後味の悪い話

【後味の悪い話】映画「呪われた老人の館」

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48:本当にあった怖い名無し2021/12/11(土) 12:22:39.86ID:kuEwQiqY0
ホラー映画『呪われた老人の館』

主人公は老婆。
元ダンサーでプライドが高く頼りがいが有って自立したしっかり者の女性。
息子を亡くしたが、大のお婆ちゃんっ子である可愛い孫
(父親が死んだ際に主人公に大いに助けられた)もいて順風満帆な人生を送っていた。

しかし脳卒中を起こして倒れてしまい、養老院へと入れられることになる。
その養老院はとても良い環境に思えて、新しい友達も出来た。
しかし養老院には怪物が潜んでいて、夜な夜な老人を襲って生気を吸い取っているらしい。
そのことに気付いた主人公は、怪異の存在を必死に訴えて助けを求める。

しかし誰も信じてくれず、それどころか痴呆を疑われ、
医者からも脳卒中に伴うアルツハイマーと診断され、完全に病人扱いされるようになってしまう。

今まで力強く逞しく生きてきた主人公であったが、ここに来て「老い」というものの煩わしさ、
そして「死」への恐怖を抱くようになり始める。
主人公は独自に養老院を調べ上げ、院長や入居者の何人かが怪異に関わっていることを突き止め、
唯一の味方である孫に助けを求める。

孫は半信半疑になりながらも養老院を調べ、主人公の主張が事実であると確信する。
こうして孫の手引きによって主人公は養老院からの脱出を試みるが、その際に怪異の正体を見ることとなる。
養老院の入居者の何人かは悪魔崇拝者であり、
養老院の庭に生えてる「悪魔の木」の前で儀式を行うことによって、
他の入居者たちから生気を奪って永遠の若さと命を得ていたのだ。

主人公は儀式に乱入し、悪魔の木に火を放とうとする。
悪魔崇拝者たちは必死に主人公に呼び掛ける。
「あなたも私たちの仲間になればいいじゃない」「永遠に若さを謳歌できるのよ」「老いがどれだけ惨めか、あなたも思い知ったでしょ」「あなたが死ねば、あなたを敬愛しているお孫さんが悲しむわよ」
すると孫が主人公の手を握り締め、涙目でこう言う。
「ぼくを1人にしないで」
主人公は観念し、悪魔崇拝者たちと手を組み、仲間となった。
普段は養老院で老婆として過ごしながら、時おり若返って美しいダンスを披露する。
そんな幸福な人生をいつまでも送るのであった。

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