後味の悪い話

【世にも奇妙な物語】死ぬほど好き

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705:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 02:30:22 ID://GN7bMvO
世にも奇妙な物語から。
野島信司が書いた話。

『死ぬほど好き』

主人公は男子高校生三人組。
(A男・B介・C郎とします)
三人は学園のアイドルD子に憧れている。

しかし三人組のうちの一人、
A男はバレンタインデーにD子から
チョコをもらっていた。

しかし直接もらったわけではなく
下駄箱に入っていただけだったので
『どうせ何かの間違いだ』と
A男はD子に直接、確認しようとしない。

706:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 02:31:49 ID://GN7bMvO
そんなA男を見かねて
葬式屋の息子B介はある提案をする
その提案とは
『A男の偽造葬式を行い、
D子の本当の気持ちを確かめる』
という提案だった。

A男の親が旅行中な事と
B介の親が葬式屋な事を
生かし、D子には内輪だけの
葬式ということにして
D子だけ呼んで
本当の気持ちを確かめよう、と。

707:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 02:34:38 ID://GN7bMvO
準備を整え、いよいよ
決行の日。
A男も棺桶に入り死んだふりをする。
D子も呼び出した。

‥‥ここまでは順調に進んでいたが
D子だけ呼んだはずが
なんと他のクラスメート、先生
までもがやってきたのだ。
どうやらD子が皆に
話してしまったらしい。

完璧な偽造葬式。
皆、本気にしてしまっている。

D子は太泣きしながら
『あたし‥‥A男くんの事
好きだったのに‥‥
バレンタインデーも
本命チョコでA男くんのため
だったのよ』と
棺桶に向かって話しかける。

そして騒ぎを聞き付けた
A男の両親も旅行から帰って
きてしまった。

709:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 02:36:06 ID://GN7bMvO
周りの空気に今更、嘘だとは言えず
浪狽するB介とC朗。

罪悪感にかられた二人は
お酒を飲んで眠ってしまう。

目が覚めると、朝。
棺桶も周りの人々も消えている
何とみんな火葬場に
いってしまってしまっていたのだ

大急ぎで火葬場へ向かう二人。

しかしA男はそんなことは
まったく知らずに
『まさかD子が俺の事を
好きだったなんて‥‥』と
自分の状況も知らずに喜んでいる。

710:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 02:37:55 ID://GN7bMvO
‥‥しかしまもなく
火葬場へ着き、やっと
自分の状況を察したA男は
焦りながら助けを求める。
いよいよ火がつけられるとき
B介とC郎が火葬場に来た。

A男の両親の元へ駆け寄る二人。

慌てて嘘だと言おうとする二人に
母親は穏やかな顔で

『今までA男と仲良くしてくれて
ありがとう。』という。

711:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 02:39:22 ID://GN7bMvO
今度は父親がこれまた穏やかな顔で
こういう。

『実はA男には大量の保険金を
かけていたんだ。
潰れかけていた私の工場が
あの子のおかげで持ち直すことに
なってね‥‥』

両親は口を揃えて
『本当、親孝行の息子だったよ‥』と
言った。

火葬場から出る煙を
呆然とみつめるB介とC朗だった‥

712:本当にあった怖い名無し:2006/11/13(月) 03:30:58 ID:Z+qd0eyw0
>>711
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!!!!
こええーーーーーー;;;

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