後味の悪い話

【後味の悪い話】ウルトラマン「ジャミラ」

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129: 本当にあった怖い名無し:2007/06/28(木) 16:29:00 ID:VJU2HTzv0
某国が極秘で有人宇宙飛行実験
     ↓
失敗して、宇宙船は宇宙の果ての水分の無い惑星に不時着
     ↓
国際社会の批判を恐れ、隠蔽の為救助せず
    ↓
飛行士はその星の異常気象のせいで怪獣みたいな姿に、復讐の為地球に来て国際平和会議を妨害、最後ウルトラマンに惨殺される
     ↓
結局世間に事実は公表されず、宇宙から来た怪獣とされる

・弱点は皮肉にも、不時着した星に無く、死ぬほど欲しかったであろう「水」
・ラストは平和会議場の片隅に慰霊碑、でもその意味を知ってるのは科学特捜隊員のみ

ウルトラマンのジャミラ。悲しいな…

139: 本当にあった怖い名無し:2007/06/28(木) 17:20:08 ID:5fdZ6c2w0
>>129
確か 暴れまわるジャミラに隊員が
「人の心を忘れちまったのか!」みたいなことを叫んだら
一瞬ひるむんだよな ジャミラ
悲しい話だよ

ジャミラ (ウルトラ怪獣)

ジャミラは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名は棲星怪獣(せいせいかいじゅう)。

『ウルトラマン』に登場するジャミラ

『ウルトラマン』第23話「故郷は地球」に登場。
元々は、宇宙開発競争の時代に某国が打ち上げた人間衛星に乗っていた宇宙飛行士「ジャミラ」であり、正真正銘の地球人であった。

事故に遭って水のない惑星に不時着し、救助を待つ間にその環境に身体が適応して皮膚が粘土質に変化した結果、ずっと欲していた水を不要として生きられる怪獣と化した。
国際批判を恐れて事実を隠蔽し、救助を出さずに自分を見捨てた母国に復讐するため、修理・改造して高速回転して常人には視認不可能な見えないロケットで地球に帰還する。
要人を乗せた旅客機を宇宙船で次々と墜落させるが、科学特捜隊に宇宙船の位置を見破られて撃墜され、その姿を現す。最大の武器は、口から吐く100万度の高熱火炎と、インド象の5000倍の腕力。

前述の適応ゆえに火や熱には強いが、水が最大の弱点となっている。
アラン隊員を介して「ジャミラが元は人間だった事実を公表せずにあくまでも1匹の怪獣として倒せ」とパリ本部からの命令を受けた科特隊による人工降雨弾攻撃には苦しみながらも耐えるが、ウルトラマンのウルトラ水流には耐えられず、這いつくばって国際会議場の万国旗を潰し、絶命する。

その後、国際会議場の傍らには後述の墓碑が建てられるが、それを見たイデ隊員は「犠牲者(ジャミラ)に対する人間のエゴにすぎない」と唾棄し、最後はジャミラの鳴き声でこのエピソードは締められた。

  • 断末魔の悲鳴は、人間の赤ん坊の泣き声を加工したもの。
  • デザインは成田亨が担当し、頭部と同等の高さにした肩、変形させた人体のシルエットを崩したプロポーションや、干からびたイメージで構成された全身など、人が中身に入った着ぐるみの制約への挑戦を意図していたとされる。脚本では、頭部以外が鱗に覆われ、関節から炎が吹き出しているという描写であった。特徴的な外見は、こぞって放送当時の子供たちが衣服の丸首の部分を頭に引っかけて真似されることがあった。
  • 準備稿ではウルトラマンとの戦闘中でもつれ合い、海中に落ちるという展開であった。
  • 悲劇的なシナリオで知られる怪獣である反面、かつてジャミラを見捨てた某国とは無関係な人々の旅客機を墜落させる、民家を焼き払う、国際会議場を破壊するなど、無差別の殺戮や破壊活動を行ったことは事実であり、その点からジャミラを一方的に被害者として扱うことには否定的な見解が語られることもある。
  • 劇中でも、ジャミラの理不尽な破壊活動に憤ったイデの叫びに、ジャミラが一瞬だけ我に返ったかのように破壊を止めて立ち止まるシーンが入っており、復讐によって「被害者」が「加害者」に転じる不条理をも描いている。
  • 劇中でジャミラの目から光が消えるシーンがあるが、これは断線による想定外のアクシデントだった。しかし、特技監督の高野宏一は「この方がジャミラの悲しみをより表現できる」と瞬時に判断し、撮影を続行した。結果的に、この演出は大成功となった。
  • フジ・アキコ役の桜井浩子は雑誌の取材に対し、「私はやっぱり怪獣ではジャミラが好き」と述べている。

資料での記述

幻冬舎の書籍『21世紀ウルトラマン宣言』では、ジャミラの身体が変貌した理由について仮説が詳述されている。顔と肩と首が一体化したのは、肩に作った脂肪の瘤(こぶ)でラクダのように水分と脂肪を蓄えるため[注釈 8]ではないかとされ、眼球の窪みは日差しや砂漠の砂から目を護るためではないかとされている。

『ウルトラマンメビウス』における資料の一部では、CREW GUYSの保有するアーカイブドキュメント「ドキュメントSSSP」のジャミラに関する記録が大幅に削除されていることが示唆されている。また、朱川湊人の小説版『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では、ジャミラの死後にアラン(同作でのフルネームは「アラン・ビロッツ」)が科特隊を除隊してジャーナリストとなり、一連の事件の告発書籍『故郷は地球』を出版するも、某国やフランス当局から起訴や冤罪などの妨害を受けて絶版に追い込まれたことが語られている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャミラ (ウルトラ怪獣)

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