:24:39 ID:K3Z
>>116
ベドラムでぐぐってみるといいぞ
ベドラム
ベドラムは非人間的で残忍な治療法で悪名高くなった。1675年、建物の老朽化に伴ってベドラムは、ロバート・フックによってデザインされたムーアフィールズ(Moorfields)の新築に移転した。これ以降を「第二期ベスレム」と呼ぶことがある。18世紀には多くの人々が狂人を見物するために多くの人がベドラムを訪れた。貴族などの見物客は一人1ペニーを支払って入場し、患者たちの奇妙な振舞いや暴力行為などを見物して楽しんだ。毎月第一火曜日には入場が無料になった。また、見物客には患者を突いて興奮させるための長い杖の持ち込みも許可されていた。1819年には96000人の見物客が訪れた。患者達は1700年には「患者(patients)」と呼ばれていたものが、1725年から1734年の間に「治療可(curable)」と「治療不可(incurable)」という言葉が用いられるようになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベドラム
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237: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:06:38 ID:9kV
電気療法
彡(゚)(゚)「電気を頭に流すんやで!」
(´・ω・`)「えっ」
電気けいれん療法はもともとショック療法の一つとして発案された
最近は専ら修正電気けいれん療法という安全な方法で行われており、効果も確立されている
彡(^)(^)「頭に磁気を!」
(´・ω・`)「」
経頭磁器刺激法は、新しい治療法で、脳に磁気刺激を与える方法である
まだ一般的とはいえない
128: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:31:55 ID:k9L
天使の扮装
(´・ω・`)「もう僕はダメだ……死んで天国に行きたい……」
「そこまで思いつめとるんか……辛かったな……」
(´;ω;`)「お兄ちゃん……」
J( 'ー`)し(天使のコスプレして急に登場)
彡()()
J( 'ー`)し「私は天使よ……あなたの罪は赦された……」
(´・ω・`)
(´・ω・`)
( )
`u-u'
それまでの反動を受け、モラル療法というあらたな精神療法が誕生した。
こころに優しく働きかけるのを目的とし、
メランコリーの原因に共感し、涙し、慰め、希望を与えるなどが治療の方針であった。
例えばピネルは自分は罪深い……と自殺を願う躁うつ病患者に、
天使の扮装をさせたエキストラによって「罪は赦された」と宣言させた。
この例ではうまくいったため回復したという報告がなされているが、効果は決して高くなかった。
実際ピネルの弟子も「効果は長続きしない」と述べている。
茶番。
フィリップ・ピネル
患者を解放するピネル トニ・ロベール=フルーリー画
1745年4月20日 - 1826年10月25日
フランスの医学者、精神科医。百科全書派の影響を受け、心理学を深く研究し、ジャン=ジャック・ルソーや、当時の英国の心理学的精神科の臨床実績の影響を受けた。「精神病患者を鎖から解き放った初めての医者」として知られている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フィリップ・ピネル
129: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:32:44 ID:UdM
ギャグかな?
132: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:33:09 ID:feT
それで治ったら、神父さんや牧師さんだけでよくね?
