後味の悪い話

【後味の悪い話】短編小説「脳光速」

スポンサーリンク

146: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 08:05:02.99 ID:Id8HDB8q0.net

星新一の話を思い出した(うろおぼえ)
宇宙船に入り込んでいた細菌だか何かによって次々に乗組員がスライム(仮)化していく
スライムは「いとしそうな、なつかしそうな」様子で他の乗組員にどんどん近寄るので
ただの化け物なら元仲間でも心を鬼にして殺せるような彼等でさえその様子にほだされてしまい
抵抗や攻撃をしてもとどめを刺せず、次々に融合されでかいスライムになっていく
最後の一人はコクピットに籠城したが敵はドアの隙間から「いとしそうに」入ろうとしてくる
もう少しで地球への大気圏突入が始まるところだったが、彼はこいつを地上へ持ち込めないと判断
通信で事情を説明すると自らの命も犠牲にして宇宙船を爆破させスライムを焼却した
地上の通信相手が空を見上げて悲しんでいると、肩に落ちたひとしずくの液体が妙になつかしそうに…

168: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 15:02:46.10 ID:TNkny4xe0.net
>>146で思い出した、「脳光速」という短編小説

宇宙進出した人類は、宇宙の果てからやって来た謎の怪物「ファントム」に襲われるようになる
ファントムは人間の脳波でしか撃退出来ないということが分かり、人類は対策として迎撃用の宇宙船を造った
宇宙船には徴兵制度のように選出された何千人何万人という人間の「生きた脳」が乗せられ、その脳波を凝縮して撃ち出すのだ

だが、航行中に発生した異常事態によって大量の脳が失われてしまう
その直後、ファントムが現れる
ファントムを撃退出来る脳波を打ち出すには脳の数が足りない
船長は脳を補充するために船員達を次々と襲い、脳を補充した
いざ、船長を含めた全員の脳がセットされ、ファントムに向けて脳波を打ち出した
色々な異常が重なったため予期せず異常が起こり、脳波が増大して爆発的なエネルギーを生んだ
宇宙船は大爆発し、乗っていた全ての脳は死亡した
それと引き換えに、ファントムを永遠に葬り去ることに成功した

打ち出された何千何万という脳波は、ブラックホールに巻き込まれ、時空を超え、過去の時間、宇宙の果てへと飛ばされた
やがて脳波達は一つの思念の元に一つの存在として統合された
その思念とは「地球に帰りたい。人類が恋しい」というもの
脳波は宇宙をさ迷い続け、ついに人類を発見した
脳波は狂喜し、人類に抱き着き、人類の精神を肉体から引きづり出して吸収した
やがて脳波は人類から「ファントム」と呼ばれて恐れられるようになった

関連記事 一覧

-後味の悪い話
-

© 2021 サンブログ