後味の悪い話

【後味の悪い話】森の怪物

770: 本当にあった怖い名無し 2021/05/27(木) 22:31:33.10ID:AEapFcy30
大昔に見た短編アニメ。

平和な森に住むやさしい動物たち。
しかし最近、人間たちが「この森には怪物がいるらしい」と噂しているのを
聞いてみな不安がっている。

「怪物ってどんなやつなんだろう?」
「たぶんすごく大きいんだよ! 熊さんよりずっとずっと!」
「そうだ! みんなでもっと大きな怪物のふりをすれば怪物を森から追い出せるんじゃないかな!」
それは名案だ、と森じゅうの動物が協力することになった。

熊の上に猪、猪の上に鹿、鹿の上に兎たち、兎の上に鳥たち、
といった具合に動物たちは寄り重なって、大きな「怪物」になろうとする。
「うーん、重いよ……」
「でも、もっと大きくならないと怪物にやられちゃうよ…」

上から下から、さらに多くの動物が集まって異形の巨体を成していく。
「くるしい……くるしい…」
「もっと…もっと…もっと…」

数日後。
猟師が獲物を求めて森に入ると、現れたのは動物ではなく
無数の正気を失った目を光らせる巨大な「怪物」。
恐ろしい咆哮とともに猟師に向かって腕を振り下ろす。

森の遠景をバックにナレーションが一言。
「森に怪物は、いました。」

評価

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