131: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:32:58 ID:K3P
草
140: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:42:33 ID:k9L
18世紀 メスメル 催眠療法初期(動物磁気説)
(´・ω・`)「やきうのおにっ……」
彡(゚)(゚)「ワイはメスメルや!」
(´・ω・`)「えっ急に何を
彡(●)(●)
(´・ω・`)
(´・ω・`)「メスメルさん」
彡(゚)(゚)「世の中には動物磁気に溢れてる」
彡(゚)(゚)「その配分を直せばホラ!」
彡(゚)(゚)「治ったやろ!治ったよなぁ!?(脅迫)」
メスメルは独自の理論を応用し、医療に用い、大成功を収めた。
神経症(現代でいう心因性疾患)が治ったという患者が続出し、大盛況となった。
しかしこの方法を他の医者が真似しても成功しなかった。
ペテン師という非難はあったものの、実際に楽になったという患者が多いため、
メスメルのカリスマ性が患者を治している、という結論に至った。
mesmerize(魅了する)の語源はメスメルであり、
現代でも用いられる催眠療法の創始者となった。
そしてある時ある男がこの催眠療法に出会う……
男の名はフロイトといった。
動物磁気説
メスメルは空間には磁性を帯びた不認知の流体が存在するとし、このうち生体内を貫流したものを動物磁気と名付けた。そして、当時病因が不明であったヒステリーといった病気が動物磁性の不均衡によって生じると考え、この学説に基づき、施術者が患者に磁気を与えるという治療術を実践した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/動物磁気説
145: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:44:42 ID:UdM
動物磁気ってなんや・・・
142: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:44:06 ID:r8A
ええ・・・
144: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:44:30 ID:mja
意味不明過ぎて草
146: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:46:18 ID:K3Z
メスメルは古典催眠の分野では有名なんやがな
そんなポンコツ理論じゃないんだが
153: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:51:26 ID:K3Z
現在の催眠術の基本はメスメルの理論結構はいってるで
催眠に掛けて暗示を与えるんや
148: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:48:33 ID:lCk
人間プラシーボやな
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161: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:55:16 ID:k9L
19世紀 フロイト 精神分析(無意識の発見)
彡(゚)(゚)「催眠療法……なんとも不思議なもんや」
彡(-)(-)「いったい何故これで神経症が治るんや……?」
J( 'ー`)し「無意識よ」
彡(゚)(゚)「無意識か」
フロイトの名を知らない人は少ないと思う。彼は天才である。
フロイトは催眠療法に出会い、人間には意識できない精神の領域があり、
そこから心の病気になると考えた。
これが「無意識の発見」である。
それゆえ今までのようにただ語りかけるのではなく、
精神の奥底にある問題を見つけられた時、治療として成功すると考えたのだ。
事実、当時の神経症・・・・ちなみにうつ病と神経症は違う、
フロイトもメスメルも主にヒステリーを相手取っていた・・・
の治療には多くの実績が上がった。
そしてフロイトいわく、うつ病の心理とは無意識にある別れ、そして別れた人への怒りの抑圧である。
しかし今日の精神科の医療において、精神分析は少なくともメジャーな方法ではない。
治療効果が乏しく、時間がかかり、本当に原因が別れにあるか確証はないなど、
多くの問題点を抱えているためである。
そして何より抗うつ薬が誕生したためである。
166: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:57:25 ID:UdM
フロイトってやたら下ネタにつなげてる印象(無知)
180: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:10:00 ID:YxD
精神病なんて脳内物質の分泌バランス壊れてるときに起きるんだから
遺伝とかめっちゃ関係ありそうやん
代々内臓が弱い家系とかがあるわけやし
187: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:13:08 ID:aVY
>>180
実際遺伝性はあるで
というか精神疾患のほとんどは環境要因だけじゃなく遺伝要因も強い
188: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:14:22 ID:k9L
1950年代 抗うつ薬の誕生
彡(-)(-)「石油から風邪薬やらなんやら作れるようになった……」
彡(゚)(゚)「ワイはもう怖いもんなしやな……」
