後味の悪い話

【後味の悪い話】性被害に遭った人に対して「危機感がない」という人たち

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※とても重要な話だと思い載せましたが、こうした告白をした人に対しての嫌がらせや罵倒、いわゆる「被害者叩き」をする行為は絶対におやめください。
※また僕を含め共感能力が低い男性は、こうした話を男女をひっくり返して想像するため共感できません(男女をひっくり返しても嬉しいだけだからです。まず力関係から違います)。この場合「好意のない男性に自分が迫られた」としてお考えください。※けして同性愛を貶しているわけではございません(^^;)

性被害に遭った人に対して「危機感がない」という人たち

女は、女である前に一人の人間だ

@miku0809i

性被害に遭った人に対して「緩い」「危機感がない」だなんて言葉を発する事が出来る人は、
いつか自分が加害者になるという可能性を常に考えておくべきだ。

私は、幼い頃からパパっ子で、幼少期の数少ない記憶の中には圧倒的に父親との思い出が多い。
そんな父は、私が小学校高学年になる頃、ある事情で家から居なくなった。

突然のことに悲しみながらも、私は高校生になった。
ある日、ふとしたキッカケで父の連絡先を知る事ができた。
ずっとずっと会いたかった大好きなお父さん。
母には内緒で、私は何度も悩んだ末に連絡をとった。
高校2年生になった秋、私は数年ぶりに父と再会した。

それから、度々二人で食事に行くようになり、弟にも再会させた。
そんなある日、なんとなくの流れから父の家に泊まることになった。
一人暮らしの小さな部屋で、一枚しかない布団。
幼き頃の懐かしさを感じながら、私は父と一緒の布団に入った。
それが間違った選択だったなんて、あの時の私には想像すらできなかった。

布団に入ってからしばらくすると、ついさっきまでの父は消え、一人の男に変わった。
私のことを誰よりも愛してくれているはずの父が、何をしているのか全く意味がわからなかった。
ただただ頭が真っ白になり、抵抗することすらできず、そのまま全てを受け入れるしかなかった。
怒りも悲しみも、その場ではなんの感情も湧いてこなかったと思う。

その時の感情も、流れも、夢だったのではないかと思うほど、私の中からは消えている。
だけど確かに父から言われた「ママに似て綺麗だね」という言葉は、あまりにも残酷で
ずっと記憶に残り続けている。
どうしてそうなってしまったのか、何故逃げ出せなかったのか、どんなに考えてもわからない。

それから数日間は、自分の中から感情が無くなり、生きているという感覚も消えた。
「世界中の人間が敵になっても、俺は命をかけてみく達のことを守るよ 」
幼い頃に父が言ってくれた言葉。
「沢山辛い思いをさせたけど、これからまた少しでも幸せにできるように頑張るよ。」

「ママはもちろん、子供たちの事は今でも誰よりも大切に思ってるよ」
再会してから、父が語りかけてくれた言葉。
たった一度の父の行動で、それまで生きてきた私の人生が、全て嘘だったかのように感じた。
愛って、幸せって、人生ってなんだろうって、何もかもがわからなくなった。

世の中の男性が、全員敵かのように思えた。
それからしばらくして、他の出来事も重なり、私は自ら人生を辞めようと決意した。
でも、そんな勇気が私には無かった。
だから、それならば人生を変えよう、別の人間として生き直そうと、高校を辞め、ケーキ屋さんに飛び込んだ。

楽しかった高校生活、大好きな友達、先生、全てを投げ捨てて、昔からの夢だったパティシエになるために
毎日毎日 無我夢中で働いた。

数日前のツイートは、それからほんの数ヶ月後の出来事だった。
男性に対して敵意を持っていたはずなのに、A氏からそんな扱いをされるということが、
またしても想像できていなかった。

もしかしたら、想像は出来ていても、まだどこかで、ただ純粋に 一人の人間として
扱ってもらえるのではないかと信じたかっただけかもしれない。
私は、過去の出来事によって、未来への希望を捨てるようなことはしたくない。
だから、今でも、男と女を区別はしながらも、偏見を持たずに生きるよう心がけている。

過去に囚われすぎてしまえば、夢なんか持てなくなってしまうし、
男性に対する警戒心を持ち過ぎれば、きっと人間として信じることも尊敬する事も出来なくなってしまう。
そうならない為に、自分自身が女であるという事実は意識しながらも、自分は女である前に一人間であるということ、

危害を加えてくる男性が多々いようとも、
全ての男性が悪なのではないということをわかっているつもりだ。
しかし、性被害者に対して「緩い」「危機感がない」等の言葉を投げかける人間たちは、
全ての男性が悪なのだと断言しているも同然だ。

不幸自慢だとのコメントがあったけれど、私はそんな事がしたい訳ではない。
ただ、これから先同じような事で傷つけられる人が少しでも減ってほしいだけで、
その為に、世の中全体の意識が変わってほしいと願っているだけだ。

誰になんと言われようと、女は、女である前に一人の人間だ。
特別大切にしてください、優しくしてくださいだなんてことを言っているわけではない。
力や体格の差で、仕事においてどうしても男性に勝てない場面がある事も、
区別されるべき場面がある事もわかっている。

それでも、私たち女も同じ一人の人間だ。
女だからという理由で未来を奪われる事や軽蔑される事を、
世の中全体が、絶対に許してはいけない。

これまでにこんな事をこんな場所に書こうなんて思った事がなかったし、
親しい友人にすら話す気も無かった。事実だと認めたくもない。だけど、
数日前のツイートへの反応を見て、
女性軽視や差別を甘くている人が多すぎる事に居ても立っても居られなかった。

参照元:https://twitter.com/miku0809i/status/1503015794548314113

皆のコメント

@ikumi30
辛かったですね(´;ω;`)
@RUKA_OQOQ
わたしは処女の時に性被害過去にあったので
まだ男性への不信感はありますが、そこから学ぶこともあったのでみくさんの言葉が心に響きました。
もうあんな目にあう人を増やしてはいけないです絶対。
@v3PeA2tlUCRxbPj
シェフの話もあって、父親にも!
@vH0Eii8beiq4zCP
実の父に、辛かったですね😭
鬼畜ですね。

想像もしていないような事態に、人は逃げたり、拒否したり出来ずに固まってしまうのです。訳がわからないまま、ボーっとして抵抗などできないのです。

これは、家庭とかの教育では足りなくて、社会的な性教育が日本人には必要なんです!

あなたは悪くない

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