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534:本当にあった怖い名無し:2005/12/21(水) 03:43:28 ID:OmZ9btkw0
断片だけの会話が続く予感がするので早めに「芋虫」あらすじ投下。
貞淑な妻の元に、軍人の夫が手足聴覚言語機能一切無くして帰ってくるんだよね。
名誉軍人みたいな称号をもらって、最初は奥さんもチヤホヤされるんだけど
日が経つにつれて人々は自分たちのことを忘れていくし
奥さんは介護で溜まったストレスを、性欲として動けない夫にぶつける。
やがてヒステリーの延長で、妻は夫の唯一残った感覚器官である目をつぶしてしまう。
視力を失い、世間とのかかわりを全て断たれた夫は
妻に一言「ユルス」の指文字(?)だかを残して、自ら井戸に投身自殺。
草むらを這って井戸に向かう夫の姿は這う芋虫のようだった。
535:本当にあった怖い名無し:2005/12/21(水) 05:22:56 ID:pZD8WnlE0
セツナス
538:本当にあった怖い名無し:2005/12/21(水) 09:25:48 ID:k+hdYoVK0
芋虫は切ないよな
芋虫になった夫は手足もないし口も聞けないので
頭をトントンと床に打ち付けたり口で鉛筆を咥えて筆談したりして意思を伝える
妻はストレスを自分のおもちゃのように夫に性欲をぶつけるようになるが
唯一残ったまともな部分である夫の目が狂いつつある自分を自覚させるようで
うとましくなり押さえつけているうちにヒートアップしてつぶしてしまう
妻は泣きながら夫の腹に指で「ユルシテ」と何度も書く
この夫婦は上司の軍人宅の敷地内の離れに住まわせてもらっているんだが
夫の目をつぶしてしまった妻が泣きながら上司にすべてを報告しに行き
戻ってくると部屋はもぬけのカラ
柱には目が見えない夫がどうにかして書いたらしい乱れた字で「ユルス」
妻と上司は草の生い茂る庭を探すが見つけた瞬間夫は井戸に落ちる
皆はただ呆然と立ち尽くす というラスト
547:本当にあった怖い名無し:2005/12/21(水) 12:13:30 ID:owy649gyO
>>538
あれ、庭には誰もいなくて、真っ暗な井戸を覗き込んで呆然としてるところで妻の頭に芋虫が井戸に落ちる幻影が浮かんで終わりじゃないっけ??(´・ω・`)
548:本当にあった怖い名無し:2005/12/21(水) 12:37:18 ID:+1TExF560
>>547
妻と上司は、夫が井戸に身を投げる一部始終を見てるんだけど、
あまりの光景に茫然自失で、そうしてる間に、夫が井戸に落ちた水音が聞こえる。
井戸に駆け寄る気力もなく立ち尽くす妻の脳裏に、芋虫が井戸に落ちる幻影が浮かぶ
という最後。