後味の悪い話

【後味の悪い話】中学校の道徳で読んだ話

スポンサーリンク

170: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:14:25.72 ID:+4TLutEL0.net
中学校の道徳で読んだ話。

主人公は中学三年生で、運動神経がかなり良い女子。
そんな主人公は今度行われる市の駅伝大会の学校選抜に親友のAと一緒に選ばれる。
主人公は二年生の時にも駅伝大会に出場し、五人抜きをしてチームを優勝まで導いた。
早速練習を始める二人。Aは順調に実力をつけていくが、主人公はなかなかタイムが伸びない。
親友と自分を対比して自己嫌悪に陥る主人公。ついにはおなかが痛いと嘘をついて練習をさぼってしまった。

一度さぼってしまうと歯止めが利かない。次の日は頭が痛い、その次の日は塾があるからと嘘をつく主人公。
主人公は大会前日も練習をさぼってしまい、テレビを見て過ごしていた。
テレビではリポーターがマラソン選手の人にインタビューをしていた。
頑張って苦労してやっとここまで来たと語るマラソン選手。
大会当日、第五走者で粘り強い走りをしたAは2位でアンカーの主人公にタスキを渡す。
案の定主人公は他の人にどんどん抜かされ、チームは大会入賞を逃してしまった。
大会終了後、大声で泣くAやチームのみんな、顧問の先生。主人公も涙を流した。
しかしその涙は、あのテレビに出ていたマラソン選手が流したような、輝く涙だった。

あの手この手で練習をさぼってチームのみんなに多大な迷惑をかけたのに、一人だけ清々しい感傷に浸った主人公に腹がたつし、
努力してきたAとかは全く報われなかったところが後味悪い。
なんでこんな話を美談仕立てで教科書に載せたのか疑問。

171: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:49:22.02 ID:TZWVZB1j0.net
>>170
「その涙」というのが主人公以外の涙だったなら道徳の話として成り立つんだがなあ

172: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/02(金) 00:35:36.27 ID:HjdFsEW00.net
道徳の教科書の話で自分も思い出した

主人公の小学生はある日先生の家に遊びに行った。が先生は留守で、奥さんに先生の自室に通され一人で待たせて貰う。
ふと部屋に置いてある土器の壺が目に付いた。それは土埃にまみれて非常に汚い。
先生がいない間にこれを綺麗にしておけばきっと先生は驚き喜ぶだろうと思い、綺麗に磨いた。
先生はなかなか帰って来ず、遅くなったので結局その日は帰った。

翌日、先生は生徒達の前で自分が持っている壺の話を始めた。主人公は自分が褒められるのだと思い期待していると先生は言った。
「ああいった壺は汚れを払ってしまうと歴史的価値が薄れてしまうのです。だから先生はそのままにしていたのです」
先生の話はそれっきり。主人公は顔を真っ赤にし涙目で一人下を向いていた。

本人だけにちゃんと言えばいいのに名前を出さずに皆の前で処刑するとか凄い胸糞だった
匿名公開処刑な話って他にも道徳の教科書に載ってたけど、これが小学では道徳なの?って小学生ながらに疑問だった
実際小中の先生ってこういう事よくする

スポンサーリンク

-後味の悪い話