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180: 本当にあった怖い名無し 2017/07/01(土) 09:38:41.23ID:cNX7kg0X0
知り合いから聞いた話
あるところに仲睦まじい老夫婦がいた
幸せに暮らしていたのだが、おばあさんの方が認知症になってしまった
おじいさんは甲斐甲斐しく世話をしていたのだが、症状は進んでいた
ある日、おばあさんはいきなり叫び声をあげた
「私はこの人と結婚なんかしたくなかった!他に愛していた人がいたのに!」と・・・
この二人は親の言いつけで半ば強引に結婚させられていた
しかも、おばあさんには当時結婚を約束していた恋人がいたのだが、地本の権力者であった父親によって無理矢理引き離された
悲しみ嫌がるおばあさんをおじいさんはそれでも優しく接し、長い時をかけて少しずつ愛し合うようになった
しかし、認知症でその時の記憶や感情が一気に爆発したのだ
毎日おじいさんを口汚くののしり、暴れ回った
それでもおじいさんは世話を続けたのだが、おばあさんは亡くなるまでおじいさんを憎み、
死の間際に恋人に会いたいとつぶやいていた
ちなみにその恋人は地元では評判の良くない男で、手切れ金を渡されると嬉々としておばあさんと別れていたのだった
181: 本当にあった怖い名無し 2017/07/01(土) 12:07:47.64ID:DcgI1TzAH
>>180
うむこれは後味悪い話だ
もし、おばあさんが当時は恋人の不誠実さを知って後から嫌いになって
おじいさんの事を多少は愛するようになっていたとしても、
認知症で「恋人の本性をまだ知らずに他の男と結婚させられそうなところ」まで
記憶が戻ってしまっていたら、現代の認知症治療ではどうすることもできないし
ただそれまでは必ずしも変わらぬ愛を秘めて我慢してたわけじゃないんじゃないかな
今時有力者が強い権力持ってるような地域は間違いなく狭い社会だから
長年お互いに同じ地域に住んでいたら恋人の心変わりに何十年も気づかないわけないし
182: 本当にあった怖い名無し 2017/07/01(土) 12:19:20.60ID:z3EiU6kB0
>>142
なるほど…鋭い指摘だと思う
全面的に同意