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800:本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 14:42:56 ID:OD5/C3Kg0
子供の頃読んだ少年小説
200×年、その頃は地球規模の氷河期に入っていて
全ての食料、資源が不足してきて配給制となっていたが
母子家庭の中学3生の恵子は貧しいお弁当(これすらも
母親が長時間配給に並んでやっと手に入れたもの)を
持って学校に出かける。
恵子の夢はこの苦労してきた母を早く手助け出来る年齢
になる事で、母親には本当に感謝していた
中学には違うクラスのBFがいて、そのBFの家族は両親
祖母、と多くて配給はもっと厳しいく昼食のお弁当は持って
来れないので、いつも恵子のお弁当を2人で分け合っていた。
「ごめんね恵子ちゃん・・折角の君のお弁当を、半分とって
しまって」「いいのよ!そんな事、気にしないで・・」という
いつもの会話のあとBFが「ねぇ、今度の日曜に家に遊びに
来てくれないか?母が君に会いたがっているんだ」
初めてのBFへの家庭訪問、恵子は貴重な水を工面して身体
を洗い汚れを落として、精一杯お洒落な洋服を着て彼の家に
やってくる
BFの一家総出で迎えてもらう、大歓迎に喜び一杯の恵子は
貴重なコーヒーまで出して下さるお母様の心使いに、苦くて
不味いと思ったコーヒーを「美味しいです」といって飲み干す
と、急に眠くなり・・・その日のそのBFの夕食は、珍しい肉入り
のカレーライスでした。
・・・母子家庭の素直な心優しい孝行娘と無邪気なBFの
恋物語の落ちがこれかい?!
と消防の自分は落ち込んだよ
当時は、ノストラダムスの大予言とか代3次世界大戦で
人類滅亡?とか噂されたアンニョイな時代だったためかな?
802:本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 19:42:56 ID:OfssaKg0
最後のアンニョイにやられたw
805:本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 20:02:06 ID:ODdfsg0
後味悪い話いっぱいで気分悪かったのに
最後のアンニョイで全部持っていかれた
ありがとうアンニョイ