(´・ω・`)「お兄ちゃんうつ病の薬って……」
彡(゚)(゚)「せやったな!任せとけ!」
彡(-)(-)「とは言ったもののどうにもうまくいかん……睡眠薬やらは作れたんやが……」
ドレ&ドニケル「抗ヒスタミン薬(クロールプロマジン)が統合失調症を改善させたのよ~!すごくない!?」
彡()()「ファッ!?なんやこいつらきっしょ!」
(´・ω・`)「じゃあこのクロールプロマジンと似た構造を持つイミプラミンを、統合失調症の患者の人に投与しても良さそうだね!」
カンッジャ「うぉぉぉ!!」(脱走し大声で歌いながら自転車で街を徘徊)
彡(゚)(゚)「はぇ~すっごい元気になるんやなぁ、これ使えばうつ病も治るわ(確信)」
188: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:14:22 ID:k9L
三環系抗うつ薬のイミプラミン
こうして生まれたのが三環系抗うつ薬のイミプラミンである。
先に登場していたイプロニアジドのような重い副作用もなく、
初の抗うつ薬として、世界に衝撃を与えた。
こうして今日の精神科へと時代は移り変わっていくのである。
ちなみにこの登場が衝撃的すぎたためか、
後に登場する抗うつ薬の多くはイミプラミンの構造を変えたにすぎず、
副作用はすくなるものの、治療効果自体は大差がなかった。
しかしイミプラミンの登場はうつ病の化学的なメカニズムにも光を当てた。
どうやらうつ病の患者では、モノアミンという神経伝達物質が脳内で減っており、
抗うつ薬の投薬がそこを増やすことによってうつ病が治る。
そう考えられるようになったのだ。
その考えに基づきSSRIなども誕生したが、やはり効果に関して言えばそれほど大差はないのが事実である。
190: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:15:11 ID:K3Z
未だにこの薬が現役という現実
191: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:15:29 ID:feT
>>190
はえー、すっごい
197: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:17:53 ID:K3Z
SSRI以降はだいぶ進歩したと思うがなぁ
NaSSaとか結構すごいで
226: ( ・`ω?´)■忍法帖【Lv=15,がいこつけんし,e8C】 2017/04/06(木)23:49:35 ID:tSt
つまりプラシーボ効果が関わってるんやな(混乱)
218: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:35:15 ID:r8A
むずかしくてついてけん
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227: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:54:44 ID:k9L
現代 精神医学の父クレベリン
彡(゚)(゚)クレペリン(精神医学の父)
彡(゚)(゚)「精神障害は色々なタイプがあるな」
彡(-)(-)「うつ病depressionは躁うつ病の一部、つまり内因性疾患や」
クレペリンは精神医学の父であり、かれが生み出した分類法は基本的に今日でも通用する。
すなわち全ての精神疾患は心因性(心理的な原因があるもの)、
器質性(脳の病気、認知症など)、そして内因性の三つに分類されるというものである。
内因性とは何か?
それはおそらく体質的な要素が原因だと考えられるものである。
例えば統合失調症などがそれであり、
大事なのはストレスなどで発症するわけではないということである(誘因にはなり得る)
227: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:54:44 ID:k9L
その後の医者たち
(´・ω・`)「でもやっぱり躁うつ病の中にもうつしかならない人はいるなぁ」
(´・ω・`)「そういう人たちは遺伝的にもうつしかならないし……、躁うつ病とうつ病は違う病気なんだ」
(´・ω・`)「しかもうつ病には器質性のうつ(脳の病気などが原因でうつ状態になる)の人や、単に落ち込んでる人もいるみたい」
こうしてクレペリンの考える躁うつ病の分類は整理されていった。
うつ病には、器質性、内因性、心因性の3つのタイプがあることもわかった。
抗うつ薬が鮮やかに効くのは内因性である。しかし心因性、内因性の区別は時に難しい。
234: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:02:56 ID:8OD
やっぱり精神弱いやつ多いからな
ワイも
228: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:55:18 ID:k9L
操作的診断基準DSM-IIIの誕生
J( 'ー`)しアメリカの医者
J( 'ー`)し「今までの診断って曖昧だわ。こんな診断じゃ統計取るのも難しいわ」
J( 'ー`)し「もっと客観的に、どの期間どの症状が何個当てはまったらうつ病と診断する。こんな感じがいいわね」
J( 'ー`)し「まぁ診断基準が間違ってたらその都度修正しましょう、限界も問題もあるけどそれもいつか直せばいいわ」
こうして生まれたのが操作的診断基準DSM-IIIである
ちなみにそれまでの伝統的診断方法が完全に死んだわけでもない
DSMはあくまで暫定的なものであり、今までの診断方法のエッセンスとうまく組み合わせ診断しているのだろう
統計マニュアル (DSM)
