後味の悪い話

【後味の悪い話】恐竜一家

スポンサーリンク

364: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/02(火) 18:21:21.03 ID:jt8qoqSs0.net
NHKでやってた恐竜一家というアメリカのホームドラマの最終回

前提としてこの世界では恐竜が今の人間みたいな社会を作り
会社に通ったり学校に行ったり買い物して暮らしている
主人公一家は両親と3兄弟たちで一番下の子は生まれたばかりの
赤ちゃんといういわゆる平均的な家族
基本的には一話完結の明るいコメディ劇みたいな感じだった

最終回のある日、一家はそろって朝食を食べている
毎年この時期にはカブト虫の大群がやってきて町中に生い茂る
ポピーの葉を食べてくれるはずなのに時期が来ても今年はやって来ない
そのせいで町中がポピーで覆い尽くされ大変な事になっている
とりあえず刈ったりしているのだがなかなか追いつかず
毎年来るはずのカブト虫はどうしたのか?とみんな心配している

すると原因はカブト虫が繁殖のために使っていた沼が
開発により工場で埋め立てられてしまったせいだと判明した
そのせいでカブト虫たちが子孫を作れず絶滅状態
したがって生い茂るポピーをどうにも出来ない事が判明

その後、対策本部が作られるが結論は「空中から枯葉剤を散布」という物だった
当然危険は伴うし他の方法はないかと反対する人もいるが
「これが一番効率がいい。ハイテクなんだ」と計画は実行される
(ちなみにカブト虫の繁殖地を埋め立てた会社は主人公一家の父の会社
 そしてこの対策本部に枯葉剤を提供し作戦を提案したのもその会社
 父親はうまいことおだでられてこの計画の責任者の立場になっていた)
そして枯葉剤が散布される

365: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/02/02(火) 18:22:43.09 ID:jt8qoqSs0.net
そして枯葉剤が散布され、ポピーの葉は枯れたがそれと同時に
世界中の植物も枯れてしまったとのニュースが流れる
「これからどうするの?植物がなかったら食べ物は?」と聞くが父親は
「確かにちょっと被害は出たが大丈夫!うちの技術部が方法を考えるさ!」
とあくまでも明るい雰囲気
そして技術部が出した答えは「植物が成長するには水が必要だから雨を降らそう。
雨を作るには雲がいるから世界中の火山に爆薬を仕掛けて噴火させよう!」というもの
しかし前回似たような強攻策をとり失敗しているため
父親はさすがに今回は上司に意見するが結局押し切られて計画は実行される

その結果、世界は厚い雲に覆われてしまい大変な事になる
ニュースでは「この雲が晴れるのは一万年後でしょう。明日の天気も変わらず・・・」
と流れさすがにまずいと思った父親は上司に電話をするが
「何言ってるんだ!わが社の暖房器具は今大変な売り上げなんだぞ!
 それに毛布なんかも品切れで早く増産体制を整えないといけないんだ!」
とすっかりお金の亡者と化していた

これについて目が覚めた父親は家族へ謝罪するが時すでに遅し
どんどん気温が下がり雨ではなく雪が降りだして全く止む気配はない
家族も不安になってくる「引っ越しは出来ないの?」「ここしかいる場所はないんだ」
「家族はずっと一緒よ」「そうさ、お前たちとはずっと一緒だ」
「大丈夫さ、恐竜は1億年以上も栄えてきたんだ。いなくなるなんて事はないさ。」
その声をベースに積りつづける雪の風景からフェードアウトし最終回

多分このまま恐竜が絶滅したって事なんだろうなと思う
それまで色々無茶あってもコメディだから乗り越えてきたはずだったのに
最終回でいきなりこれだったので子供心にすごくショックだった

関連記事 一覧

-後味の悪い話

© 2021 サンブログ