後味の悪い話

【後味の悪い話】どろろんぱっ

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899:本当にあった怖い名無し:2007/01/23(火) 15:27:34 ID:c8yxp0Nb0
「あさりちゃん」と同じ漫画家さんが描いてる「どろろんぱっ」って漫画に、
ちょっと後味悪いのがあった。

浮遊霊の小町は、女子小学生あんこの家に居候している。
小町は成仏し、転生したときにはあんこの娘として生まれる予定だが、
自由な身の上が楽しいのでなかなか成仏しない。

ある日、あんこは下校途中に大きな宝石を拾うが、
以来人が変わったように欲深くなり、冷たい態度をとり始める。
宝石は大天使ミカエルの落し物であり、「あれを人間が拾ったら恐ろしいことになる」と
彼が語っていたことから、小町は「あの宝石は人間を悪魔に変えてしまうに違いない。そうなったら私の転生も台無し」と焦り、躍起になって宝石を奪い取る。

しかし、宝石には人間を悪魔に変える力などなかった。
単に人間の欲を刺激し、本能をむき出しにさせるだけ。
ラストのコマでは、小町とあんこが悪魔の形相で宝石を奪い合っている。

大した話じゃないけど、児童向けのギャグ漫画にしてはちょっとダークかなと。

900:本当にあった怖い名無し:2007/01/23(火) 17:48:48 ID:9r8jFJzUO
>>899
その漫画って最終回も後味悪くなかったっけ?
天使が近い未来に滅亡する地球を見捨てて他の星にいくみたいな。

927:本当にあった怖い名無し:2007/01/23(火) 23:50:13 ID:c8yxp0Nb0
>>900
そうそう。ノストラダムスの大予言は外れていない、
「恐怖の大王が舞い降りる」とは人類滅亡の原因(大量破壊兵器)を
作り出す天才科学者の誕生を示している、っていうオチ。
で、その天才科学者が、あんこの娘として生まれ変わった小町。
物語は確か、自身も秀才だったあんこが、
「あんたは二百年も浮幽霊として頑張ってたんだから、
根性はあるはずよ」と言って娘が赤ん坊のうちから英才教育を始めるところで終わる。

99年が過ぎても安心できないんだって、ガクブルしたよ。

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