後味の悪い話

【後味の悪い話】漫画『悪魔の花嫁』

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286: 本当にあった怖い名無し:2008/09/02(火) 21:26:28 ID:mYR6DEXA0
漫画「悪魔の花嫁」でもそんなのあった

森に住む貧乏な動物学者の青年が、額にマガタマ模様の付いた珍しいヘビを見つける。
それは絶滅に瀕している「マガタマヘビ」で、雄は額に、雌は喉元にマガタマ形の痣があるヘビだった。
早速金持ちが剥製にしたいと言ってくるが青年は断固として拒否し
「大事にしていろいろ研究してみよう」とwktkしていた。

そんなとき突然「タマコ」と名乗る美女がやってきて、ヘビを逃がせ、
もし逃がさないなら自分を助手にしてヘビの世話をさせてほしいという。
青年は驚くもその美しさにうっとりし了解する。
青年は気づかなかったが美女の喉元にはマガタマ形の痣があった。

一ヶ月経ち、青年はタマコに結婚を申し込む。「もし受けてくれたらなんでも望みを聞く」という青年に
タマコは迷いながら「ヘビを逃がしてくれるなら…」と了承する。

結婚生活を始めて数週間経ったが青年は依然としてヘビを逃がしてくれない。
それを問いつめたら笑って「幸せで忘れてた、来週二人で森に逃がしに行こう」
それを聞いて喜ぶタマコは吐き気を感じる。「妊娠したんだ!」とはしゃぐ青年を前にタマコは動揺する。

翌週タマコがヘビ小屋に行くと、ヘビはいなかった。
なんと青年が、剥製にしたがっていた金持ちに売ってしまったのだ。
「これで子供にいい環境を作れる」と喜ぶ青年に激怒し、タマコがそのヘビの行方を突き止めたときには、
ヘビは既に剥製にされていた。

泣きながら森に入って行くタマコ。そこにはマガタマヘビの雌ばかりがいた。
最後の雄を守れなかった、絞め殺してくれと泣くタマコを見捨ててヘビたちは去っていった。

......
そしてその後青年はヘビを売った金で出世し庭付きの家を買った。
タマコは子供を流産し「ワタシハヘビノケシンデス」とヘビの卵をなでさすり大切に育てるようになった。終

292: 本当にあった怖い名無し:2008/09/02(火) 23:00:55 ID:yYOl/j//O
>>286
お~…いいねえ。青年が子供のために行動してるとこがポイント高いよ。

293: 本当にあった怖い名無し:2008/09/02(火) 23:01:41 ID:bFlop7GK0
>>286
まったく悪気がないところが
またムカツクんだよ、その話の男。

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