世にも奇妙な物語

【世にも奇妙な物語】出られない

電話ボックスに閉じ込められた女は助けを求めるが田舎道なのでなかなか人がとおらない。テレホンカードも使えず、110番にもつながらない。

小銭はさっきジュースを買うのに使ってしまった。途方にくれているが、ふと、道端に10円玉が落ちていることに気が付く。電話ボックスのスキマから手を伸ばすが後少しで届かない。そこに4歳くらいの男の子が現れて、落ちている10円玉をじっと眺める。女はその十円を渡してくれるように頼むが少年は黙ったままだ。

そこにアイスキャンディーを売る声が聞こえる。その声に惹かれる少年に、女は「10円じゃ買えないでしょ」というが、少年の手には既に10円玉が二枚握られている。アイスキャンディーは30円だ。少年はアイス売りの方へ走っていく。

高校の野球部員達や、トラクターに乗った農家の人(神部浩さん)などが通りかかるが、誰も閉じ込められていることに気づいてくれない。容赦無く照りつける直射日光。暑さの中時間だけが過ぎて行く、、、。やがて夜。やっと恋人(豊原浩輔)が迎えに来てくれる。あれほど押しても引いても開かなかった扉(?)が
恋人が開けたら簡単に開いた。(外側からだと開くらしい)でも結局、今度は二人一緒に閉じ込められてしまう。最後に再び主人公の叫び。「だから田舎って嫌いよー!」

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