後味の悪い話

【後味の悪い話】アニメおそ松さん劇場版

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374:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 08:42:02.74ID:YKS01DbK0⋮
おそ松さんの劇場版
高校の同窓会が開かれ、出席したおそ松家の六子
出席者の1人が「高橋さんだけが来ていない」と言うが、その名に心当たりが無いおそ松達は気にも止めなかった

翌朝、六子が自宅で目を覚ますと、自分達が学生だった頃の時代にタイムスリップしていた
自宅の部屋には勉強机が置かれ、学生服を着た高校時代の自分達まで居る
高校時代の自分達から逃げるように自宅を離れた六子は、有識者に会いに行って助言を求める

有識者によると、ここは過去ではなく、何かしらの後悔を抱えている者が迷い込む「思い出の世界」という不思議な空間らしい
この世界から脱出する方法は、後悔を払拭する事なのだそうだ
そしてタブーが有り、それを冒すと世界が崩壊し、人間は何故かミジンコに姿を変えられてしまうらしい

しかし後悔を払拭しようにも、いったい誰のどういう後悔なのかが分からない
それを知るため、六子達は高校時代の自分達をこっそり観察していく
しかし、どいつもこいつも後悔まみれの酷い高校生活を送っていたため、誰の後悔が原因なのかも、どうすれば払拭出来るのかも分からず、六子は途方にくれる

すると、六子の1人であるKが手を挙げ、自分の後悔が原因である、と重い口を開く

つづく

375:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 08:42:38.20ID:YKS01DbK0⋮>>379
実は、高校の卒業式が間近だった頃、帰宅した高校時代の少年Kは、「高橋」という名の人物からの封筒入りの手紙が届いているのを発見していた
しかし、高橋という名前に心当たりが無く、宛名に記されているのも「おそ松くん」と名字だけなので、誰に宛てられた手紙なのか分からない
だから少年Kは兄弟達を全員呼び出して「高橋という人物に心当たりは有るか?」と質問した
しかし、当時の兄弟達は思春期で仲が悪かったため、そのまま些細な理由で殴り合いの乱闘に発展してしまった
そして乱闘が終わった後、少年Kは手紙を入れていたポケットに手をやるが、乱闘騒ぎの間に手紙を紛失してしまっていた
結局、少年Kは手紙の件を兄弟達に隠したままにし、全てが不明のまま終わった
それがKの「後悔」だったのだ

Kの告白を聞いた兄弟の1人が、同窓会の席で聞いた「高橋さんだけが来てない」という発言を思い出す
六子の誰も高橋という名を覚えていなかったが、どうやら高橋さんは同学年だったらしい
少し聞き込み調査してみると、高橋さんは女子で、よく六子の姿を眺めていたらしい
そのためクラスの女子達の間では「高橋さんは六子の誰かに恋をしているのではないか?」と噂になっていたようなのだ

そんな女子からの手紙、それはラブレターだったのではないか!?
六子は大興奮し、高橋さんに会いに行こうとする
しかし、そこでうっかりタブーを冒してしまい、思い出の世界の崩壊と人間のミジンコ化が始まる
崩壊していく世界を死ぬもの狂いで駆け抜け、六子はついに高橋さん宅に辿り着き、インターホンを押す

つづく

376:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 08:44:37.71ID:rYQlAoN00⋮
ようやく登場した高橋さんは、メガネが分厚くて、前髪が長くて三つ編みで、大人しくて気が弱くて、絵に描いたような地味で日陰者なタイプの女の子だった
高橋さんは突然の六子の訪問に戸惑いながらも、「せっかく来たのだから、記念撮影させて欲しい」と言って、カメラを持ってくる
「おかしいなぁ・・・」「好きな男子を前にした女子の反応じゃないぞ・・・?」
そんな六子の困惑を余所に、高橋さんを含めた全員で集合写真を撮ることになった
その際、六子がコントのような争いを始めてしまうのだが、それを見て高橋さんは本当に楽しそうに笑った

眠っていた六子は、現代の自室で目を覚ます
全員が「思い出の世界」での出来事を完全に忘却していて、「夢オチ」的な状態
「頭痛が痛い」「昨日何が有った?」「同窓会が有った」「どうやら酒を飲み過ぎたようだ」
そして六子はアルバムを開いて、高校時代の思い出話に花を咲かせる
そして最後に「高橋さん」の存在を思い出し、笑い合った

高橋さんの声で、六子に読まれる事の無かった手紙の内容が語られていく
彼女がよく六子を眺めていた理由は、面白おかしくバカ騒ぎして生きる彼等を羨ましく思っていたからだった
“私は、高校を卒業したら、『どこか遠く』へ行かなくてはなりません”
“きっと、おそ松くん達には、素晴らしい思い出が残るのでしょう。”
“だから、おそ松くん達の思い出の片隅に、私の存在も残しておいてもらえないでしょうか?”

ラストシーン
どこか遠く。おそらく、現実の世界ではなく、死後の世界か、もしくは思い出の世界のような異次元
美しい海の見える真っ白な病室のベッドの上に、高橋さんが横たわっている
ふと目を向けると、枕元に写真立てが置いてあって、そこには六子と高橋さんの集合写真が飾られていた
それを見た高橋さんが微かに微笑みながら涙を流す

終わり

377:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 08:45:14.95ID:rYQlAoN00⋮
たぶん、高橋さんは難病を抱えていて、高校卒業の時点で余命幾ばくも無かった
だからせめて自分の存在を誰かに、得に人生楽しく生きてそうな六子達に覚えておいて欲しくて手紙を送ったのだけど、それは叶わず、彼女の存在は誰からも忘れ去られた
六子が「思い出の世界」に送られてしまったのは、六子達自身の後悔だけでなく、死んで忘れ去られた高橋さんの魂の後悔も相まっての事だと思う
そして思い出の世界で「最後に六子達と一緒に楽しい一時を過ごせた」事によって高橋さんの後悔は払拭され、ラストの病室に飾られた集合写真(撮影場所が思い出の世界なため、現実には存在しない筈の物)に繋がる

378本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 09:00:16.18ID:DFt/2HTg0⋮
深夜アニメの映画版とは思えないクオリティね
思わずうわーと言ってしまった

380:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 10:22:35.37ID:jzO7/BZm0⋮
いや普通に後味よくね?

422:本当にあった怖い名無し2021/08/30(月) 22:27:48.59ID:sET5Siki0⋮
>>380
人が死んでんねんで!?

382:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 10:35:31.31ID:LEp+06o70⋮
しかし自分の記憶だとラストシーンは六つ子がふざけて裸になってるのを見た猫がキャーと恥ずかしそうにしている場面だった気が

383:本当にあった怖い名無し2021/08/24(火) 14:56:22.77ID:UzZX1Kbq0⋮
>>382
それはスタッフロール後

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