スポンサーリンク
187:本当にあった怖い名無し:2011/12/02(金) 00:50:43.04 ID:6x7RJFLa0
実家にあった児童向けのことわざの本で、そのことわざにぴったりな
エピソードが載っていてなかなか読み応えがあった。
その中の「鳶に油揚をさらわれる」はいまだに後味悪い。
昔ある醤油だか味噌問屋の丁稚がいて、彼の仕事は冷たい水で桶を洗う事だった。
当時はスポンジもたわしもない時代だったので藁を掴んで擦るしかなかったけど
彼は藁をある程度の長さに切り、両端を束ねて使う事を思い付く。
それで大分仕事が楽になったんだけど、さらに試行錯誤を重ねて
いわゆる「亀の子たわし」を作り上げる。
すると方々からその特許を譲ってほしいとの声がかかったが
彼は自分で頑張って作り上げたものをそう人に易々と渡す気はなかった。
しかしある人に「今はまだ新しいけど、これからさらにいいものが開発されて
亀の子たわしなんてあっという間に時代遅れになってしまいますよ。
そうなる前に私が??万円で買ってあげます」と破格の値を申し出る。
そう言われると気持ちが揺らいで遂に特許を譲ってしまう。
すると特許を買った方は大きな工場を作って支払った金額以上に大儲け、
特許を譲ってしまった丁稚はただ呆然とするしかなかった。
188: 本当にあった怖い名無し:2011/12/02(金) 02:44:59.93 ID:FQLG10CAO
>>187
コカコーラも、最初に作った人は屁みたいな金額で権利を売ってるんだよね。
売った人にとっては後味悪いどころじゃないだろうけど、
実際その人には会社作ったり出来なかっただろうしね。
共同名義でやりましょう!って言っとけば良かったのに…
196: 本当にあった怖い名無し:2011/12/02(金) 20:03:13.88 ID:bXUIPAjq0
>>188
泳げたいやきくんを歌ってた人も
印税は1円も入らなかったと聞いた
210: 本当にあった怖い名無し:2011/12/03(土) 09:54:08.73 ID:2SaC02px0
>>196
「およげ!たいやきくん」を歌っていた人、詳細を聞くと更に後味が悪い。
「子供向けの歌は売れないから」
と、歌唱著作権を当時10万円で売却。
その後、歌がメガヒット。
権利を売却した後なので、どんなにレコードが売れても、歌手には一円も入らなかった。は有名な話。
この歌手は当時、たいやきくん以外にも子供向けの歌(主にアニソン)を多数、
担当していたが、その殆どを同じ理由で、権利を売却していた。
が「子供向け(主にアニソン)は売れない」が、そもそも嘘だった。
(確かに、マイナーな作品の主題歌の場合は全く売れない)
当時の子供向けの歌はソノシートや、玩具屋や書店等、
レコード屋以外での販売も多かったので、レーティングの対象外。
運良くヒット作に当たれば、ミリオンも。
しかも当時のアニメは、地上波で何度も再放送されたので、息長く売れた。
同時期にアニソンを歌っていた別の歌手は、担当した主題歌で家を建てた。
しかも、アニソンの評価が高まったおかげで、昔の作品は形を変えてリリース。
テレビ等のBGMにも使用されたりで、今だにそれなりに印税収入があるとか。
おまけに、アニソン界の重鎮としてテレビに出たりライブをしたり。現在も活躍中。
別の歌手は、別のレコード会社に所属していた。
しかも担当者が後に日本で初のアニメ専門レーベルを立ち上げた人物。
(なので、権利を手放すなと歌手に助言)
たいやきくんの歌手は現在、消息不明。
212: 本当にあった怖い名無し:2011/12/03(土) 11:01:27.01 ID:bDw82Qkd0
>>210
子門真人さんには申し訳ないけど
無知だっただけ。
消耗品根性が染み付いてただけ。
これはしょうがないよ。
189: 本当にあった怖い名無し:2011/12/02(金) 07:19:46.69 ID:9RzNx5FwO
その話が嘘っぱちで、亀の子たわし屋さんが困惑してる、
ってとこまで書けば後味悪いと思うんだけど。
194: 本当にあった怖い名無し:2011/12/02(金) 18:10:31.60 ID:qPL8VjTs0
亀の子たわしは、実際には考案者自らが特許を取得して、
事業化して成功した、割合有名な例だよ。
http://www.kamenoko-tawashi.co.jp/arekore/hiwa/hiwa.html
丁稚が思い付いて、特許権を取得するかというと...ちょっとリアリティないし。
これぢゃ、後味悪くなくて「良かった。騙された丁稚はいないんだ」になっちゃうけど
元の後味の悪さは、 どちらかというと、映画「鯉のいる村」が当たるかも?
https://moviewalker.jp/mv19455/