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【世にも奇妙な物語】サイゴノヒトトキ
2004年3月29日放送の『世にも奇妙な物語 春の特別編』の1編
主演は永作博美
主人公鈴木弥生(永作博美)は、行き先が「賽の河原」と書かれた不思議なバスに乗りこむ。
バスに乗ったのは、夫婦、婆と孫、ちんぴら、浄水器のセールスマン、刑事、運転手だった。
やがてバスが出発し、山を縫うように走っていく。そして、あるカーブに合わせて運転手がハンドルを切った瞬間、パンク修理のために路上駐車した乗用車が現れた。
あわててハンドルを切ったバスは、ガードレールを突き破る。乗客たちの悲鳴が響く車内。フロントガラスいっぱいに広がる渓谷の景色。しかし、しばらくしても何も起こらない。恐る恐る目を開いた乗客たちが見たものは…。
その瞬間に時が止まり、バスが空中で浮いたままになっている状況だった

〜ここからカメラがすべてバス内〜
空中に浮くバスに、バス内の皆が驚いていた。
すると、刑事が「人間死ぬ前はアドレナリンかなんかで、時が止まっているように見えるんだ」と説明。みんな納得する。
すると、浄水器のセールスマンが、死ぬ前に浄水器を売りたかったと嘆きだす。すると、主人公の永作が買うといって、永作のかばんの中からたくさんの札束を取り出し、75万(?)を浄水器のセールスマンに渡した。セールスマンは、とても喜んでいた。
その様子に、永作は馬鹿馬鹿しいと思うのだった。
次に何があるかと思ったら、夫婦(妻)が死ぬのを待つくらいなら、いま窓から飛び降りたいと言い出す。
永作は、「飛び降りてみろ」と言う。
夫は飛び降りようとする妻を止めた。
「死ぬときは一緒だ」その中で夫婦に愛が芽生える。
すると、永作は「感動物語もいいけど、あんたたち自分の置かれている状況分かってるの?」と完全にあきれている永作。
次は、刑事がこう言う、「死ぬ前に時効3日の犯人を捕まえたかった」と。
刑事は、犯人の写真を取り出す。するとその写真の人物は、バスの運転手ではないか。
しかし、刑事は犯人に手錠をかける様子もなく、「俺は今までいろいろな悪人を見てきたが、お前は違う。今まで苦労してきたのがよく分かる。」などと、言い出す。
犯人も、「すみません。私も自首しようとしていたところだったんです。」と言う。
そんな中で、犯人と刑事の間にも何か暖かいものが芽生える。
すると、永作が「こんなところで浪花節が見られるなら、おひねりのひとつでもあげましょうかしら」などと、馬鹿にしている様子。
次は、婆が「死ぬ前に、孫が立つところが見たかった」と言い出す。
どうやら孫は足の病気らしい。
すると孫は「どうせ僕なんて生きていてもしょうがないんだ」と言う。すると永作は、「私はもともと自殺をするつもりだった。」と言い出し、劇薬を孫にすすめる。
で、チンピラは「お前みたいなやつを見るとむかつくんだよ!」と孫に言う。どうやらチンピラの弟は、甲子園を目指して必死に練習して、事故に会い、死んでしまったそうだ。
「こんなガキを育てたお前が悪いんだ!」と言い、チンピラは婆に殴りにかかる。
すると、「おばあちゃんをいじめるな!!」と言って、立つ孫。
なんと、孫が立ったのだ。
一同騒然。孫が立てたことに、チンピラも喜ぶ。
チンピラはわざと孫を立たせるために、婆に殴りかかったのだ。
そんなチンピラと孫の間にも友情が芽生えていた。
永作はまだ馬鹿らしいと思っている。
永作は、会社のお金を横領し、会社の人を困らせていたのだ。
そして、自分は自殺しようとしていた。
しかし、そんな永作に、みんなは「ありがとう」と言い出す。
永作は「何でお前たちは善人ぶってんだよ」と言う。
しかし、みんなは永作に「ありがとう。君のおかげで〜〜」と言う。
そんな永作は、「そんなに優しくされたら・・・私・・・」と初めて心を開き始める。
そんな中、とまっていた時間が動き出した。
永作「私たち・・・天国に行くのね。」
バスの全員が思い残すことなく、天国へ行く・・・はずだった。
バスは崖から落ちていったが、中の人間全員が無事だった。
「私たち・・・助かっちゃったみたいですね」
すると、バスの中は大荒れ。
永作は、セールスマンから75万円を返してくれ、と言い。
刑事は犯人を逮捕し、夫婦は喧嘩をし、チンピラと孫、婆も罵り合いをはじめる。
永作は「どうしちゃったの・・・みんな・・・」と言う。
すると、永作のかばんの横領した大金の上に、拳銃がコロリと落ちる。するとみんなは「ハッ」とする。
その瞬間バスの中に銃声が響き渡った・・・
※最後の銃声がなんだったのかは解釈がわかれています。