後味の悪い話

【後味の悪い話】ダ・ヴィンチ・恐山「下校時刻の哲学的ゾンビ」

9: 本当にあった怖い名無し 2021/12/01(水) 18:35:28.54ID:a1eq2g9l0
ダ・ヴィンチ・恐山「下校時刻の哲学的ゾンビ」って短編漫画

なぜか縦に三列に区切られていて、真ん中の列の漫画は普通に進行し、

ピンク髪の女子高生「あーあ帰りたいのに補習プリントしなきゃ、私、友達もいないし、いっそ死にたいなー」
と愚痴っている
そこへ茶色髪の同級生が「消えたいって本当?だったらこのキャラメルあげる
これは毒薬。食べたら死ぬことはできるけど自己意識だけがなくなり哲学的ゾンビになれるから、死んでも誰にも気付かれないわよ」
ピンク髪「…よくわからないけどおもしろいわね、食べてみる
これでわたしが消えるのね」
ともらったキャラメルを食べるが何も起こらず
ピンク髪「なんともない」
茶色髪「ふふふ、本気にしたの?私も昨日先輩に騙されたのよね」
ピンク髪「だ、騙されてないから、のってあげただけなんだから!」
となーんだ、と二人で笑って仲良く一緒に下校。

右の列の漫画はずっと真っ暗で、左の列の漫画はピンク髪視点の映像が描かれている。
そしてピンク髪がキャラメルを食べたとたん、左の列の漫画は右の列同様真っ暗に。
つまり真ん中の漫画だけ読むとほのぼのとした女子高生同士のたわいない会話だが、
左右の列を読むと最終的に二人は自我がない哲学的ゾンビと化していたことがわかる。

このキャラたちは作者の「くーろんず」という漫画の登場人物の流用だが、それを読んでた自分としてはキャラが死んでしまったようで悲しくなった。

評価

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