精神疾患の診断・統計マニュアル (DSM)は、アメリカ精神医学会が作成している、精神障害に関する国際的な診断基準の1つである。1952年に第1版が出版され、その後改訂を重ねている。DSM-III以降、操作的診断基準を採用してからは、その分類の科学的な信頼性を高められるよう努めるとともに、実践への配慮、とりわけ臨床での有用性を非常に重視してきた。その実用性の高さ、わかりやすさなどのため、臨床、研究、教育の幅広い分野で用いられている。
228: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)23:55:18 ID:k9L
現代の日本社会
彡(゚)(゚)(´・ω・`)
彡(゚)(゚)「診断基準とかで結構当てはまるわ! ワイはうつ病に違いないわ」
(´・ω・`)「失恋が辛くて……えっ、うつ病ですか、診断基準には当てはまる……はぁ」
彡(^)(^)「ワイは新型うつやで!まぁうつなんて甘えよ」
うつ病などの患者数はこの10年間で2倍に増え、抗うつ薬の売り上げは5倍になった。
もちろん未治療の人も数多くいるのは事実である。
そういった意味では喜ばしいのだが、過剰診断が問題にもなっていることは事実である。
DSMによってアメリカでも日本でも、診断技術は確実に落ちたと言われている。
うつ病じゃない人たちをうつ病と診断し続けた結果が、
抗うつ薬の効果が落ちたと言われるようになったことかもしれない。
232: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:00:20 ID:Drt
増えてるんか…
235: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:04:12 ID:Rns
精神弱いくせに逃げたらダメって考えのせいで酷い事になっとるな
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237: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:06:38 ID:9kV
現代 認知療法
彡(゚)(゚)「ぐるぐる思考を止めるんやで~」
(´・ω・`)「あっ、はい」
現代の精神療法のスタンダード、認知行動療法である。
現実とは則さない認知の歪み(例:ワイはなんてブサイクなんやろ!)を、
現実と擦り合わせていくことで、不必要に自分を責めたりする行為などの軽減を目指す。
これから発展したものとして、ACT、スキーマ療法、弁証法的行動療法などがある。
なおいわゆるカウンセリングに近いものであるが、状態が重い時に行うとかえって悪化することもある。
カウンセリングにも副作用はある。
色々書いてきたがうつ病の治療の基本、
それは休養と、服薬であることに間違いはない。
240: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:07:33 ID:9kV
241: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:07:48 ID:Drt
乙やで!面白かったわ
253: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)17:58:02 ID:gq8
はえ~
238: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:07:01 ID:nJV
一般人でも用意できる物で効果ありそうなやつ知ってたら教えて欲しいわ
リラックス系とかがええんか?
242: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:07:51 ID:TrR
>>238
ワイ鬱現役患者、体感やけど塩分と肉が気持ち利く
245: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:11:39 ID:TrR
動物性タンパク質がなんか効果感じるが、肉は実感有るわ
多分調べたら肉食メインの連中と菜食メイン比べたら、肉食に鬱は少ないと思うくらいには実感ある
がワイの思い込みかもしれん
246: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:12:48 ID:cQu
>>242肉が効くとはたまに聞く話やな
数年以内には、血液検査で鬱かどうか診断つくようになるらしい
鬱が甘えとか軽視される時代が遂に終わるかもしれん
248: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:18:30 ID:cQu
なるほど利にかなってるかもな
ミネラルとたんぱく質かぁ
243: 名無しさん@おーぷん 2017/04/07(金)00:08:22 ID:jyM
イッチ乙やで
茶々入れまくってすまんな
33: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)21:37:41 ID:lCk
今でこそ笑ってるけど
ワイらの治療法も未来から見ればアホみたいなもんなんかもしれんな
72: 名無しさん@おーぷん 2017/04/06(木)22:02:55 ID:r8A
うつ病ってたいへんやね
馬鹿にできんわ
参照元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1491476449/
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