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924: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/10/09(日) 07:27:07.70 ID:JVRpjFxx0
手塚治虫の短編
主人公の青年は友人達と海に行くが、主人公だけは泳がずに海を眺めている
友人達が理由を問うと、主人公は自分の少年時代を語る
主人公は幼い頃にある少女に恋をしていた
しかしその少女は「自分が好きな物を自分の体内に取り込んで同化する」という奇妙な体質の持主だった
いつしか二人は相思相愛になるが、少女は主人公を取り込んでしまうことを怖れて触れようとしない
そのことを悲観した少女は「海が好き」と言い、主人公の制止を無視して海に入っていく
最後に主人公は友人達に「彼女は海と同化した。僕が海に入れば、きっと海に同化されるだろう」と言う
友人達はその話をホラ話として笑い飛ばして去って行く
主人公はただ蹲って海を眺め続ける
926: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/10/09(日) 09:22:41.99 ID:YogcT5uI0
>>924
「グロテスクへの招待」だっけ。
後味悪いというより切ない話のような。
925: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/10/09(日) 08:45:58.71 ID:xWr7KTw6O
なんか俺の後味感覚はズレてるんだろうな
まったく後味悪く感じない…