後味の悪い話

【後味の悪い話】レイディアントシルバーガン

833: 1/3:2012/09/13(木) 16:25:06.24 ID:OB+8ngCy0
シューティングゲーム「レイディアントシルバーガン」のストーリーモード

西暦2520年。紀元前の地層からロボットの残骸と"石のような物体"が発掘される。
石のような物体の構成要素や用途は不明。
ロボットは何故か主人公たちの部隊と共にいるロボット"クリエイタ"と同型のもの。
なぜに紀元前の地層に現代のロボットが?と地球連邦の科学者はロボットの解析を始める。
そこで展開されたデータを見て驚く科学者。
同時に石のような物体が起動。
多くの飛行物体を生み出した石のような物体は地球を破壊していく。

残されたのは主人公と彼の所属する"宇宙巡洋艦TETRA"のクルーとクリエイタのみ。
(TETRAは最新鋭戦闘機"シルバーガン"の試験飛行のために大気圏外にいて何を逃れた)
1年後、TETRAに備蓄してあった食料が尽きてしまうめクルーは地球へ帰還することになる。
そこで待っていたのは荒廃した地球と無機物と有機物が融合したような敵の軍隊だった。

最新鋭戦闘機"シルバーガン"を駆り敵部隊を破壊していく主人公たち。
しかし敵部隊も"進化"を繰り返しており、徐々に主人公たちはおされていく。
主人公の友人やTETRAの艦長が特攻を仕掛けるも、ボスである石のような物体は傷ひとつ付かなかった。

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834: 2/3:2012/09/13(木) 16:28:56.31 ID:OB+8ngCy0
圧倒的な敵の力に弱気になる主人公とヒロイン。
そんなふたりに「最後の最後まで諦めるな」という艦長の遺志を伝えるクリエイタ。
その言葉を胸に主人公とヒロインはクリエイタを部隊から離脱させ、最後の勝負を挑む。

進化を繰り返し、"なぜ人類は私を理解しないのか?"彼らを諭すような言葉を放つ石のような物体。
その言葉を受け止めつつも攻撃を続ける主人公とヒロイン。
ついに石のような物体は激しい光を放ち、2人を戦闘機ごと消滅させてしまう。
結果、地球上から人類は全ていなくなってしまった。

主人公たちの戦いから20年後。
人類のいなくなった地球に残されたクリエイタは廃墟になりかけている研究室で
最終決戦の直前にもらった主人公とヒロインの髪の毛から2人のクローンを作っていた。

クリエイタは紀元前のロボットが残していたデータを解析しており、
あのロボットは近い将来の自分であること、戦いを挑んでいる石のような物体は"地球の意思"であること。
石の都合に合わない進化をした際、地球は石によって何度もリセット(滅亡)されていたことを知った。
再生された人類が石の思惑に沿った世界を築くことを願い、崩れ落ちるクリエイタ。
目を覚ます主人公とヒロインのクローン。彼らは"今回の"地球におけるアダムとイブになった。

835: 3/3:2012/09/13(木) 16:33:26.49 ID:OB+8ngCy0
「実は何もかも手遅れでした。主人公は足掻きましたが人類はあっさり滅亡しました」という
後味が悪くやりきれないエンディングに初見のときは( ゚д゚)ポカーンとしてた。
そしてオープニングを再び見たとき"オープニングの時点で無間地獄に突入している"ことに再度気付いて…orz

シリーズ続編の「斑鳩」においても別の主人公とヒロインが石のような物体に勝負を挑むけど、
石のような物体に攻撃が当たったぞ!と思った瞬間に主人公機・ヒロイン機共に爆発するいうエンドだというのも
また後味が悪い話になっている。

838: 本当にあった怖い名無し:2012/09/13(木) 22:28:19.44 ID:jdj56rNq0
>>835
それってさ、リセット後の世界で「クリエイタ」が毎回作られるってこと?

発掘時にはすでにクリエイタがいるのに、
じゃあ何をもとにしてクリエイタが作られたんだよ

840: 本当にあった怖い名無し:2012/09/13(木) 23:33:46.85 ID:OB+8ngCy0
>>838
もういちどプレイデータを見返したら石との最終決戦時に
主人公たちは紀元前の地球に飛ばされた描写があった。

つまり
2520年:紀元前の地層からロボと石のような物体発掘 TETRAクルー以外人類滅亡
 ↓
2521年:TETRAクルー地球に帰還および戦闘 艦長と戦友死亡
 ↓
主人公・ヒロイン・クリエイタは石のような物体との戦闘中に紀元前の世界へ飛ばされる
 ↓
紀元前:主人公とヒロイン消滅 残されたクリエイタは研究施設を作り、クローン生成

となるから、紀元前のロボ=クリエイタ本人だったというオチ

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