後味の悪い話

【後味の悪い話】第二期「リーガル・ハイ5話」

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710: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/09/05(金) 09:13:40.92 ID:4cRTIxH20.net
リーガル・ハイ第二期、5話

十数年前、倒産寸前にまで経営が追い込まれた「社員は家族」がモットーの
中小文具取扱会社アジサイ・カンパニー(AC)。うだつの上がらない万年中年平社員の
田向が適当に描いた「おやじいぬ」をヤケクソでキャラクター文具商品として売り出したら
これがまさかの大ヒット。ACは大企業に上り詰めた。
しかし田向はそれ以外はむしろ窓際レベルの仕事のできなさで相変わらず平扱い。
妻と娘にもATM扱いされ肩身の狭い日々を送っていた。

そこに目をつけた古美門は田向をけしかけACと会長を訴え
25億円もの巨額のライセンス料の支払いを求める裁判を起こした。
古美門はAC社内の田向以外の「おやじいぬ」開発に関わった関係者もたきつけ
彼らも金銭をよこせと要求し社内は分裂。古美門、田向側が優勢になる。続く。

711: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/09/05(金) 09:20:55.44 ID:4cRTIxH20.net
AC、会長側の弁護士で古美門のライバルでもある「誰もが損をしない理想の社会」を
目指す羽生はなんとか和解に持ち込もうと1億、2億、3億と示談金を申し込むが
ことごとく却下される。古美門が仕掛けたトラップにもまんまとひっかかり
田向が勝ち多額のライセンス料を得て古美門の大勝利!

しかしおやじいぬのブームはすでに過ぎていた。ACは多額のライセンス料の支払いと
この去ったブームをカバーできずにACは傾き社員は訴訟と分裂でバラバラになる。
大金を得た田向の妻と娘は大金を得て生活が狂ってしまい田向のATM扱いは変わらなかった。

会社と家族を失ったも同然の田向は、中小企業時代のAC跡地にフラッと立ち寄った。
跡地はすでに駐車場になっており何も残っていなかった。だが同じようになんとなく
立ち寄った会長と社員達と再開するのであった。

最後にちょっと前向きだから完全に後味が悪いとはいえないけどね。

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