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幼馴染のチカから、交際相手と近々結婚することを匂わせる一本の電話が入った。
主人公の藤村サチコ(永作博美)は喜ぶが、その電話で彼女は「まさとくん」と口にした。
この電話から数日後、なんとチカは階段から落ちて亡くなってしまう。
彼女は死ぬ前に旅行でロープウェーに乗車中、反対側のロープウェイに乗るかつての幼馴染「まさとくん」を見たと話していたという。
まさとくんは30年前缶蹴りをしている最中に行方不明になっていた。
チカの葬式会場では、その当時缶蹴りをしていたサチコ含む4人が集まったが、その場で1人が心臓発作で亡くなってしまう。
いよいよまさとくんの恨みではと怯える当時の幼馴染たち。
亡くなった子供は寂しい思いから、仲間をあの世へ連れていくという話を聞き、彼が亡くなったという寺院の井戸に花を手向けに来たサチコだが、まさとくんはまだ缶蹴りを終わらせていなかった。
仲間のたけし、そしてすすむも相次いで亡くなり、最後はサチコが境内にある物置小屋に追い詰められる。
震えていると、物置をものすごい勢いで開けようとする音が…。
恐怖を感じながらも「缶けりはもう終わったの!」と言うと静まるが…。
最後はサチコまでもが荷物の下敷きになって命を落としてしまう。
誰も助からない…。
とことん追い詰められる恐怖に正気じゃいられなくなります。
まさとくんは30年前誰にも発見されずに死んだ恨みをどうしても晴らしたかったのか…。