423:本当にあった怖い名無し:2006/08/13(日) 17:14:29 ID:X/iG6xFR0
ガイシュツかも試練が、素人が作った短編映画を紹介するという番組で、
「怪獣迷子」って題名の特撮モノが後味が悪かった。
少年が、ある日草むらで小さい奇妙な物を見つける。
どうも何か生き物の子供らしい。興味津々の少年はそれを家に持って帰る。
その生き物は奇怪な外見だったが、一緒にテレビを見たり遊んだりして
日を重ねるにつれ、少年とそれは次第に仲良くなっていく。
そうして平和に暮らしていくうちに、ある日急に大きな怪獣が少年の街を襲う。
怪獣は何かを探しているらしく、街はどんどん壊されていく。
少年は、その探しているものが自分と仲良くしている生き物ではないかと思い、怪獣に向けてそれを差し出す。
案の定怪獣はその生き物の母親で、自分の子供を見つけようとやってきていたようだ。
安心して帰っていこうとする母親怪獣。
そこで唐突に、ウルトラマンのような正義の味方的なヒーローが飛んできて、
街をボロボロにした怪獣を母子もろともあっという間に火を吹きかけやっつける。
悪者を始末して街のみんなは大喜び。ヒーローも誇らしげ。
そして最後のカットは、地に落ち炎に包まれて燃えていく、自分の友達だった子供怪獣を呆然とながめる少年。